日足なら、忙しい本業の合間にも、1日に数回はチャートを見ることができる
FX取引は、自分がどの時間軸で取引するかで、相場の見え方がまったく違ってきます。
特に、テクニカルを使うと、この違いがハッキリ表れます。
私のメルマガでは、副業の方向けに日足ベースの戦略をお伝えしていますが、それは、日足なら忙しい本業の合間にも、1日に数回はチャートを見ることができるだろうという考えからです。
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私の著書も、こうした視点で書いていますし、FXを始めるにはこれくらいのペースがいいのではないかと思っています。
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日足より短い時間軸では、自分が知らないうちに相場が動いていることが起きてしまう。さらに短い時間軸では、値幅が小さくなる
もし、4時間に1回はチャートを見ることができるなら、4時間足でもいいでしょうし、1時間毎に値動きを確認できるなら、1時間足でもいいと思います。
ただ、最初はどの時間が自分に合っているか、なかなか見つけにくいのではないでしょうか。
日足は誰でも対応可能でしょう。1日に1回か2回チャートをチェックして、値動きを確認するぐらいの時間はあるはずです。
しかし、4時間足となると難しくなる人もいるでしょう。
少し長い会議があったら、4時間に1回のチャートチェックはできないかもしれませんし、睡眠時間を8時間取ると、4時間足2本か3本分は寝ているうちに過ぎていきます。
つまり、日足より短い時間軸にすると、自分が知らないうちに相場が動いているということが、どうしても起こってしまうわけです。
そこで、1時間足や、より短い時間軸にして、自分がカバーできる間に取引を完結しようとすると、値幅も小さくなります。
このように、相場の値動きの仕組みは同じでも、時間軸が違うと値幅が違いますし、判断にかけられる時間も違ってきます。
当然、時間軸が短い方が値幅も小さく、素早い判断が求められます。
また、流動性も下がるので、オーバーシュートも起こりやすくなり、判断が難しくなります。
自分に合った時間軸探しが必要。PCやスマホを見てトレードすると、自分のペースを忘れたり、無理に時間軸を合わせてしまうことも
それでも、自分と相場とのペースが合っていれば、違和感なく相場を見ることができるのではないでしょうか。
このペースというのが案外重要で、人それぞれになんとなく、自分に合った物事のペースがあるものです。
例えば、仕事でも、ペースの合わない人と一緒に働くとストレスを感じるでしょうし、旅行に行っても、時間のペースが合わない人との行動は疲れたりします。
ところが、PCやスマホを見てトレードする場合、相手が人ではありません。
このため、自分のペースを忘れてしまったり、無理に時間軸に合わせてしまっているかもしれません。
日足ではうまく行くのに、1時間足にしたらうまくいかないとか、5分足は好きだけど15分は合わないとか、なんとなく自分に合う時間軸と、合わない時間軸を感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
今は、多くの人がX(旧Twitter)やYouTube、またはこのようなコラムやメルマガなどで、自分の取引や相場の考え方を発信しています。
ここでも、書き手の時間軸が重要で、自分の時間軸と合わない情報は参考になりませんし、雑音にすらなっているかもしれません。
この自分に合った時間軸探しは、自分の持つ作業ペースに関連するとてもプライベートなものなので、意識的に探してみるといいのではないでしょうか。
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