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来週のドル・円「ドル上昇は一服か、為替介入を警戒」

2026年04月24日(金)16:34公開 (2026年04月24日(金)16:23更新)
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[ドル・円]
 来週・再来週のドル・円は上昇一服か。日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定を受け、ドル買い・円売りに振れやすい。ただ、為替介入への警戒で上値は抑制されそうだ。米国とイラン停戦期間は延長されたが、和平協議は具体的な進展がみられず、ホルムズ海峡の航行を巡り不透明感が続く。中東情勢が膠着状態なら、原油相場の動向に振らされる展開が続くだろう。

 一方、4月27-28日開催の日本銀行金融政策決定会合では、政策金利の据え置きの公算。市場は6月の利上げを織り込みつつあり、今回は政策維持でも円売りは限定的とみられる。ただ、原油高の日本経済への影響を懸念した円売りは継続しそうだ。28-29日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)も政策金利の据え置きの見通し。原油高を受けインフレ圧力が意識されやすく、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針が示されればドル買い基調となるだろう。

 また、足元で発表された米経済指標は強い内容が目立ち、スタグフレーション懸念の後退によるドル買いも見込まれる。ただ、160円を上回る水準で日本の為替介入が想定され、警戒感から円売りは縮小しドルの上昇を抑える展開が続きそうだ。
【日本銀行金融政策決定会合】(27-28日開催予定)
 日本銀行は27-28日に金融政策決定会合を開催し、政策金利の据え置きを決定する見通し。ほぼ織り込み済みで、6月の政策修正が見込まれれば、円売りは限定的となりそうだ。

【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(28-29日開催予定)
 米連邦準備制度理事会(FRB)は4月28-29日、連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決定する公算。当面は政策維持が見込まれるものの、ハト派寄り政策に慎重とみられ、ドル買い要因に。

・予想レンジ:158円00銭-161円50銭

・4月27日-5月8日発表予定の経済指標予想については以下の通り。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 28日(火)決定会合の終了予定時刻は未定
・予想:政策金利の現状維持
 利上げによって原油価格の上昇を抑制することはできないが、日銀は実質金利では非常に緩和的な金融環境であることを認識している。将来的には利上げによって非常に緩和的な金融環境を変えていく方針は維持される見込み。

○(米)連邦公開市場委員会 29日(水)日本時間30日午前3時結果判明
・予想:政策金利の現状維持
 原油高の影響を総合的に判断して政策金利は当面据え置きとなる見込みだが、中東情勢が改善した場合、金利先高観は後退し、利下げ余地が生じる可能性は残されている。

○(欧)欧州中央銀行理事会 30日(木)午後9時15分発表予定
・政策金利の現状維持
 原油高によるインフレ圧力の高まりが観測されているが、理事会は今後の中東情勢について慎重に判断する必要があるため、今回は主要政策金利の据え置きが決まる可能性が高い。

○(米)4月雇用統計 8日(金)午後9時30分発表予定
・3月実績:非農業部門雇用者数+17.8万人、失業率4.3%
 3月の非農業部門雇用者数は医療従事者のストライキ終了などの影響で予想以上に増加したが、4月については教育・医療や娯楽・接客業における雇用増が3月実績を下回る見込みのため、非農業部門雇用者数の増加幅は3月実績を下回る可能性が高い。

○その他の主な経済指標の発表予定
・4月28日(火):(日)3月失業率、(米)4月CB消費者信頼感指数
・4月29日(水):カナダ中央銀行政策金利発表
・4月30日(木):(欧)ユーロ圏1-3月期域内総生産、英中央銀行政策金利発表
(米)3月コアPCE、(米)1-3月期国内総生産速報
・5月1日(金):(米)4月ISM製造業景況指数
・5月5日(火): 豪準備銀行政策金利発表、(米)3月貿易収支、(米)4月ISM非製造業景況指数
・5月6日(水):(NZ)1-3月期失業率
・5月7日(木):(豪)3月貿易収支、(欧)3月ユーロ圏小売売上高
・5月8日(金):(独)3月鉱工業生産、(米)5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報

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