昨日は市場全体が狭いレンジに終始した。大きなイベントもなかったし、週末に大変動が起こったわけでもないからだ。ウクライナの東部が占領されたということになったが、これもあらかた織り込み済みである。臨時にわかに反転攻勢はできないものである。
ドル金利の変動も小規模なものにとどまった。行きすぎたドル金利の先高感の調整作業は、一応の一服感を得たようだ。株価も為替相場も中途半端なところまで戻してきて、次のステージ展開を待っている状態だ。
ドル円はコアレンジが動かないとはいえ、いつものパターン通りに動いた。アジア時間では下げて、欧州時間から上げ始めるというもの。わずかなポイント幅しか取れなかったが、私もそうした流れに合わせて労力少なくして利益を計上することができた。ユーロドルが途中で1.06台に乗せてきたので、ちょっとイヤな感じをかもしたが、ユーロの上値は重たかったようである。
今週は上半期の終了時期とも重なり、いろいろなポートフォリオのリバランスが伴う。それは機械的なフローであって、マーケットのファンダメンタルズに沿ったものではないときもある。それゆえにトリッキーな動きが出てくるときもあるので、それには注意を払わないといけないだろう。
日本時間 15時00分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)