週末にOPECプラスで150万バレルの日産量の減産を公表した。あくまで自主的だと言うことだが、なかにはサウジ分の50万バレルも含まれている。産油国としての立場は理解できる。ここ数ヶ月での原油価格の下落が引き金なのだろう。また輸出規制を受けているロシアの意向もかなり働いているものと見える。
そこで問題になるのはアメリカの姿勢だ。かなりの国内からの人権はなどからの反対を振り切って、石油のためにサウジまで訪問したというのに、これでは面当てのようなものである。ガソリン価格の高騰時にはベネズエラへの制裁を緩和するという話しも出ていたが、バイデン政権はいつも表看板の綺麗ごとに、どこか姑息さがいつもつきまとう。
ともかく放っておくとサウジとの外交関係はますます悪くなり、ロシアを支援する側の国々も増えてくることになりそうだ。それが世界秩序の混迷の度合いを増し、マーケットにも悪影響を及ぼすことになりそうだ。
そうしたこともあって注目された週明けの原油価格は80ドル台にジャンプアップして始まった。原油相場の上昇はリスクオンにつながる。ドル金利の低下にもかかわらず、ドル円ユーロ円は押し目の浅い展開となった。ニューヨーク時間になってからドル売りの流れも明確になってきて、ようやくドル円も下がってきたのだが、ユーロドルが1.09台に乗せてきたのでユーロ円は高いままだった。
昨日はISM製造業が予想以下だったこともドル金利の低下につながったが、今問題になっているインフレの長期化と粘着性の要因になっているのは雇用とサービス価格である。本日より金曜日かけてアメリカの雇用データが続くので、原油も再び強含むなかドル金利の動きは要キ―プウォッチ。
日本時間 15時30分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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