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2017年02月10日(金)のFXニュース(7)

  • 2017年02月10日(金)18時39分
    来週のユーロ「弱含みか、欧州政治リスクを織り込む展開」

    [ユーロ]

     今週のユーロ・ドルは弱含みか。今年前半に行われる予定のオランダ総選挙やフランス大統領選の結果次第で欧州連合(EU)離脱の動きが強まるとの懸念が広がっており、ユーロは売られやすい状態にある。米トランプ政権による経済政策への期待が持続していることもユーロ売り・ドル買いを促す要因となる。
    ・予想レンジ:1.0500ドル−1.0800ドル


    「弱含みか、欧州リスクへの警戒で売り先行の展開」
     今週のユーロ・円は弱含みか。今年前半に予定されているオランダ総選挙やフランス大統領選に向け、欧州連合(EU)離脱の動きが強まるとの懸念からユーロ売りが優勢となる見通し。また、ギリシャの追加支援問題の不透明感や欧州中銀(ECB)による緩和方針の継続も、引き続きユーロを押し下げる要因となりそうだ。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・14日:12月鉱工業生産(前月比予想-1.5%、11月:+1.5%)
    ・14日:10-12月期域内総生産改定値(前年比予想:+1.8%、速報値:+1.8%)
    ・17日:12月経常収支(11月:+405億ユーロ)
    ・予想レンジ:119円00銭-122円00銭

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  • 2017年02月10日(金)18時38分
    来週のドル・円「やや強含みか、米税制改革への期待がドルを下支え」

    [ドル・円]

     来週のドル・円はやや強含みか。トランプ政権による米国経済への刺激策に期待が高まり、ドルは買われやすい地合いとなりそうだ。ただ、政策内容が想定内の場合は主要通貨に対するドル売りがやや強まる展開が予想される。

     報道によると、トランプ大統領は数週間以内に税制改革案(減税策など)を提示する意向だ。市場では米国経済へのテコ入れ策への期待が広がっており、目先のドル買い地合いは続くだろう。ただし、詳細は明らかにされていないため、政策内容が市場の高い期待を上回るかどうか、定かではないとの意見もある。

     トランプ政権による国内経済の刺激策はドル上昇につながる可能性はあるが、トランプ大統領は特定の対米貿易黒字国による通貨安政策を批判しており、過度のドル高をけん制している。10日の日米首脳会談の結果を見極める必要はあるが、日米首脳会談後にドル
    高・円安が急速に進行するとの見方は少ないようだ。

    【イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言】(14日、15日開催予定)
     14日と15日にイエレンFRB議長は米上下院で議会証言を行う。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが決定される可能性は低いとみられているが、金利見通しに関する議長の見解が注目される。トランプ政権の経済政策の詳細は明らかになっていないが、拡張的な財政政策はインフレ見通しに影響を与えるとの見方が示された場合、金利先高観が強まりドル買い材料になる。

    【米・1月消費者物価指数(CPI)】(15日発表予定)
     15日発表の12月消費者物価コア指数(コアCPI)は前年比+2.2%と、上昇率は12月実績と同水準になると予想されている。ただし、予想通りでも2017年6月、9月、12月に計3回の利上げを行うことは可能とみられており、ドル買い要因となろう。

    ・予想レンジ:112円00銭-116円00銭

    ・2月13日-17日に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。


    ○(日)10-12月期国内総生産(GDP)一次速報値 13日(月)午前8時50分発表予定
    ・予想は、前期比年率+1.1%
     2016年10-12月期実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率で1%台の成長が予想されており、成長率は4四半期連続で増加する見込み。7-9月期に続いて外需主導の経済成長が記録されたとみられる。設備投資の伸びもプラスになったと推測されるが、民間消費と住宅投資の伸びは7-9月期との比較でやや低下した可能性がある。公的固定資本形成の落ち込みも予想されており、内需はややさえない状況だった可能性がある。

    ○(米)1月消費者物価コア指数 15日(水)午後10時30分発表予定
    ・予想は、前年比+2.2%
     参考となる12月実績は+2.2%で予想通りだった。1月については家賃の上昇が続いていることから、インフレ率は12月実績と同水準になる見込み。ただし、賃金上昇はやや抑制されており、現状ではインフレ加速の可能性は低下しつつある。

    ○(米)1月小売売上高 15日(水)午後10時30分発表予定
    ・予想は、前月比+0.1%
     参考となる12月実績は前月比+0.6%で市場予想の+0.7%程度をやや下回った。自動車とガソリンを除く数字は横ばい。12月の数字は強い内容とは言えなかった。1月については雇用情勢の改善が続いていることから、プラスとなる見込みだが、賃金上昇率は鈍化しており、小売売上高の伸びは大幅に鈍化する可能性が高い。

    ○(米)1月鉱工業生産 15日(水)午後11時15分発表予定
    ・予想は、前月比0.0%
     参考となる12月実績は前月の改定値から0.8%上昇。上昇率は市場を上回った。電気・ガスが前月比6.6%上昇し、全体を押し上げた。製造業は+0.2%、鉱業は横ばいだった。1月については、製造業と鉱業の伸びが予想されるが、そのほかの分野では横ばいが予想さ
    れるため、全体的には小幅な増加にとどまる見込み。市場予想は妥当か。

    ○(米)1月住宅着工件数 16日(木)午後10時30分発表予定
    ・予想は、123万戸
     参考となる12月実績は122.6万戸となり、前月比+11.3%。市場予想を上回った。一戸建ての販売件数は減少したが、集合住宅は急増した。1月については、12月の建設許可件数が122.8万戸となっていることから、12月実績をやや下回る可能性がある。

    ○主な経済指標の発表予定は、14日(火):(米)1月生産者物価指数、15日(水):(米)2月NY連銀製造業景況指数、(米)12月企業在庫、(米)12月ネット長期TICフロー、16日(金):(米)2月フィラデルフィア連銀景況調査、17日(金):(米)1月景気先行指数

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  • 2017年02月10日(金)18時36分
    【速報】英・12月貿易収支は予想を上回り-108.9億ポンド

     日本時間10日午後6時30分に発表された英・12月貿易収支は予想を上回り、-108.9億ポンドとなった。

    【経済指標】
    ・英・12月貿易収支:-108.9億ポンド(予想:-114.50億ポンド、11月:-115.55億ポンド←-121.63億ポンド)

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  • 2017年02月10日(金)18時35分
    【速報】英・12月鉱工業生産は予想を+1.1%

     日本時間10日午後6時30分に発表された英・12月鉱工業生産は予想を上回り、前月比+1.1%となった。

    【経済指標】
    ・英・12月鉱工業生産:前月比+1.1%(予想:+0.2%、11月:+2.0%←+2.1%)
    ・英・12月製造業生産:前月比+2.1%(予想:+0.5%、11月:+1.4%←+1.3%)

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  • 2017年02月10日(金)18時30分
    英・12月貿易収支など

    英・12月貿易収支

    前回:-121.63億GBP(改訂:-115.55億GBP) 予想:-114.50億GBP 結果:-108.90億GBP

    英・12月鉱工業生産指数(前月比)

    前回:+2.1%(改訂:+2.0%) 予想:+0.2% 結果:+1.1%

    英・12月製造業生産指数(前月比)

    前回:+1.3%(改訂:+1.4%) 予想:+0.5% 結果:+2.1%

  • 2017年02月10日(金)18時21分
    ドル・円は買いやや後退、米長期金利が低下

    [欧米市場の為替相場動向]


     ドル・円は足元では113円50銭台で推移している。米長期金利の上昇で一時113円85銭まで上昇したが、その後米国10年債利回りが2.40%付近まで低下したため、ドル買いはやや後退した。ただ、GLOBEXのNYダウ先物がプラス圏推移を続けており、円売り圧力によりドル・円が目先113円を割り込む展開は想定しにくい状況。

     ここまでのドル・円の取引レンジは113円53銭から113円85銭、ユーロ・円は120円81銭から121円13銭、ユーロ・ドルは1.0636ドルから1.0646ドルで推移した。

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  • 2017年02月10日(金)17時56分
    本日の東京為替市場概況(113.62)

     今日の東京外為市場では、ドル・円は上昇。113円24銭から113円86銭まで買われ
    た。トランプ米大統領が前日、数週間内に“目を見張るような”税制改革案を提示す
    ると言明したことで、米株高・長期金利上昇、ドル買いとなった流れが継続した。
    また、米控訴裁が全会一致で入国制限の一時差し止めを支持、米中首脳が電話会談
    で「1つの中国」政策維持で合意、などの報道も、米国の内政・外交上の混乱が目先
    落ち着くとの見方から好感されたもよう。

     ユーロ・円は120円65銭から121円34銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0668ドルから
    1.0639までじり安になった。

    ・17時時点:ドル・円113円80-90銭、ユーロ・円121円10-20銭
    ・日経平均:始値19216.74円、高値19395.99円、安値19193.57円、終値19378.93円
    (前日比471.26円高)

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  • 2017年02月10日(金)17時56分
    ドル円・クロス円は伸び悩み、日米首脳会談を控えて調整

     ユーロ円は120円後半、ポンド円は141円後半、豪ドル円は86円後半でやや伸び悩み。東京タイムの上げ幅を削っている。ドル円も113.50円付近へ失速。トランプ発言を背景とした円安に調整が入っているようだ。主要な欧州株価指数は小幅高で推移。

  • 2017年02月10日(金)17時26分
    ドル円、113円後半が重いか 売りオーダーが厚いもよう

     ドル円は113.86円まで高値を更新した後、売りオーダーが厚いとの観測があった113.85円付近で押し戻される格好となった。足元では113.70円付近で推移。昨日のトランプ米大統領の発言で日米首脳会談に対する警戒感は後退しているが、すんなりと114円の大台に回帰するような勢いはないようだ。113.48円に位置している21日移動平均線を越えていることで、戻り待ちの売りが誘われやすい。

  • 2017年02月10日(金)17時23分
    ドル・円は上昇、日本株高、米国材料を好感

     今日の東京外為市場では、ドル・円は上昇。113円24銭から113円86銭まで買われた。トランプ米大統領が前日、数週間内に“目を見張るような”税制改革案を提示すると言明したことで、米株高・長期金利上昇、ドル買いとなった流れが継続した。また、米控訴裁が全会一致で入国制限の一時差し止めを支持、米中首脳が電話会談で「1つの中国」政策維持で合意、などの報道も、米国の内政・外交上の混乱が目先落ち着くとの見方から好感されたもよう。

     ユーロ・円は120円65銭から121円34銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0668ドルから1.0639までじり安になった。

    ・17時時点:ドル・円113円80-90銭、ユーロ・円121円10-20銭
    ・日経平均:始値19216.74円、高値19395.99円、安値19193.57円、終値19378.93円(前日比471.26円高)

    【経済指標】
    ・日・1月企業物価指数:前年比+0.5%(予想:0.0%、12月:-1.2%)
    ・日・12月第3次産業活動指数:前月比-0.4%(予想:-0.2%、11月:+0.3%)
    ・中・1月輸出:前年比+7.9%(予想:+3.2%、12月:-6.2%)
    ・中・1月輸入:前年比+16.7%(予想:+10.0%、12月:+3.1%)

    【要人発言】
    ・米ホワイトハウス
    「トランプ大統領は、習中国主席の求めに応じ、“1つの中国”政策維持に同意」

    ・米控訴裁
    「入国制限の一時差し止めを支持(全会一致)」

    ・豪準備銀行金融政策報告
    「2017年6月期のGDP伸び率予想を、1%ポイント引き下げ1.5-2.5%に」
    「2017年、18年の成長率は3%程度」
    「2017年6月期の基調インフレ率は1.75%に上昇へ」
    「2017年6月期の失業率予想は5.75%、19年半ばにかけて5-6%に」

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  • 2017年02月10日(金)17時11分
    ハンセン指数取引終了、0.21%高の23574.98(前日比+49.84)

    香港・ハンセン指数は、0.21%高の23574.98(前日比+49.84)で取引を終えた。
    17時10分現在、ドル円は113.72円付近。

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  • 2017年02月10日(金)17時06分
    欧州勢ドル買い、ドル円は113.86円まで高値更新

     欧州勢は東京時間の流れを引き継ぎドル買いから入っている。ドル円は113.86円、ユーロドルは1.0636ドル、ポンドドルは1.2472ドルとそれぞれ小幅ながらドルの高値を更新している。

  • 2017年02月10日(金)16時57分
    ユーロドルはやや重い、1.0645ドルまで小幅安に

     ユーロドルは1.0645ドルまで弱含み、東京タイムの安値をやや更新した。日米首脳会談が行われるなかで、ドル高が警戒されている。仏大統領選やギリシャのデフォルト懸念は引き続きユーロの重し。ユーロ円は121.15円付近で推移し、本日これまでの高値圏を維持。

  • 2017年02月10日(金)16時46分
    豪ドル円強含む、次のレジスタンスは?

     豪ドル円が1月27日以来の87円に乗せた。現在も87円手前で前後し、再び高値を更新する勢いだ。

     先月27日の高値が87.09円、同月19日、20日の高値はそれぞれ87.05円、87.08円だった。特別に大きなオーダーはないものの3回連続して87.10円を超えていない。ここが最初のレジスタンスか。

     それ以前の高値は昨年12月15日の87.54円、88円がついたのは昨年の1月の第一週目までない。しかし、豪ドルは昨日のロウRBA(豪準備銀行)総裁のオーストラリア経済に自信をもった発言、そして本日中国の1月の貿易黒字の増加、輸入の増加も後押しをしている。日米首脳会談次第では昨年の1月に付けた88円も視野に入ってきそうだ。

  • 2017年02月10日(金)16時45分
    仏・12月鉱工業生産指数など

    仏・12月鉱工業生産指数(前月比)

    前回:+2.2%(改訂:+2.4%) 予想:-0.7% 結果:-0.9%

    仏・4Q-非農業部門雇用者数(前期比)

    前回:+0.3% 予想:+0.3% 結果:+0.4%

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