「そういうやり方のほうがストップ注文も適切なレートに入れやすいですからね。狭い幅でロスカットができます」
ちなみにEURO SELLERさんは自分で適宜判断して行う「裁量トレード」では、ドル/円、ユーロ/ドル、ドル/スイスフランをトレードしているという。
また、完全自動で「システムトレード」している通貨ペアはポンド/円、ポンド/ドルとのことだ。
なぜ、ポンドが入った通貨ペアはシステムトレードでやっているのか?
「ポンド/円、ポンド/ドルは動きがダイナミックなんですよ。自分で予想して『ここまで下がるだろう』と思ったところのさらに倍ぐらいは平気で下がりますからね。だから、システムトレードに任せて、勝手にポジションをとったほうが楽なんです。
ポンド/円、ポンド/ドルは1時間足を使ったシステムでやっていて、3日以内に決済しています。日足でも検証してみたんですが、これは成績が良くなかったですね」
(「FXブロガー・EURO SELLERさんに聞く(3) ~ドル/円はこれからどうなる?~」へつづく)
(ザイFX!編集部・井口稔)
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