先週の金曜日は、7月も最終日。前半はユーロ円のショートで苦しい思いをしたが、後半はドル円のショートで攻めていた。このドル円が走ってくれれば7月は苦労も報われて、しっかりと利益を残せるだが…。87円ちょうどを割り込みそうなとこでショートを作ったのだが、ロスカット(@87.30)も近いし、いつポジションがなくなっても不思議ではない状況なのでヒヤヒヤしながら相場とにらめっこしていた。
東京時間は86円台の中盤での攻防が続き、欧州時間ではいよいよ今年の債や値のレベルに迫った。ほんの5ポイントほども安値を更新するのだが、さすがに夜の指標を見たいということで利食いの買い戻しも入り、85円台はお預けとなった。
そして注目のアメリカのGDPの発表を迎えた。世の中の人よりも遅れて作ったドル円のショートであるだけに、コストはそれほど良くない。しかしすでに1円弱は取れている。月末なのであまり余分なリスクは取りたくない。私としてはGDPの発表後のプライスアクションがあまり芳しくなかったら、即座にクローズしてしまおうと心に決めていた。そうして結果が出てみると、リスク回避の方向へ動くこととなった。
私は買い戻し態勢に入っているので値動きを注視するだけで精いっぱい。どのくらいの悪い数字が出たのかは見るヒマもなかった。グローベックスでの米国株は下げ幅を拡大し、ちょっと遅れてドル円も下がり出した。後から考えるとほんの4、5分のことだったが、私にはすごく長く感じられた。96.00を挟んで下にもいかず、上にもリバンドせずである。ユーロドルの上げ、すなわちドルの売りが1.3050あたりで一服したので、これ以上粘っても仕方がないかと思い、私は86.11で買い戻した。また上がってきたら様子見しながら売りこめばいい。
あとになってGDPの数字を確認すると、プラス2.4%だった。ほぼ予想通りではないか。それでも個人消費の部分がとても低調だったのに加えて、過去3年分のデータが下方修正されたりなどしていたためだろう。しかしCAPM7月の結果は予想よりも良かったために米国株が切り返してきたが、ドル円の戻りは限定的だった。
今週は後半に雇用統計をはじめとして、重要な指標が連なっている。夏休みシーズンなので相場も夏枯れしてしまっているが、ドル円の86円台はもうちょっと緊張感があってもよさそうなレベルのはずだ。そもそも去年の11月にドバイショックの頃に84円台まで突っ込んだ後、当時の管財務相が円安を牽制(けんせい)する発言があった水準よりもはるかに下にいるうえに、当の本人は日本の首相だ。実弾介入などとてもできそうにないと思われているのだろう。
今晩はISMの景況感待ちになっている。相場のほうもテクニカルムーヴに左右されそうだ。しかし米ドルの金利が激しく下がってきていて、ドル保有の魅力の薄れが意識されはじめるだろうし、私としてはドル円のフレッシュゾーンでの突っ込み売りも覚悟のうえで、またドル円の売りを仕掛けたいと考えている。
日本時間 19時20分
今晩はISMの景況感待ちになっている。相場のほうもテクニカルムーヴに左右されそうだ。しかし米ドルの金利が激しく下がってきていて、ドル保有の魅力の薄れが意識されはじめるだろうし、私としてはドル円のフレッシュゾーンでの突っ込み売りも覚悟のうえで、またドル円の売りを仕掛けたいと考えている。
日本時間 19時20分
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開! | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時) |
0.3pips原則固定 (9-27時) |
1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼ |
|||
【総合2位】 SBI FXトレード | |||
SBI FXトレードの主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.18銭 | 0.3pips | 1通貨 | 34ペア |
【SBI FXトレードのおすすめポイント】 すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。 |
|||
【SBI FXトレードの関連記事】 ■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼SBI FXトレード▼ |
|||
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 | |||
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり) |
0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり) |
1000通貨 | 30ペア |
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】 業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。 |
|||
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】 ■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼ |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)