昨日は株高によるリスクテークで、もっとクロス円が上がりそうな気配がした。ユーロ円が130円台の中盤だったが、131円台のミドルまでは上がってもおかしくなさそう。そう思って私は東京時間の午後から130.61で買ってみた。アゲインストになったら損切りしないといけないが、130.50を割れてきてから考えよう。
そう思って見ていたら、ユーロ円はまったく上がらず、あっさりとストップラインを割り込んできた。確かに欧州株なんかも利食い売り先行で、形としてはリスクオフ。私としてもまた買えばいいやとい考えて、いったんは撤退することに決めた。
結局のところ、ドイツ株は史上最高値をつけにいくほどの強さを見せた。米国株もそうしたリスク許容度の増大で、簡単に過去最高値を記録した。ユーロ円も上がるには上がったが、131円台には到達しなかった。
今晩から米企業決算が本格化する。今日は金融大手のJPモルガンとGSだ。ワクチン接種が進む中での業績急回復を期待しての株高が継続している。それが結果が徐々に現われることに成って、どのような変遷をたどっていくのか、要ウオッチである。
アメリカの企業決算の場合、注目すべき尺度はEPSとなる。つまり企業の純利益だ。これが想定されているとおりに伸びていないとなると、株価の買われ過ぎ感が強まって、株売り圧力につながる。
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