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• 2013年10月21日(月)08時00分

  東京為替見通し＝様子見ムード醸成へ、材料不足の感否めず

  　　先週末のNYタイムは週末を控え、ロンドンタイムまでに進んだドル安が小幅に調整した。米量的緩和が長期化するとの観測から、ドルは重かった。米財政問題による政府機関閉鎖や、協議の最終決着に依然として不透明感を残していることが材料視されている。しかし米株価の底堅い動きを眺めドル円が下げ渋るなど、週末前の軽い調整が入った。ハト派のFRB高官から緩和継続を示唆する発言が多く聞かれたが、為替の反応は鈍かった。
  　本日の東京タイムは徐々に様子見ムードが醸成されるか。懸念されていた米財政問題については先送り感は強いものの米上・下院にて債務上限引き上げ案ならびに暫定予算案が可決し落ち着いた格好となり、市場の注目は金融政策とファンダメンタルズに回帰していくこととなる。目先は米政府閉鎖により延期されていた米9月雇用統計が22日に発表となることから注目を集めそうだが、本邦証券筋からは「今回の政府閉鎖による影響が懸念されるなかで、9月分に関しての注目度はさほど大きくはないのではないか」との見方が示され、11月8日に発表となる同10月雇用統計を目先のポイントとしてあげていた。また、10月29−30日に米連邦公開市場委員会（FOMC）を控え、金融政策への回帰といってもブラックアウト期間にともない米連邦準備制度理事会（FRB）要人の発言が控えられる状況では材料不足の感は否めず、為替相場も含めて金融市場は全般的に方向感に欠ける展開も想定される。なお、東京タイムでは本邦9月貿易収支ならびに黒田日銀総裁の発言が控えており、困窮した米財政問題が落ち着き材料に欠けるなかでは意識されやすさはあるかもしれないが、サプライズがない限り影響は限定的となりそうだ。

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• 2013年10月21日(月)08時00分

  10月21日の主な指標スケジュール

  10月21日の主な指標スケジュール
  10/21 予想　前回
  08:01（英）ライトムーブ住宅価格　前月比（10月）N/A　-1.5%
  08:50（日）貿易統計（通関ベース）（9月）-9186億円　-9603億円
  13:30（日）全産業活動指数　前月比（8月）0.2%　0.5%
  14:00（日）景気一致指数（ＣＩ）・改定値（8月）N/A　107.6
  14:00（日）景気先行指数（ＣＩ）・改定値（8月）N/A　106.5
  15:00（独）生産者物価指数（ＰＰＩ）　前月比（9月）0.1%　-0.1%
  17:30（香）消費者物価指数（ＣＰＩ）　前年比（9月）4.4%　4.5%
  21:30（カ）卸売売上高　前月比（8月）0.3%　1.5%
  23:00（米）中古住宅販売件数　前月比（9月） -3.3%　1.7%
  23:00（米）中古住宅販売件数　年率換算件数（9月）530万件　548万件

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• 2013年10月21日(月)07時16分

  ユーロドルは1.36ドル後半、独財務省月報への反応乏しい

  　ユーロドルは1.36ドル後半で推移。独財務省月報が公表され「下期成長率、潜在成長率上回る可能性」、「独経済、内需主導で拡大傾向」といったように比較的ポジティブな内容が示されたものの、ユーロ相場の動意は限定的なものにとどまっている。なお、ユーロ円は133円後半、ユーロポンドは0.84ポンド後半で推移している。

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• 2013年10月21日(月)06時39分

  ドル円は97.80円水準、クロス円も小動きが継続

  　ドル円は97円後半で推移。週明けのオセアニアタイムでは特段目立った動きは見られておらず、為替相場はもみ合いの様相を続けており、クロス円も、ユーロ円は133円後半、豪ドル円は94円半ば、NZドル円は83円ちょうど近辺と目立った動意は見られていない。

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