ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

西原宏一_メルマガ取材記事
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

いつものパターンでクロス円は全面高、
黒田豹変リスクなさそうで円売りに安心感

2022年06月22日(水)15:26公開 (2022年06月22日(水)15:26更新)
持田有紀子

今井雅人は資金5倍トレード達成!米ドル/円の攻めトレードが成功したのには理由があった!

 月曜日に日経先物は25450円まで差し込んだのに、火曜日のマーケットでは26485円まで吹き返した。いつものことだが、アメリカが休みで動く要因がない隙をうかがってのショートカバー先行である。日経先物で1000円も値上がってしまうには、根拠が乏しすぎるからである。それにともなって米国株もアジア株の落ち着きとしょうして値上がったというところであろう。

 そもそも今年の3月からの下げ過程では、新安値をつけにいくたびにS&P先物ベースで2000ポイント級のショートカバーが見られる。それだけ安いところは拾っておこうという買い意欲が強いことの表れでもあろう。 

 東京クローズから欧州時間にかけて、クロス円の買い上げがきつくなった。株価の上昇がマーケットのリスク許容度を上げているものと見られる。ユーロ円は142円ちょうど辺りから144円ちょうど近くまで押し目なく上がってしまい、その間にドル円も136円台に乗せてきた。ドル円でフレッシュな高値を見せつけられても、あまりマーケットでは驚きの様子はない。

 また利食い売りを急ぐ様子もない。やはり日米の金融当局者のスタンスの違いが決定的だからであろう。日本円を売っておくことに妙な安心感はある。参院選を前にしてもっと政治的な動きが出てくるかとも思われ、パウエル議長のように黒田総裁も態度を豹変させるリスクを意識させられてきたが、どうやらそれもなさそうだ。

 次なる目標はユーロ円の先日につけた戻し高値である144.25が短期的なターゲットにもなっているし、テクニカル的なレジスタンスにもなっている。最近の傾向として、東京時間ではドル円は上がらない。むしろ下がっている。上がるのは海外時間だ。そこでドル円のロング攻めは夕方から仕掛けるのが良いと思う。今晩も大きなイベントはパウエル議長の議会証言くらいだし、そうしたパターン通りに動くのではないか。

日本時間 15時00分

FX会社徹底比較 キャンペーンで比べる 初心者にやさしい 1000通貨取引可能 10種類の項目で比較 取引コスト スワップポイント 通貨ペア レバレッジ 為替ニュース 入出金サービス 注文機能・システム モバイル対応 ロスカット・メール機能 会社の信頼性
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
経済指標速報記事 jfx記事 トレーディングビュー記事
経済指標速報記事 jfx記事 トレーディングビュー記事
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る