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2015年10月29日(木)のFXニュース(2)
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2015年10月29日(木)18時08分
ユーロ買い、独各州のCPIは強め 物価下振れ懸念後退
ユーロドルは1.0958ドルまで小幅高に。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の内容をほぼ消化した後は月末要因で動意が乏しいが、独各州の消費者物価指数(CPI)で、ザクセンやババリア、ヘッセなどで強めの結果が出ているため、若干ユーロ買いが入っている。ザクセンとヘッセは前年比+0.2%、ババリアは同+0.5%だった。欧州中央銀行(ECB)の物価下振れ懸念はまだ現実となっていないようだ。フォルクスワーゲン問題による影響はみられず、独雇用統計は引き続き安定的だった。
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2015年10月29日(木)16時45分
ロンドン朝方、ユーロドルは安値もみ合い
ロンドン朝方のユーロドルは1.09ドル前半で小動き。FOMC声明後の安値圏でもみ合っている。本日手がかりとなりそうなのは、独消費者物価指数(CPI)や米国内総生産(GDP)で、特に米GDPは12月の利上げ開始の判断を左右するとして注目する向きが多い。ドル円は120円後半で推移し、東京タイム午後の水準で横ばい。
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2015年10月29日(木)15時14分
■東京午後=ドル円120円後半、円以外は対ドルで安値圏
東京タイム午後の為替相場は小動き。日銀による追加緩和への思惑後退を背景とした円買いは落ち着いたが、ドル円・クロス円は上値の重い地合いが継続。ドル円は120円後半で戻りが鈍く、ポンド円は184.10円、NZドル円は80.28円、加ドル円は91.29円まで下押し、ユーロ円は132円近辺、豪ドル円は85円後半で上値の重い動きが続いた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過し、市場の目線は明日の日銀金融政策決定会合に移っている。
円以外の主要通貨は対ドルでFOMC後の安値圏で戻りの鈍い動きが続いている。声明文が予想以上に年内利上げに前向きと受け止められた。ただ、米年内利上げに関しては懐疑的な見方もまだ多く、今後の米経済指標の結果や中国など新興国の動向がポイントになりそうだ。NYタイムでは米7-9月期GDP・速報値の発表が予定されている。ユーロドルは1.09ドル前半、ポンドドルは1.52ドル半ば、豪ドル/ドルは0.71ドル前後、NZドル/ドルは0.66ドル半ばで小動き。
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2015年10月29日(木)15時08分
午後まとめ=円買い緩むも、ドル円・クロス円は戻り鈍い
・クロス円の一角が安値を更新するなど、円買い圧力が残る
・ドル円は120円後半でもみ合い、ユーロ円は132円前後で上値重い
・円以外の主要通貨は対ドルでFOMC後の安値圏で上値の重い動きが続く
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2015年10月29日(木)13時59分
ドル円は120円後半で推移、週内にドル買い戻しの可能性も
ドル円は120円後半で戻りが鈍い。明日に控えた日銀の金融政策発表における、追加緩和の思惑が後退している。しかし週内にドルを買い戻す機会が生まれ可能性はある。今夜の米7-9月期GDP・速報値は減速する見込み(予想 前期比年率+1.6%、前期+3.9%)で、予想どおりならドルがさらに下押す可能性もある。だが、海外の不透明感を反映した内容と推測でき、米利上げのよりどころのひとつである、国内経済への自信を毀損するものではない。一方、週末の米7-9月期雇用コスト指数が見込み(予想 前期比+0.6%、前期+0.2%)どおりに強い結果となれば、昨日のFOMC声明のタカ派な姿勢とも一致。ドルが軟化していても、買い戻される展開がありうる。
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2015年10月29日(木)13時42分
ポンドは対ユーロで弱含み、対ドル・対円でもじり安
ポンドはじり安。値幅は限定的だが、対ドルで小幅に水準を回復したユーロに対し、ポンドが弱含んだことが手掛かりなようだ。ポンドドルは1.5256ドル、ポンド円も一時184.10円まで水準を下げた。ユーロポンドは0.7145ポンド付近から、0.7160ポンド台までユーロ高・ポンド安推移。
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2015年10月29日(木)13時21分
ドル円は120円後半で重い、FOMC声明にはハト派部分も残存
【※内容を一部修正します。】
ドル円は120円後半で上値が重い。一時は120.58円と、思ったよりタカ派と判断されたFOMC声明後の121.26円までの上昇幅を、大方削っている。東京タイム朝方の強い鉱工業生産を受け、景況に配慮した日銀の追加緩和への思惑が後退。円買い戻しが優勢となった。株価も円高と相まって下落し、後場も下げ幅を広げるなど軟調。いったん緩んでいた円買いの勢いが盛り返しつつある。
昨日のFOMCにおける、利下げの有無を「12月に検討」との声明の文言を受けてドル高が進んだが、利上げの可能性が強まったというより、利上げなしに寄りすぎた市場のコンセンサスをFRBが中立に引き戻したといった方が適切。声明にはタカ派的な部分だけでなく、強弱がうまく入り混じった内容だった。一方的にドル買いを進めるのには難しさもあったようだ。
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2015年10月29日(木)12時48分
ユーロドル、上方向に断続的なOPや売り
ユーロドルは1.0925ドル前後と、8月以来の安値圏で戻りが鈍い。下方向には、昨日安値を割り込んだ1.0890に打診的な買いがある程度。一方で1.0925ドルから上方向にはオプションが並び、1.09ドル後半には断続的な売りが控えている。
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2015年10月29日(木)12時37分
ドル円 新規オーダー乏しいが上下のOPが値動き抑制する公算も
ドル円は120.75円付近で推移。FOMC後に回復した121円台を長く維持できず、東京タイムでは上値が重い。120.50円に買いがセットされたが、昨日のレンジ内の新規オーダーは乏しい。ただ、120.50円と121.00円に観測される、NYカットのオプション(OP)が値動きを抑制する可能性はありそうだ。
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2015年10月29日(木)11時58分
■東京午前=日銀の追加緩和観測が後退、株安と相まり円買い戻し
東京タイム午前は、3カ月ぶりに上昇した鉱工業生産を受けた緩和観測後退から円買い戻しが優勢となった。NZドルは、ハト派な内容だったNZ準備銀行(RBNZ)声明の影響を引きずり、戻りが鈍かった。
ドル円は、強い9月鉱工業生産・速報値(結果 前月比+1.0%、予想-0.6%、前月-1.2%)の発表後、円買いが優勢に。明日に日銀の金融政策発表を控えていることもあり、120.58円まで調整が進んだ。クロス円も円高推移となり、ユーロ円は4月31日以来の安値を131.60円まで更新。ポンド円は184.15円まで水準を下げた。
クロス円の下落に影響され、ユーロドルが1.0901ドルまでじり安となるなど、各通貨とも対ドルでも上値が重かった。ポンドドルも一時1.5260ドルまで下押し。
NZドルは、RBN声明の影響を引きずり、自律反発の流れを鈍らせた。NZドル円は80.50円までじり安、NZドル/ドルは0.66ドル後半で重い動きだった。
豪ドルもさえず、豪ドル円は85.66円まで下押し、豪ドル/ドルは0.71ドル付近で安値もみ合い。豪7-9月期輸入物価(結果 前期比+1.4%、予想+1.5%)、同輸出物価指数(結果 ±0.0%、予想 +0.6%)はやや弱めだったが、市場全般の円買いにオセアニア通貨も円高方向へ引っ張られたことや、NZドルの重さが影響した側面が、より強かったようだ。午後もドル円は戻りが鈍いか。日銀の追加緩和観測の後退を意識し、円高を受けた株安とも相互作用し、さえない推移が続きそう。
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2015年10月29日(木)11時03分
株価マイナスでやや円買いに傾斜、NZドル円じり安
本邦株価指数は、円高や一部企業への売りの強まりを受け、前日比マイナス圏に沈んだ。為替にも影響がフィードバックする格好で、いったん落ち着いた円買いの流れがやや盛り返した。ドル円が120円後半で動きを滞らせているほか、NZドル円はRBNZのハト派的な姿勢も重しとなっており、80.50円までじり安。
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2015年10月29日(木)10時10分
円買い優勢、クロス円の動き影響し対ドルでも各通貨の上値重い
為替は、9月鉱工業生産・速報値が前月比+1.0%と予想外のプラスとなったことから、日銀追加緩和の思惑が後退し円買いが優勢となっている。ドル円は一時120.58円まで下落。ユーロ円が4月以来の安値131.60円まで下落したほか、他通貨も円高となっている。対ドルでは値幅は限られるものの、クロス円の下落に影響され、ユーロドルが1.0901ドルまでじり安となるなど、各通貨とも上値が重い。
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2015年10月29日(木)09時46分
豪ドル円さえず、やや弱めの物価よりも円買いの流れが影響
豪7-9月期輸入物価(結果 前期比+1.4%、予想+1.5%)、同輸出物価指数(結果 ±0.0%、予想 +0.6%)とやや弱めだった。豪ドル円は85.66円までじり安となったが、市場全般的な円買いの影響がより強かったもよう。NZドル円も80.57円を安値に円高推移。豪ドル/ドルは0.71ドル付近、NZドル/ドルは0.6680ドル付近で安値もみ合い。
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2015年10月29日(木)08時03分
東京為替見通し=落ち着きどころ探りつつ次のイベントへ視点移行
NYタイムはドル全面高。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、9月会合で使われた「世界情勢が成長を抑制」との文言が外れ、次回12月会合で利上げを検討する姿勢を示したことがドルを押し上げた。声明は、「輸出はいくらか弱含み」としながらも、「家計の支出は底堅い」、「企業の設備投資は着実なペースで増加」と、米経済が緩やかなペースで拡大していることを示した。「インフレは中期的に2%に向け上昇」、「金利はしばらくの間、正常水準を下回る」との見通しも明らかにした。ドル円は121.26円まで上昇。ユーロドルは、NYタイム前半にストップロスの買いを巻き込んで1.1098ドルまで上昇していたものの、FOMC声明の発表後は1.0896ドルと8月上旬以来の1.09ドル割れまで急落。ポンドドルは1.5249ドル、ドル/スイスフラン(CHF)は0.9958CHF、豪ドル/ドルは0.7081ドルまで対ドルで売られた。クロス円も、ユーロ円が4月30日以来の安値となる131.97円、CHF円は121.58円、豪ドル円は85.62円まで水準を下げた。NZドルは、NZの政策金利オフィシャル・キャッシュレートを2.75%に据え置くことを決定した声明文で、「追加利下げの可能性がわずかに高い」としたため、NZドル/ドルは0.6623ドル、NZドル円は80.24円まで下落した。
東京タイムは、FOMC声明の発表後に進んだ流れを引き継ぎ、ドル円はドル高・円安で推移するだろう。米市場が株高のリスクオン・モードで引けたことも、本邦株式の底堅さにつながり、ドル円の下値を支えそうだ。しかし、今夜に米7-9月期GDP・速報値、明日に日銀の金融政策発表を控え、一方的に円売りを進めにくい。FOMCがハト派的な結果にならなかったことは、日銀がドル安・円高進行に配慮した緩和を意識しなくてもいい状況にもつながったともいえる。為替は、FOMCの結果を織り込んだ落ち着きどころを探りつつ、今夜や明日のイベントを待つ状態へ徐々に移行しそうだ。
朝方に発表される9月鉱工業生産・速報値の強弱は、明日の日銀の政策決定に関する思惑を左右する可能性があるため、一応は注意が必要。しかし結果を受けて為替が直接上下するというより、株式市場の反応によるリスク選好の地合いをにらんだ動意にとどまりそう。豪7-9月期輸入・輸出物価指数も発表される。通常は大きな動きにつながりにくい指標かもしれないが、昨日に弱い豪7-9月期消費者物価指数を受けて豪ドル売りが進んだ後だけに警戒されるかもしれない。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2015年10月29日(木)06時13分
■NY為替・28日=ドル高、米国は12月に利上げの是非を判断
NYタイムはドル全面高。事実上のゼロ金利政策の継続を決めた米FOMC声明で、9月会合で使われた「世界情勢が成長を抑制」との文言が外れ、次回12月会合で利上げを検討する姿勢を示したことがドルを押し上げた。声明では、「家計の支出は底堅い」、「企業の設備投資は着実なペースで増加」、「輸出はいくらか弱含み」などとされ、米経済が緩やかなペースで拡大していることを示した。また、「インフレは中期的に2%に向け上昇」、「金利はしばらくの間、正常水準を下回る」との見通しも明らかにした。
ドル円は121.26円までレンジ上限を拡大。NY前半にストップロスの買いを巻き込んで1.1098ドルまで上昇していたユーロドルは、1.0896ドルと8月上旬以来の1.09ドル割れまで急落。それ以外では、ポンドドルが1.5249ドル、ドル/スイスフラン(CHF)は0.9958CHFまでドル高が進んだ。
クロス円も急落。対ドルでの値動きを受けて、ユーロ円は4月30日以来の安値となる131.97円、CHF円は121.58円までそれぞれ安値を塗り替えた。またオセアニア通貨も軟調。落ち着いたインフレ指標により利下げ観測が意識され、アジアタイムからさえない値動きが続いていた豪ドル/ドルは0.7081ドル、豪ドル円は85.62円まで下げ幅を拡大。
NZドルも上値が重かった。NZの政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートを2.75%に据え置くことを決定した声明文で、「追加利下げの可能性が僅かに高い」としたため、NZドル/ドルは0.6623ドル、NZドル円は80.24円まで本日安値更新した。ただ、同時に「現在は経過観察が適切」との見解も示したため、NZドルの下値は限定的だった。加ドルは小幅高。NY原油先物が一時46ドル台へ上昇したことがサポートとなり、ドル/加ドルは1.3090加ドル、加ドル円は92.07円へ上伸する場面があった。
6時現在、ドル円は121.09円、ユーロドルは1.0923ドル、ユーロ円は132.27円で推移。
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