昨日はパウエル議長のIMF参加での意見発表が注目を集めていた。FOMCも終わった直後だし、その前の週にも公開で討論会で意見を開陳しているのだが、こんなに日を置かずしての講演で関心が集まってしまうのは、他に何もマーケットの材料がないからであろう。
何も変わったことを発言するはずはないのだが、マーケットでは来年の利下げを期待していた。それは去年の今頃も同様で、今年の利下げをかなり織り込んでいたものだった。そして実際に今回の講演を期待しての株高、金利低下が目に見えるように進んでいたのも事実だ。
そして発表内容は従前と同じだった。「物価安定2%まではほど遠い」とか「まだ確信が持てない」というふうに、ややタカ派寄りとも思える内容となった。「必要ならば利上げを続ける」というのは役人だから当たり前の事を言っただけである。
しかしこれに反応してそれまでに積み上げてきたポジションが巻き戻された。債券相場は下落し、長期金利は上昇。米国株もここ1週間ほどの上げ基調を完全に失った。
債券相場の下落には他にも要因があったようだ。まずは中国の商業銀行がサイバー攻撃を受けたという理由で、米国債を取引できなかったようだ。また昨日は新発10年債の流通第1日目と重なってもいた。混乱要因が重なっていたことも否めない。
ドル円とユーロ円は高値圏で張り付きのまま。外部環境が変わっていないのだから仕方がない。
日本時間 15時15分
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2023年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください |
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