週末に紛争が激化せず、地上侵攻もなかったことで、アジア時間ではリスクの巻き返しが起こった。週末でリスク回避の株売り・債券買いをしておいたポジションの巻き返しである。その過程で出てきた米国債の売りによって米長期金利は上昇し、10年ものの利回りは5.0%を越えてきた。
しかしニューヨーク時間になると、一部の投資家が米債ショートのポジショニングは終了したと発表した。またこれ以上の米債ショート攻めは効率が悪いものとなるだろうと表明したので、マーケット全体が米長期債の買い戻しに向かった。10年利回りは一気に4.82%台まで低下して、ドル相場も軟化した。
それでもドル円は149円台をキープ。それどころか149円台のミドルも下回ってこない。その間にユーロドルが素直にドル安で反応したので、1.06台の中盤を越えてきた。これにしたがってユーロ円が160円ちょうどの目前まで買い進まれることとなった。ドルの材料なのに、結果としては円の全面安の形となっている。
今晩は欧州やアメリカの景況感が出る。中東情勢もあるので、それなりにセンチメントは悪化していると思われる。昨日の相場展開と同じく、リスク回避が強まってドル金利はいっそうの低下を見せるかもしれない。そしてドル円は下がれなくてユーロドルが1.07台に乗せてくるならば、ユーロ円も160円台に乗せてステーブルになりそうだ。
日本時間 15時10分
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
◆ザイFX!読者が選んだFX会社、総合ランキング1位はココ! | |||
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」 | |||
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック | |||
米ドル/円 スプレッド | ユーロ/米ドル スプレッド | 最低取引単位 | 通貨ペア数 |
0.2銭原則固定 | 0.4pips原則固定 | 1000通貨 | 20ペア |
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】 機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。 |
|||
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】 ■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介! |
|||
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼![]() |
|||
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
総合ランキング・トップ10、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)