金曜日はドル相場が同水準を維持しながらも、ダイナミックな動きとはならなかった。中東情勢の悪化からもうちょっと有事のドル買いのような動きが出てきそうなものだが、ドル相場の一段高とはなっていない。今年におけるドルの最高値近辺で、ドル円もユーロドルも張り付いているという感じだ。
私もそうだが、ドルロングは日に日に溜まっているようだ。下がらないドルに対してドルロングで臨む。これは相場に対する姿勢としては基本中の基本だ。都連のフォローというわけではないが、下がらないものは買うしかない。ポジションがたまっている分だけ調整もあるのだろうなと覚悟してのドルロングである。
ところで先週はアメリカの長期金利が一段高の水準まで上がるかどうかが注目されたが、まったくその反対でむしろ金利水準は低下してしまった。雇用統計が予想よりも倍以上の就業者数をはじき出したことで、それに素直に反応しないで、むしろ何か無理なデータ修正か何かのせいでたまたま大きな数字になったという解釈も成されたようだ。
次回の雇用統計では前回分の修正と言うことで、就業者数は低くカウントされるだろうという楽観的な見方が大勢を占めた。雇用データと同じくらい重要なインフレ指標も、予想を上回るものだった。これでも目を見張るような金利上昇は起こらなかった。
長期金利を低く抑える外部要因として考えられるのは、中東問題である。イスラエルのガザ侵攻が現実味を帯びてきて、それが資金の質への逃避を促している側面もある。しかしこれとても反応するならば、もっと激しく低下していいはずだ。もうウクライナ紛争で武力衝突には慣れっこになっているので、敏感に動けないのかもしれない。
日本時間 15時00分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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