本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』と『明日に米国の雇用統計の発表を控える点』、そして『明日に日銀金融政策発表を控える点』にあり。
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3月9日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・次期日銀正副総裁候補の同意人事案採決(衆院で13時、参院は10日を予定) ・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日に3年債→8日に10年債→9日に30年債) ・10日(金)→日本の金融政策の発表(黒田総裁最後)、米国の雇用統計の発表 ・来週→欧州の金融政策の発表、米国の消費者物価指数の発表、米国の小売売上高の発表、米国の生産者物価指数の発表などを控える(再来週にはFOMC) |
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08:50 |
日)第4四半期GDP【二次速報】 [前期比/前期比年率] |
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+0.2% | +0.2% | ||||||||||
+0.8% | +0.6% | |||||||||||||
↑・名目GDP【一次速報】 | +1.3% | +1.3% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【一次速報】 | +1.1% | +1.1% | ||||||||||||
09:01 | 英)RICS住宅価格 |
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-49% | -47% | ||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 |
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+1.9% | +2.1% | ||||||||||
中)生産者物価指数 |
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-1.3% | -0.8% | |||||||||||
21:30 | 米)チャレンジャー人員削減予定数 |
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- | +440.0% | ||||||||||
22:30 | 米)新規失業保険申請件数 |
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19.5万件 | 19.0万件 | ||||||||||
24:00 | 米)バーFRB副議長の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
24:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 |
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- | -81 | ||||||||||
27:00 | 米)30年債入札 |
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180億ドル | |||||||||||
27:30 | 加)ロジャースBOC上級副総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
翌 06:30 |
NZ)製造業PMI |
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- | 50.8 | ||||||||||
翌 06:45 |
NZ)第4四半期製造業売上高 |
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- | +5.1% | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・24時00分:米)バーFRB副議長の発言(投票権あり)
・27時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・08時50分:日)第4四半期GDP【二次速報】
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・13時00分:日)次期日銀正副総裁候補同意人事案採決(衆院、参院は10日)
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・次期日銀正副総裁候補の同意人事案採決(衆院で13時、参院は10日を予定)
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日に3年債→8日に10年債→9日に30年債)
・10日(金)→日本の金融政策の発表(黒田総裁最後)、米国の雇用統計の発表
・来週→欧州の金融政策の発表、米国の消費者物価指数の発表、米国の小売売上高の発表、米国の生産者物価指数の発表などを控える(再来週にはFOMC)
・主要国金融政策発表→今週はオーストラリア(7日)日本(10日)カナダ(8日)の金融政策の発表を予定(議事録の公表はなし)
・米国の国債利回りの動向
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は雇用統計がメイン)
・金融当局者や要人による発言(次期日銀正副総裁やFRB高官の発言に大きな注目が集まる、今週は7日・8日にFRB議長の半期に一度の議会証言→10日には黒田日銀総裁最後の記者会見)
・日本の金融政策への思惑(次期日銀総裁の方針や金融緩和政策の再修正・撤廃などに大きな注目が集まる、今週・10日に黒田総裁は最後の金融政策の発表&記者会見を予定)
・米国の金融政策への思惑(再来週・3月22日に次回の金融政策の発表を予定)
・次期日銀総裁・副総裁の方針など(所信聴取を消化、今週の日銀金融政策会合で黒田総裁は最後)
・米ドルと日本円、ユーロの方向性
・米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
・欧州の金融政策への思惑(来週・3月16日に次回の金融政策の発表を予定)
・バイデン米大統領の発言
・金融市場のリスク許容度
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・ウクライナ情勢(地政学リスク)
などが重要となる。
★★★
本日は、次期日銀正副総裁候補同意人事案採決(衆院、参院は10日)が行われる。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、バーFRB副議長の発言(投票権あり)と30年債の入札が予定されている。
また、明日・10日には日本の金融政策の発表(黒田総裁最後)と米国の雇用統計の発表を控える。
今週の為替相場は、パウエルFRB議長・半期に一度の議会証言でのタカ派な発言内容を受けて、米ドル買いの流れが加速。ドル円は大きく上昇し、ユーロドルは大きめに下落したが、昨日は一転米ドル売りの流れが優勢になった後に米ドルが買い戻されて行って来いとなった他、日本円が大きく上下して、結局はドル円が137円前半で、ユーロドルが1.05半ばでNYクローズを迎えている。
本日は、主要な株式市場及び米国債利回りの動向、明日に米国の雇用統計の発表を控える点、明日に日銀金融政策発表を控える点が重要となる。
その他、日本の金融政策への思惑、米国の金融政策への思惑、次回FOMCに向けた米ドルの方向性、FRB高官の発言、米国のインフレ動向、次期日銀総裁・副総裁の方針、欧州の金融政策への思惑などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・24時00分:米)バーFRB副議長の発言(投票権あり)
・27時00分:米)30年債入札
→FRB議長の半期に一度の議会証言を受けて米ドル買いの流れが加速したが、昨日はリセッション懸念を理由に一時米ドル売りの流れが優勢となった
明日・週末には、米国の雇用統計の発表、黒田総裁最後の日銀金融政策決定会合を控える
引き続き、次回FOMCに向けた流れがキモ
基本的には米ドル買い方向に追随で考えている
■3月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼主要国金融政策発表→今週はオーストラリア(7日)日本(10日)カナダ(8日)の金融政策の発表を予定(議事録の公表はなし)
▼FRB議長の半期に一度の議会証言(7日に上院委員会→8日に下院委員会)
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日に3年債→8日に10年債→9日に30年債)
▼7日(火)→オーストラリアの金融政策の発表、パウエルFRB議長・半期に一度の議会証言(7日8日開催、7日は上院委員会)
▼8日(水)→カナダの金融政策の発表、米国のADP雇用統計の発表、米国のJOLTS求人の発表、パウエルFRB議長・半期に一度の議会証言(7日8日開催、8日は下院委員会)
▼10日(金)→日本の金融政策の発表(黒田総裁最後)、米国の雇用統計の発表
▼来週→欧州の金融政策の発表、米国の消費者物価指数の発表、米国の小売売上高の発表、米国の生産者物価指数の発表などを控える(再来週にはFOMC)
▼米国の国債利回りの動向
▼主要な株式市場(米国中心)の動向
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は雇用統計がメイン)
▼金融当局者や要人による発言(次期日銀正副総裁やFRB高官の発言に大きな注目が集まる、今週は7日・8日にFRB議長の半期に一度の議会証言→10日には黒田日銀総裁最後の記者会見)
▼日本の金融政策への思惑(次期日銀総裁の方針や金融緩和政策の再修正・撤廃などに大きな注目が集まる、今週・10日に黒田総裁は最後の金融政策の発表&記者会見を予定)
▼米国の金融政策への思惑(再来週・3月22日に次回の金融政策の発表を予定)
▼次期日銀総裁・副総裁の方針など(所信聴取を消化、今週の日銀金融政策決定会合で黒田総裁は最後)
▼米ドルと日本円、ユーロの方向性
▼米国のインフレの動向(経済指標や要人発言などで今後への思惑高まる)
▼欧州の金融政策への思惑(来週・3月16日に次回の金融政策の発表を予定)
▼バイデン米大統領の発言
▼金融市場のリスク許容度
▼原油と金を中心とした商品市場の動向
▼中国のゼロコロナ政策
▼ウクライナ情勢(地政学リスク)
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