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2015年06月03日(水)のFXニュース(1)

  • 2015年06月03日(水)12時54分
    ドル円124円台へ回帰、昨日安値割れを回避 株価は下げ幅縮小

     ドル円は124円台へもち直す。午前に123.86円まで下押したが、昨日安値123.75円割れを回避すると、短期勢の買い戻しを受けて124.05円前後へ戻している。ユーロドルは1.1176ドルを頭に1.1150ドル近辺で伸び悩んでいる。

     関連市場では、日経平均株価は後場に入っても、前日比マイナス圏ながらも下げ幅を50円程度へ縮めている。

  • 2015年06月03日(水)12時42分
    ドル円は123円後半、124円OP付近の戻り鈍そう

     ドル円は、昨日に12年半ぶりの125円乗せを達成した後を受け、123円後半へ調整している。123.70円に買いオーダーが残存しており目先の支え。しかしここからは本日NYカットのオプション(OP)設定が観測される124.00円付近が重そう。戻りの鈍い展開になるか。

    ※オプション(OP)設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限(カットオフタイム)に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。

  • 2015年06月03日(水)12時03分
    ■東京午前=豪ドル主導でドル売り、豪州は1年ぶりの高成長

     午前の為替市場ではドルが小幅安。序盤は、前日のドル安が急だった反動からドル買い戻しが散見された。しかし、前期比・前年比とも市場予想を上回った豪1-3月期国内総生産(GDP)を受け、豪ドルが反発すると、他通貨でもドル売りが優勢になった。ただ海外時間に、ECB理事会や米DAP全国雇用者数など、注目イベントが控えているため、各通貨の値幅は限定された。

     豪1-3月期GDPは前期比で+0.9%と、市場予想の+0.7%を上回り、2014年1-3月期以来の高い伸びとなった。また前年比では+2.3%と、昨年10-12月期の+2.4%(+2.5%から修正)には及ばなかったが、成長鈍化に対する懸念を若干和らげた。

     豪ドル/ドルは0.7756ドルを安値に0.7819ドルまで、豪ドル円は96.26円から96.90円まで反発した。NZドルは、RBNZ(NZ準備銀行)が発表したオークランドの住宅市場の規制強化方針を受け、売りが先行。NZドル/ドルは0.7153ドル、NZドル円は88.79円まで下落。下げ一巡後は豪ドルの上昇を手掛かりに0.7193ドル、89.10円近辺へそれぞれ切り返した。RBNZは、同規制によってオークランドの住宅販売が8%程度、住宅価格が2-4%程度低下するとの見通しを示した。

     他通貨もオセアニア通貨と同様の値動きに。ユーロドルのレンジは1.1134-1.1176ドル、ポンドドルは1.5330-1.5360ドルだった。一方で、ドル円の上値は重かった。仲値公示にかけて124.24円までレンジ上限を広げる場面はあったが、全体的なドル売りに押されて、123.86円まで下押しした。

     この後は、落ち着いた値動きがしばらく続くか。海外時間では、ユーロ圏各国のサービス業PMIを皮切りに経済指標やイベントが続くが、注目は米5月ADP全国雇用者数ADPとECB理事会後のドラギ総裁会見となる。それまでは、発表された経済指標に多少は反応しそうだが基本的には動きづらいだろう。ただ、ギリシャのツィプラス首相が本日、ユンケル欧州委員長と協議することが伝わっており、ギリシャの話題でユーロが動意づくことはありうる。

  • 2015年06月03日(水)10時45分
    ユーロ強含む、豪ドル上昇を手掛かりに幅広い通貨でドル安

     ドル安が進行。豪ドルが好調な豪1-3月期GDPを受けて上昇したことに連動し、他通貨もドルに対して強含んでいる。ユーロドルは1.1172ドル、ポンドドルは1.5355ドルまで上昇した。一方で、ドル円は123.90円まで下げ幅を拡大。クロス円は対ドルの動向に連動して、ユーロ円が138.40円台、ポンド円が190.25円前後へ水準を戻している。

  • 2015年06月03日(水)10時16分
    ドル高小休止、クロス円は切り返す 豪ドルは96.40円近辺

     ドル買い一服。ドル円は、124.24円まで買いが先行したが、上昇一巡後は124.10円近辺へ反落し、もち合いへ移行。ユーロドルは1.1134ドルを安値に1.1140ドル台へ切り返して落ち着き始めている。

     対ドルでの値動きを受けて、クロス円の下げも一巡。豪ドル円は96.26円を底値に96.40円近辺、NZドル円は88円後半、ユーロ円は138.30円付近で下げ渋っている。

  • 2015年06月03日(水)09時36分
    ドル買い戻し継続でドル円は高値塗り替え、株価は下げ渋り

     ドル買い戻しが継続。ドル円が124.22円まで上昇した一方で、ユーロドルは1.1135ドルまで下げている。ユーロ円は、ユーロドルの動向に連れ安となり、138.27円までレンジ下限を広げた。関連市場では、日経平均株価は下げ幅を2桁台に縮めている。

  • 2015年06月03日(水)09時11分
    ドル買い先行、ドル円は124.10円付近へ下値切り上げ

     小幅にドルが買い戻されている。オセアニア通貨を中心にドル買い戻しが進行していることが、他通貨にも波及。豪ドル/ドルは0.7759ドル、NZドル/ドルは0.7159ドル、ユーロドルは1.1144ドル、ポンドドルは1.5333ドル、ドル/スイスフラン(CHF)0.9341CHF、ドル/加ドルは1.2420加ドルまでドル高推移。ドル円は、クロス円の重さが影響しているが、124.10円付近へ水準を戻している。

     ただ、昨日の海外市場の影響が残る中で、ドル買いの勢いは限られている。また、関連市場では、日経平均株価は3桁の下げ幅となる20443円でスタート。

  • 2015年06月03日(水)08時18分
    ドル円は124円近辺で戻しきれない展開、上値に重さ

     ドル円は124円近辺で推移。前日のNYタイムにつけた昨日安値123.75円からは、押し目を拾われ持ち直しているが、124円前半では戻りの勢いが一服している。ユーロ圏の景況感やディスインフレ期待が和らぐ中で、戻りも鈍い。また、ブレイナードFRB理事が「当分利上げしない可能性」を示したほか、「第2四半期に景気が改善したことを示す兆候は、現時点で表れていない」と語ったことも、ドルの上値を重くしている可能性はある。

  • 2015年06月03日(水)08時00分
    東京為替見通し=ドル調整含み、ECB理事会前でユーロ底堅いか

     昨日の海外市場ではユーロ高・ドル安。ユーロ圏消費者物価指数(HICP)の持ち直しや、弱い米4月製造業受注指数がドル売りの流れを強めた。ユーロドルは、1.1195ドル、ユーロ円は1月中旬以来の高値となる138.88円まで一気に上値を伸ばし、ドル円は123.75円まで下落した。ユーロについては、ギリシャ債務協議が合意に近いとの楽観的な見方も、手掛かりとなった。ただこの話題については、ダイセルブルーム・ユーログループ議長が「ギリシャと債権者の合意は依然程遠い」と述べた。債権団とギリシャは、ギリシャのデフォルト・ユーロ離脱回避に大筋で向いているが、双方の溝が埋まったわけではなく、不透明さは残っている。

     東京タイムのドル円は調整含みの展開か。海外市場では、株高・金利上昇・ドル安が進行した。東京市場でもこの流れが尾を引いて、ドル円も売りが先行しそうだ。本日は、欧州タイムにECB理事会やドラギ総裁の会見が行われる。足元の流れを受けて、ハト派なトーンが和らぐとの観測が一部にある中で、ユーロをなかなか売り切れないことも、ドルの上値を重くしそうだ。実需勢・投資家の押し目買いが、ドル円の下げ幅を小幅にとどめられるかどうかが注目される。

     また昨日と同様に、豪州の話題が市場のかく乱要因となる可能性はある。日本時間10時30分には、豪1-3月期国内総生産(GDP)が発表される。昨日までは、前期比+0.6%、前年比で+2.0%が予想中央値だったが、早朝の時点では前期比+0.7%、前年比+2.1%と、1-3月期経常収支の結果を受けて上方修正されている。結果に対しては上ぶれを警戒したいところだ。ただ海外市場で、すでに上方修正の動きを相当に織り込んでいるため、予想比弱めの結果が示された場合のほうが市場の反応は大きくなるだろう。

  • 2015年06月03日(水)07時24分
    ユーロドルは1.11ドル半ば、本日はECB理事会

     ユーロドルは1.11ドル半ば。海外市場では、ユーロ圏消費者物価指数(HICP)の持ち直しや、弱い米4月製造業受注指数を受けて、1.1195ドルと5月22日以来の高値をつけた。その後は、高値からやや押し戻されているものの、1.11ドル半ばでは下げ渋っている。

     本日は、欧州時間にECB理事会やドラギ総裁会見が予定されている。ドラギ総裁の会見では、足元の景況感やインフレ動向を受けて、これまでのハト派なトーンが和らぐとの観測がある一方、ユーロ安を促す発言がある可能性もあり、短期でポジションを一方向に傾けづらい。ユーロは現状水準での底堅さを維持することもあるだろう。ユーロ円は138円半ばと、NYタイム後半のもち合いレベルで推移。

  • 2015年06月03日(水)06時10分
    ■NY為替・2日=ドル全面安 ユーロ急騰と弱い米指標で

     NYタイムはドルが全面安。ユーロ急騰を引き金に幅広い通貨でドル売りが入ると、弱い米4月製造業受注指数が流れを強めた。ユーロは欧州債利回りの上昇やユーロ圏消費者物価指数(HICP)の持ち直しで、欧州序盤から強含んでいた動きが加速。対ドルはショートカバーを巻き込んで、1.1195ドルまで一気に上値を伸ばした。国際債権団が、ギリシャ政府に提示する支援条件で合意に至ったとの報道も後押しとなった。ダイセルブルーム・ユーログループ議長が「ギリシャと債権者の合意は依然程遠い」とし、ギリシャ支援の今週中の再開は不可能と述べると流れが淀む場面もあったが、午後になると再び高値圏へ持ち直すなど下値は堅い。ユーロ円は一時138.88円と、1月中旬以来の高値を示現した。

     ポンドドルは1.5367ドル、豪ドル/ドルは0.7790ドル、NZドル/ドルは0.7201ドル、ドル/加ドルは1.2368加ドルまで対ドルで上昇。豪ドル円は96.59円、NZドル円は89.28円、加ドル円は100.23円まで上げ幅を拡大。加ドル円は1月12日以来の高値をつけた。

     ドル円は東京タイムに節目の125円を攻略して目先の達成感も生じるなか、米4月製造業受注指数の予想比下振れで売りが加速。前日安値を下回って123.75円まで調整した。米10年債利回りは2.275%付近まで上昇したが、独長期金利がアウトパフォームしたため、金利差縮小からユーロ高・ドル安が助長された。

     6時現在、ドル円は124.11円、ユーロドルは1.1151ドル、ユーロ円は138.40円で推移。

  • 2015年06月03日(水)01時38分
    ドル円は再び124円割れ ユーロには買い入る

     ドル円はNY序盤の下押しから持ち直して124円台を回復していたものの、足元で再び123円後半へ下押した。ユーロドルは1.1165ドル前後まで買いを強めている。特段の材料はないものの、急ピッチで進んだユーロ高からのドル安に対する反動がそれほどみられないことで、再度、ドル売りに傾いている印象がある。

  • 2015年06月03日(水)00時46分
    為替の値動き落ち着く、ユーロドルは1.11ドル前半

     NYタイム正午にかけては、各通貨の値動きが落ち着いてきた。まとまったショートカバーが入り、一時1.1195ドルまで急騰したユーロドルは、1.1130ドル前後へ水準を調整して小動き。ドル円は123.75円まで下押したあと、124円台を回復させた。米長期金利の上昇傾向は続いているものの、株価の動意は乏しく手掛かりは多くない。

  • 2015年06月03日(水)00時14分
    ■LDNFIX=ユーロ急騰 対円は1月中旬以来の高値

     ロンドンフックスにかけてはユーロが急騰。欧州債利回りの上昇やユーロ圏消費者物価指数(HICP)の持ち直しで、欧州序盤から強含んでいた流れが加速した。国際債権団がギリシャ政府に提案する、支援合意書の草案完成が近づいたとの報道もユーロ買いを誘った。ユーロドルは短期筋のまとまったショートカバーや、ストップロスの買いを巻き込んで1.1195ドルまで一気に上振れた。ユーロ円は一時138.88円まで騰勢を強め、1月中旬以来の高値を示現。ユーロクロスでもユーロが全面高となった。ただ、ダイセルブルーム・ユーログループ議長が「ギリシャと債権者の合意は依然程遠い」との見解を示し、ギリシャへの支援が今週中に再開することは不可能との見解を示すと買いの勢いは失速した。

     ポンドドルは1.5344ドル、豪ドル/ドルは0.7769ドル、NZドル/ドルは0.7193ドル、ドル/加ドルは1.2430加ドルまで対ドルで上昇。ユーロドルの急騰がドル売りの流れを形成した。ポンド円は190円前半まで下値を切り上げ、豪ドル円は96.24円、NZドル円は89.15円、加ドル円は99.93円まで対ドルに連れ高。

     ドル円は東京タイムに節目の125円に到達して目先の達成感が生じるなか、ユーロ高・ドル安の強まりで下押しが優勢。米4月製造業受注指数が市場予想を下回ったことでドル売りが持ち込まれ、前日安値を下回る123.75円まで調整した。その後は底割れを回避し、124円前半へ水準を戻して小動き。

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