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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

商い薄いが米国株だけは青天井の様相、
クロス円も強いままだがドル円上値は重そう

2021年12月30日(木)14:23公開 (2021年12月30日(木)14:23更新)
持田有紀子

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 昨日は米国株のうち、ダウ平均も史上最高値を更新してきた。今年ももうすぐ終わりに迫らんとしているのに、米国株だけは青天井の様相を呈している。1980年台後半の日本株の状態と似通ってきた。しかし2000年の頃のITバブル期と異なるのは、株価が高くなっても、その高くなり方が無茶苦茶ではないということだ。

 当時は株式分割があっても、その当日にまた同じ株価でやっているなど、理論では説明のつかない値付けがよく見られたものだ。それが今回の株価ラリーではあまり見受けられない。それだけ緩和マネーが投資に不必要なまでに流れ込んでいるということなのか。

 昨日はコロナ感染者数が世界ベースで130万人を越えてきて、米国内だけでも26万人。ともに過去最高である。それでもリスク市場に取っては積極的な悪材料とはとられなかった。また中国恒大グループが29日分の償還予定のクーポン利払いが行われなかった。それでもリスク回避は起こらなかった。市場参加者が少ないからと言ってしまえばそれまでだが、楽観的な方向に傾きすぎているようにも見える。

 リスクに敏感とされるクロス円も展開となった。ユーロ円は連日で前日の高値を追い越してきており、昨日は130.55まで上昇した。ドル円もスピードは遅いものの、115円台に到達している。

 さて今日は日本も大納会が終わって、いよいよ市場参加者が少なくなってくる。ドル円は今年の最高値の近くまで上がってきて、本来ならば緊張を強いられるところなのだが、上値サイドにはかなりの量のオファーも出てきており、正月休みの間にいきなり117円台になっているということはなさそうだ。


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