金曜日のマーケットでは、もはや様子見の姿勢が強まっていた。今週のFOMCと日銀会合が開かれるからだ。ドル円もユーロドルも狭いレンジに固まり、米国株は安値圏で張り付き、そしてドル金利は高水準で張り付いていた。とくにドルの短期金利は次回会合で100ベーシスの利上げの可能性も高まってきた。
問題は日銀の方である。いよいよ政府側は円安を良くないとするスタンスを強めている。それと整合性を取れる金融政策を打ち出せるかどうかである。最低でも文言のマイナーチェンジが求められある。それがどこまで踏み込めるのか。金融政策それ自体は変わらないにしても、官僚作文がマーケットを動かす良い例となろう。
今日は日本がお休み。英国もエリザベス女王の国葬で休場だし、動意に欠けそう。
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