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• 2019年08月14日(水)00時23分

  NY外為：ドル買い一服

  　NY外為市場ではドル買いが一段落した。ドル・円は106円98銭まで急伸し、ほぼ1週間ぶりの高値を更新したのち106円62銭前後でもみ合いとなった。心理的節目となる107円00銭の手前からは利食いと思われる売りも観測される。ユーロ・ドルは1.1190ドル前後で下げ止まった。

  米国USTRのライトハイザー代表と、ムニューシン財務長官が中国の劉鶴副首相と電話で会談したことを中国新華社通信が伝えたほか、USTRによると、対象一部製品の10％追加関税の発動を12月まで先送りすると発表。交渉期間が延びるため、協議進展への期待も広がった。

  米中貿易摩擦の深刻化・長期化への警戒感が後退したためダウ平均株価は一時500ドル超上昇。米10年債利回りは一時1.7％台を回復。その後は1.68％で推移した。

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• 2019年08月14日(水)00時20分

  関係筋 「ムニューシン米財務長官は中国の劉鶴副首相との電話会談に参加」

  関係筋によると、ムニューシン米財務長官は中国の劉鶴副首相との電話会談に参加したという。中国の新華社通信の報道に一致。

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• 2019年08月14日(水)00時07分

  ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ドル円、急伸

  　13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は急伸。24時時点では106.63円と22時時点（105.21円）と比べて1円42銭程度のドル高水準だった。米通商代表部（USTR）はこの日、対中制裁関税「第4弾」について「一部製品に対する発動を12月15日まで延期する」と発表。また、中国商務省は「劉鶴副首相がライトハイザー通商代表部（USTR）代表、ムニューシン米財務長官の両氏と電話協議を実施したほか、今後2週間以内に再度電話協議することを計画している」と明らかにした。これを受けて小安い水準で推移していたダウ平均が上げに転じ、一時520ドル超上昇。ドル円にも買い戻しが広がり、23時30分過ぎに106.98円まで急ピッチで値を上げた。米10年債利回りも一時1.7155％前後まで上昇している。

  　ユーロ円も急伸。24時時点では119.31円と22時時点（118.01円）と比べて1円30銭程度のユーロ高水準。米中貿易摩擦の懸念後退でドル円と米国株が大幅に上昇するとユーロ円にも買いが集まり、一時119.59円まで上値を伸ばした。ナイト・セッションの日経平均先物も大証終値比400円高の2万0750円まで上昇する場面があった。

  　ユーロドルは弱含み。24時時点では1.1189ドルと22時時点（1.1217ドル）と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、一時1.1170ドルと日通し安値を付けた。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：105.07円　-　106.98円
  ユーロドル：1.1170ドル　-　1.1228ドル
  ユーロ円：117.69円　-　119.59円

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