NY金やNY原油、NYダウにナスダックなどなど、今までは取引しにくかった世界中のさまざまな指数などが取引できて、個人トレーダーの間で注目を集めつつある
CFD。
今回はCFDで大きな利益を上げたCFDトレーダーの三空さんに、ザイFX!の
「今日の為替はこれで動く!」でもおなじみのFXトレーダー・羊飼い氏がインタビューした特別企画をお届けする。(ザイFX!編集部)
この文章は
羊飼いのFXブログの羊飼いが書いている。
羊飼いは今でも時間を見つけてはFXやCFDのセミナーに参加しているのだ。
11月上旬、都内某所でのCFDセミナー会場。
そこで、たまたま会ったのが
ザイFX!の編集者のネコ井口さん。
「セミナーの後、三空さんにお会いする予定なんです」という話の流れで、同席させてもらうことになった。
三空さんといえばとれまがでCFDブログも書いているCFDの第1人者。
そんなキッカケで生まれたのが今回のインタビュー企画。
FXの羊飼いが、CFDの三空さんにインタビューする!!
『羊飼いブログ』と
『ザイFX!』、さらには
『三空さん本人のブログ』の3媒体による共同企画。3つのサイトを巡りながら読んでほしい。
3媒体共同企画
■CFDで最大4000万円儲けた三空さんに羊飼いが聞いたCFD取引の極意
第1章▼羊飼いが三空さんに会った! CFDのココがスゴい! (ザイFX!)
第2章▼三空さんのデスクトップを公開&CFDの現況を突撃(三空ブログ)
第3章▼三空さんの取引手法とは!?&初心者のためのCFD比較(羊飼いブログ)
★第1章 羊飼いが三空さんに会った! CFDのココがスゴい!
こんにちは!羊飼いデス。
CFD関連の企画で三空さんに会いました。
三空さんと言えば、CFDトレードで有名です。
せっかくの機会なので、いろいろと聞いちゃいましたヨ。
三空さんは、以前から日本株をバリバリやっていたトレーダーで、
60万円で日本株のデイトレードを始め、約5年で最大2億5000万円まで増やした強者。
その関係で以前から日本の株式市場に大きく影響を与えるアメリカの株式市場を見ていたという。
他の金融市場に比べてNYダウの動きが単純なことから、NYダウを直接やれば儲かるのでは? と考えたのは自然な流れ。
実際に2006年頃からは、某証券会社でNYダウ先物の取引を始める。当然のごとく(!?)取引コストなどの条件は不利だったが、その頃はまだ日本株で儲けることができていたため、あまり気にしていなかった。
■株のデイトレで儲け、資産が2億5000万円を超えた!
しかし、2007年の年末頃に2億5000万円を超えるまでになった三空さんの資産も、地合いの急速な悪化により頭打ち。2008年上半期には勝てなくなった。
そして、さらに仕事の関係で株の取引をやめなければいけなくなったのだ。ちょうどそんな状況の時に知ったのが、日本でのCFDサービスの開始だった。
いち早くサービスを開始したCMCマーケッツジャパンに口座開設。
最初は「なんじゃこりゃ」状態だったが、「NYダウができる! 金もできる! こんないいものはない」と感動。資金500万円を投入し、本格的にスタートする。
残念ながら、原油は取引のサービス開始が遅れたために、例の史上最高値である147ドルからの猛烈な下げ相場には乗れなかったが、金ではそこそこ儲けることができた。
そして、あの運命の日。
2008年9月のリーマン・ブラザーズの破綻。
歴史的な下落劇を演じるNYダウで三空さんが得意とするブレイクアウトの手法が面白いように通じた。
下げ相場は約1カ月続き、その1カ月間、デイトレで800万円を4500万円に増やすことに成功。「あの流れがもう1カ月続けば、2億はいけた」と語る。
ボラティリティが高くて、それがある程度続く相場が得意だという三空さん。その後は、レンジ相場となり、大きくは勝てなくなった。
そして、口座に500万円だけ残し、儲けたお金は出金して、再スタート。
最近では、
GSユアサ(証券コード:6674)の個別株CFDで、1週間に1000万円以上儲けたと、取引履歴を見せてくれた。
「CFDは相場のボラティリティを最大限利用できる上に、対象銘柄が非常に多いので、株だけやFXだけをやるよりも断然チャンスに出会いやすい」と三空さん。
■CFDのココがスゴい!?
4カ月で投資資金を9倍にしたという三空さんに、
「CFDのココがスゴい!!」
というポイントを聞いてみた。
ご存じのとおり、FXもCFDの一部なんです。だから、
CFDはFXでの経験が最大限に生かせる金融商品と言えます。
個別株や株価指数、そして金や原油といった商品までを1つの口座で取引・管理することが可能です。日本の株はもちろん、中国の企業やみんなが知っているグーグルなどにも直接投資することができます。
一番いいのはコストの面ですね。
取引コストが安く、レバレッジをかけることができるため、これらの銘柄をデイトレなどの超短期で売買し、収益をあげることが可能なのです。
また、
簡単に売りから入れる点も魅力です。
下落相場は上げ相場の何倍もの速さとなるのが通常で、ボラティリティが高くなる場面での収益化が可能です。
現在のような日本株が元気のない時でも複数の選択肢があり、収益機会を逃しません。
また、株だと相手がいないと取引が成立しませんが、CFDだとその取扱会社との相対取引になるので、いつも取引を成立させることができるのも非常に有利な点です。
■世界のど真ん中の市場で勝負できる!
あとは、やはり
24時間取引できるのがいいですね。
日本の株式市場が夜間取引に対応しつつあるといっても、まだまだ利便性が悪い。CFDであれば、日本の夜中や早朝でも日経225を売買することができます。
CFDであれば、NYダウや原油、金など、
世界中に影響を与えるど真ん中の市場で勝負できます。
最近は私もFXをやるのですが、為替相場がNYダウや金の動向に影響を受けやすい地合いが続いています。あえて為替だけに注力するのも一つの方法とは思いますが、これだけ連動性が出ているのだからFXだけではもったいない。
NYダウや金を直接取引した方がいい時もあるはずです。CFDならそういった時でも躊躇なく取引することができます。
個人的には、
レンジの中で逆張りをするのであればFX、トレンドに乗るのであれば株や商品だと思っています。
CFDの口座を持っていれば、その両方を取引することができます。
注意※この記事は3媒体連動企画の【
第1章】です。
他の章も読むには以下のメニューから記事に飛んでくださいネ。
3媒体共同企画
■CFDで最大4000万円儲けた三空さんに羊飼いが聞いたCFD取引の極意
第1章▼羊飼いが三空さんに会った! CFDのココがスゴい! (ザイFX!)
第2章▼三空さんのデスクトップを公開&CFDの現況を突撃(三空ブログ)
第3章▼三空さんの取引手法とは!?&初心者のためのCFD比較(羊飼いブログ)
★【CFD業者比較】初心者だからこそベストな業者を選びたい!
第3章で、三空さんに聞いた話を元に、
CFDサービスを取り扱っている全業者をピックアップして比較してみた結果が↓↓の比較表。
初心者だからこそ、最高の条件のCFD業者を選びたい。
そこで、取り扱い銘柄数が100種類以上のサービスに絞ると以下の業者が浮かび上がった。
CFD比較 |
取り扱い
銘柄数 |
信託
管理 |
初回
入金 |
レバ
レッジ |
電話
サポート |
株式
CFD
手数料 |
株価
指数
CFD |
業種別
指数
CFD |
商品
CFD |
債券
CFD |
CMCマーケッツ
ジャパン |
約
3500銘柄 |
分別
管理 |
10万円 |
100倍 |
24時間 |
0.063% |
○ |
○ |
○ |
○ |
FXオンライン
ジャパン |
約
6500銘柄 |
完全
信託 |
0円 |
100倍 |
24時間 |
0.105% |
○ |
× |
○ |
○ |
DMM.com証券 |
約
4000銘柄 |
完全
信託 |
0円 |
40倍 |
8:30~
22:00 |
0.100% |
○ |
× |
× |
○ |
ひまわり証券 |
約
5000銘柄 |
分別
保管 |
10万円 |
20倍 |
8:00~
18:00 |
0.050% |
○ |
× |
× |
○ |
※他の20社は取り扱い銘柄数が100種類以下のため、ここでは省略 |
CFDサービスが徐々に拡大しているのは確かなようだ。
2009年11月30日現在で24業者のサービスが存在する。
その中で、100種類以上の銘柄を扱う業者は5社のみ(※重複するシステムを省くと表の4社に)。
さらに、ここから商品CFDが取引できない業者を除くと2社に絞られる。
今回、話を聞かせてくれた三空さんが使うのはその中の
CMCマーケッツジャパンだという。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)