本日の為替相場の焦点は、『植田日銀総裁の発言』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』にあり。
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11月21日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表(終盤) | ||||||||||||||
06:00 | 米)コリンズ:ボストン連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | |||||||||||
14:10 | 日)植田日銀総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
17:00 | 豪)ブロックRBA総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
20:00 | 英)CBI企業動向調査 |
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-25 | -27 | ||||||||||
ト)TCMB政策金利&声明発表 |
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50.00% 据え置き |
50.00% 据え置き |
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未定 | 南ア)SARB政策金利&声明発表 |
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25bp 利下げ 7.75% |
25bp 利下げ 8.00% |
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22:30 | 加)鉱工業製品価格 |
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+0.9% | -0.6% | ||||||||||
加)原料価格指数 |
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+2.5% | -3.1% | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 |
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22.0万件 | 21.7万件 | |||||||||||
米)フィラデルフィア連銀景況指数 |
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+8.0 | +10.3 | |||||||||||
22:45 | 米)ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
23:00 | 英)マンMPC委員の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
24:00 | 米)景気先行指数 |
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-0.3% | -0.5% | ||||||||||
米)中古住宅販売件数 |
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395万件 | 384万件 | |||||||||||
24:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 |
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- | +42 | ||||||||||
25:00 | 米)カンザスシティ連銀製造業活動指数 |
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-5 | -4 | ||||||||||
26:25 | 米)グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言(投票権なし) |
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要人発言 | |||||||||||
26:30 | 米)ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
翌 06:40 |
米)バーFRB副議長の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・22時45分:米)ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権あり)
・24時00分:米)景気先行指数
・24時00分:米)中古住宅販売件数
・26時30分:米)ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権あり)
に注目が集まる。
米国以外では、
・14時10分:日)植田日銀総裁の発言
・17時00分:豪)ブロックRBA総裁の発言
・20時00分:ト)TCMB政策金利&声明発表
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
に注目が集まる。
その他、
・トランプ次期大統領の方針への思惑や発言(トランプトレードの行方も)
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の金融政策への思惑(次回金融政策発表は12月18日)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言や日銀関係者の発言に注目。今週は18日と21日に植田日銀総裁の発言あり)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(22日のPMI【速報値】がメイン。比較的小粒な週)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・日本の金融政策への思惑(次回金融政策発表は12月19日)
・ウクライナ情勢やロシアの動向
・米国の主要企業の決算発表(終盤、20日の米株引け後にNVIDIAあり)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(次回金融政策発表は12月12日)
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀景況指数がメイン。
その他、景気先行指数と中古住宅販売件数も発表される。
一方、経済指標以外のイベントでは、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、18日に植田日銀総裁の発言を受けて日本円が大きく上下したほか、19日にはロシアが核兵器の使用基準を緩和した事で日本円が大きく上下した。昨日は朝から米ドル買い・日本円売り・ユーロ売りの流れが優勢も、NY市場に入って米10年債利回り低下やウクライナ情勢を受けて一時米ドル売り・日本円買いの流れが強まる場面もあった。結局、ドル円は155円半ばで、ユーロドルは1.05半ばで、NYクローズを迎えている。
本日は、植田日銀総裁の発言、主要な株式市場及び米国債利回りの動向、米ドル、日本円、ユーロの方向性、注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は小粒も)が重要となる。
その他、ウクライナ情勢やロシアの動向、トランプ次期大統領の方針への思惑や発言(トランプトレードの行方も)、米国の金融政策への思惑(先週に金融政策の発表を消化)、金融当局者や要人による発言、日本の金融政策への思惑、ユーロ圏の金融政策への思惑、原油と金を中心とした商品市場の動向などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・14時10分:日)植田日銀総裁の発言
→注目度は高く、日本円が大きく振れやすい
・17時00分:豪)ブロックRBA総裁の発言
→発言内容次第で、豪ドルが動意付きやすい
・20時00分:ト)TCMB政策金利&声明発表
→注目度それなりにあり
・時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
→注目度それなりにあり
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・22時45分:米)ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権あり)
・24時00分:米)景気先行指数
・24時00分:米)中古住宅販売件数
・26時30分:米)ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言(投票権あり)
→今週、トランプトレードが復活するのかどうかを見極めたい局面
今週の米国の経済指標の発表は比較的小粒だが、今日明日と注目に値する
ドル円での押し目狙い→回転を継続
■■特に注目すべき経済指標やイベント(今週)
※FRB高官の発言→複数あり
▼11月18日(月)
日)植田日銀総裁の発言
米)注目度の高い経済指標なし
▼11月19日(火)
豪)RBA議事録公表(11月5日開催分)
加)消費者物価指数
米)経済指標は小粒
▼11月20日(水)
英)消費者物価指数
米)注目度の高い経済指標なし
米)NVIDIAの決算
▼11月21日(木)
日)植田日銀総裁の発言
米)新規失業保険申請件数
▼11月22日(金)
日)全国消費者物価指数
独)製造業&非製造業PMI[速報値]
欧)製造業&非製造業PMI[速報値]
英)製造業&非製造業PMI[速報値]
米)製造業&非製造業PMI[速報値]
・今週、トランプトレードが復活するのかどうかを見極めたい局面
・今週の米国の経済指標の発表は比較的小粒だが、今日明日と注目に値する
・ドル円での押し目狙い→回転を継続
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