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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

休みの間の上昇分は吐き出した米国株、
やはりタカ派発言に反応でドル買い続行か

2022年06月01日(水)15:09公開 (2022年06月01日(水)15:09更新)
持田有紀子

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 FRBの理事の一人が「インフレが収まるまで50ベーシスずつの利上げ」を主張した。インフレがおさまるというのは、インフレ目標の2%を下回ることである。これまでアッパーサイドの目標であったものが、正準化したものと言える。

 インフレを押さえ込むまで利上げを繰り返すと言うのであれば、短期金利が最低でも4~5%レベルにまで上がってこないと反応しないだろう。9月利上げの見送りはとんでもないと言うことになった。それでドルの短期金利は上昇に向かい、動きは小さいものの長期金利もそれに追随した。

 そのおかげでドル相場も強ぶくんだ。127円台で安定推移していたドル円も、128円台に乗せてきてなおもステーブル。129円台の手前まで持ち上がった。私はユーロドルを売り持ちにしていたので、1.06台にまで押し込まれてヤレヤレ。ユーロドルの下げはドル円の上げほどの破壊力はなかった。

 一緒にユーロ円も買われていたので、ユーロドルはカバーベースで買いが入る。なかなか落ちないどころか、すぐに1.07台にまで戻してきた。そのため私もユーロ・ショートを買い戻さねばならないことになった。心情的にはもっと持っていたいところなのだが、利食いはいいことだと割り切ってポジションを手じまう。また売ればいいのである。

 月曜日はアメリカが休みであったが、グローベックスでは半日営業といえどもやっていた。月曜日に大きく上げていた米国株も、そのゲインのすべてを吐き出すこととなった。9月緩和の期待が剥げ落ちたからだが、それでも米国株は下げ基調にはいたっていない。まだ下げ足りないのである。

 今日になって日本株が存外に強いので、ドル円も129円台に乗せてきた。ここまで来ると再びドルブルが増え、ドル高調整を言ってきた向きは引っ込むことになるだろう。スタンスは変わらず、ドルの買い場探しである。ユーロドルも1.07台のうちに売っておきたい。


日本時間 15時00分

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