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• 2017年06月12日(月)08時00分

  東京為替見通し＝ドル円、日米金融政策への思惑から伸び悩みか

  　NYタイムのドル円は、注目イベントのコミー前FBI長官の議会証言、欧州中央銀行（ECB）理事会、英総選挙を通過したことで、投資家のリスクオフへの警戒感が緩み、110.81円まで上昇した。ユーロドルは1.1166ドル、豪ドル／ドルは0.7520ドル、NZドル／ドルは0.7190ドルまで小幅安に推移した。ポンドドルは1.27ドル前半、ポンド円は140円前半で推移した。メイ英首相は続投を表明し、欧州連合（EU）離脱交渉を予定通りに今月中旬に始める考えを示した。

  　本日の東京市場のドル円は、13-14日の米連邦公開市場委員会（FOMC）、イエレンFRB議長会見でのテーパリング時期への言及、15-16日の日銀金融政策決定会合での出口政策の「時期尚早」から「対話重視」への移行観測報道への見解を待つ展開となり、動意に乏しい展開を予想する。リスクシナリオとしては、テーパリング時期の確定は、利上げの休止(ダドリーNY連銀総裁)となることで、米金利の高止まりとなり、対話重視への移行は、緩和スタンスの休止となることで円金利の反転となることで、日米金利差縮小によるドル売り・円買い要因となる。
  　トランプ米大統領のロシアゲート疑惑の解明は、特別検察官のモラー元FBI長官に委ねられたものの、米議会でのトランプ政権の財政出動政策(大規模な税制改革案・インフラ投資)の米議会での採決は夏休み以降に先送りされることで、夏休みに向けたトランプ相場の株買い・ドル買いポジションの手仕舞いに要警戒となる。
  　さらに、中東カタールを巡るサウジアラビアとイランの関係の緊迫化、朝鮮半島情勢の緊迫化を受けて、リスク回避の円買い圧力がドル円の上値を抑える構図が続くことになる。
  　ドル売りオーダーは、現時点では111.00円、111.50円、112.00円、ドル買いオーダーは、109.10-30円、109.00円に観測されている。110.00円には13日のNYカットのオプションが控えている。
  　ユーロドルは、フランス国民議会選挙でマクロン新党「共和国前進」が400議席以上を獲得との報道は買い材料だが、欧州中央銀行（ECB）の緩和スタンスが継続する見通しや15日のユーロ圏財務相会合でのギリシャ追加支援合意への警戒感から上値は限定的か。

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• 2017年06月12日(月)07時27分

  GLOBEXのナスダック100ミニ先物 前日比-0.08％で推移

  グローベックスのナスダック100ミニ先物は、日本時間7時25分現在で5743.75pと前日比-4.50p（同-0.08％）で推移している。一方、S&P500先物は前日比-0.75pの2427.5p（同-0.03％）。

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• 2017年06月12日(月)07時24分

  円建てCME先物は9日の225先物比40円安の19910円で推移

  円建てCME先物は9日の225先物比40円安の19910円で推移している。為替市場では、ドル・円は110円40銭台、ユーロ・円は123円70銭台。

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• 2017年06月12日(月)07時15分

  ドル円110円前半で小動き、ユーロドルも狭いレンジ

  　月曜のオセアニア市場のドル円は110円前半で小動き。今週のドル円は日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会（FOMC）をひかえ、相場は政治リスクより金利相場に変わる可能性が高い。一方ユーロは先週欧州中央銀行（ECB）の理事会終了後は狭いレンジで取引されていることもあり、金利相場だけでなくブレグジットを含めた政治リスクも考慮した動きになりそうだ。ユーロドルは1.1210ドル前後、ユーロ円は123.70円前後で推移している。

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• 2017年06月12日(月)07時10分

  本日のスケジュール

  [本日のスケジュール]
  ＜国内＞
  08:50　　機械受注(4月)　　0.9％　　1.4％
  08:50　　国内企業物価指数(5月)　　2.1％　　2.1％
  11:00　　中古車販売台数(5月)　　　　
  15:00　　工作機械受注(5月)　　　　34.7 ％

  
  ＜海外＞
  16:00　　トルコ・GDP(1-3月)　　　　3.5％
  20:25　　ブ・週次景気動向調査　　　　
  21:00　　印・消費者物価指数(5月)　　2.48％　　2.99％
  21:00　　印・鉱工業生産(4月)　　2.8％　　2.7％
  27:00　　米・財政収支(5月)　　-915億ドル　　-525億ドル
  27:00　　ブ・貿易収支(週次)(6月11日まで1カ月間)　　　　

  　　中・元建て新規貸出(5月、15日までに)　　1兆元　　1.1兆元
  　　中・資金調達総額(中国元)(5月、15日までに)　　1兆2000億元　　1兆3942億元
  　　中・マネーサプライ(5月、15日までに)　　　　

  注：数値は市場コンセンサス、前回数値

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• 2017年06月12日(月)07時01分

  ユーロは小幅高、仏国民選挙「共和国前進」が圧勝の見込み

  　シドニー市場が休場（女王誕生日）のオセアニア時間は、ユーロが先週末終値から小幅高、ユーロドルが1.1210ドル近辺、ユーロ円が123.70円近辺で推移している。
  　フランス国民議会選挙の第１回目投票が終了し、マクロン仏大統領率いる「共和国前進」が6割以上の議席を獲得する見込みと報道された。
  　ドル円は110.40円近辺で推移。

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