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2023年09月01日(金)のFXニュース(2)
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2023年09月01日(金)08時55分
日・4-6月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+4.5%で市場予想を下回る
1日発表の4-6月期法人企業統計調査・全産業設備投資は、前年比+4.5%で市場予想の+8.3%を下回った。
・日・4-6月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+4.5%(予想:+8.3%、1-3月期:+11.0%)
・日・4-6月期法人企業統計調査・設備投資(ソフトウエアを除く):前年比+4.4%(予想:+7.5%、1-3月期:+10.0%)
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2023年09月01日(金)08時37分
ドル・円は主に145円台で推移か、米利上げ終了の思惑でドルは伸び悩む可能性
8月31日のドル・円は、東京市場では146円25銭から145円72銭まで下落。欧米市場では146円23銭まで買われた後、一時145円35銭まで反落し、145円54銭で取引終了。本日9月1日のドル・円は主に145円台で推移か。米利上げ終了の思惑が浮上しており、ドルは伸び悩む可能性がある。
米商務省が8月31日発表した7月個人消費支出(PCE)価格指数は、前年同月比+3.3%、同コア指数は前年同月比+4.2%となった。コア指数の伸びは市場予想と一致したが、インフレ緩和の見方が強まり、追加利上げ観測はさらに後退。米国債利回りはおおむね低下した。
本日発表される8月雇用統計では、平均時給の上昇率が前年比+4.3%程度と予想されているが、市場予想と一致した場合、利上げ終了の思惑はさらに強まり、ドルの上値は重くなるとみられている。ただし、非農業部門雇用者数が市場予想を上回った場合、米国経済の先行きについての悲観的な見方は後退し、米国株式はしっかりとした動きとなる可能性は残されている。
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2023年09月01日(金)08時17分
NY金先物は弱含み、利食い売りが増える
COMEX金12月限終値:1965.90 ↓7.10
8月31日のNY金先物12月限は弱含み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-7.10ドル(-0.36%)の1965.90ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1965.50ドル-1974.90ドル。米国市場の序盤にかけて1974.90ドルまで買われたが、月末前で利益確定を狙った売りが増えたことによって1965.50ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では主に1967ドルを挟んだ水準で推移した。
・NY原油先物:大幅高、ロシアによる輸出削減で需給ひっ迫を意識した買いが入るNYMEX原油10月限終値:83.63 ↑2.00
8月31日のNY原油先物10月限は大幅高。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+2.00ドル(+2.45%)の83.63ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.48ドル-83.69ドル。アジア市場で81.48ドルまで売られたが、ロシアは原油輸出を削減することで主要産油国(OPECプラス)と合意したとの報道を受けて需給ひっ迫の思惑が広がった。通常取引終了後の時間外取引で83.69ドルまで買われている。
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2023年09月01日(金)08時05分
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い
1日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では145.52円とニューヨーク市場の終値(145.54円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。前日終値付近でのもみ合いとなった。本邦勢の本格参入や日本株の取引開始を待つ状態だが、このところ低下基調にある米金利動向にも注意を払いたい。
ユーロ円ももみ合い。8時時点では157.77円とニューヨーク市場の終値(157.82円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。157.80円を中心としたもみ合いとなっており、目先は昨日安値の157.62円がサポートとして意識されるか注目となる。
ユーロドルは8時時点では1.0842ドルとニューヨーク市場の終値(1.0843ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.0840ドル台で動意を欠いた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.47円 - 145.57円
ユーロドル:1.0841ドル - 1.0845ドル
ユーロ円:157.65円 - 157.86円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2023年09月01日(金)08時00分
東京為替見通し=ドル円、米雇用統計待ちか
昨日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落した。米経済指標の弱い結果を受けて一時145.56円まで下落したが、7月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前年比4.2%上昇と市場予想と一致。8月米シカゴ購買部協会景気指数は予想を上回り、一時高値の146.25円手前まで値を上げたが、ダウ平均の失速や米長期金利の低下を受けて145.35円まで安値を更新した。ユーロドルは4営業日ぶりに反落。ユーロ圏のインフレ指標や欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(7月27日分)を受けて、ECBの追加利上げ観測が後退し、1.0835ドルまで下押した。ユーロ円は6日ぶりに反落。株安やロンドン・フィキシングに絡んだ円買いで157.62円まで弱含んだ。
本日は市場の目線がNYタイムに発表される米8月雇用統計に向けられており、東京タイムでのドル円は模様眺めムードが強まりそうだが、一段の調整売りに押される可能性にも注意したい。今週に発表された7月米JOLTS求人件数が約2年半ぶりの低水準となり、8月ADP全米雇用報告も予想を下回るなど、米労働市場の過熱感の緩和が示された。また、7月PCEデフレータはインフレの落ち着きを示しているものの、個人消費支出が強い数字となった。
8月米雇用統計では、非農業部門雇用者数の予想は17万人と前月から減少が見込まれている。予想通りなら、過去3カ月の雇用者数の伸び平均は2021年初め以来最も小幅になる。また、同平均時給も前月から伸びが縮小すると予想されており、雇用統計の結果が予想通り若しくは予想以上に低調な結果となれば、労働市場の減速が証明されつつあるとの認識とともに、米金融当局による追加利上げの緊急性が低下するとの見方が強まり、ドル高に調整が入りそうだ。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は先週のジャクソンホール会合での講演で、インフレ率を2%に低下させるには労働市場が軟化するとともに一定期間にわたって経済成長率が潜在成長率を下回る必要があると強調した。
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2023年09月01日(金)07時52分
世界各国通貨に対する円:対ドル0.51%高、対ユーロ1.25%高
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 145.49円 -0.75円 -0.51% 146.24円
*ユーロ・円 157.74円 -2.00円 -1.25% 159.74円
*ポンド・円 184.35円 -1.69円 -0.91% 186.05円
*スイス・円 164.64円 -1.82円 -1.09% 166.46円
*豪ドル・円 94.30円 -0.40円 -0.42% 94.70円
*NZドル・円 86.77円 -0.29円 -0.33% 87.06円
*カナダ・円 107.67円 -0.41円 -0.38% 108.07円
*南アランド・円 7.71円 -0.12円 -1.50% 7.83円
*メキシコペソ・円 8.56円 -0.18円 -2.01% 8.74円
*トルコリラ・円 5.44円 -0.03円 -0.61% 5.47円
*韓国ウォン・円 11.00円 -0.05円 -0.50% 11.05円
*台湾ドル・円 4.58円 -0.02円 -0.40% 4.60円
*シンガポールドル・円 107.63円 -0.66円 -0.61% 108.29円
*香港ドル・円 18.55円 -0.08円 -0.45% 18.64円
*ロシアルーブル・円 1.52円 -0.00円 -0.03% 1.52円
*ブラジルレアル・円 29.39円 -0.56円 -1.86% 29.95円
*タイバーツ・円 4.15円 -0.02円 -0.49% 4.17円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 +10.96% 151.95円 127.23円 131.12円
*ユーロ・円 +12.34% 159.76円 137.39円 140.41円
*ポンド・円 +16.34% 186.77円 148.86円 158.47円
*スイス・円 +16.13% 166.60円 137.44円 141.77円
*豪ドル・円 +5.51% 98.60円 86.06円 89.37円
*NZドル・円 +4.22% 89.70円 80.44円 83.26円
*カナダ・円 +11.27% 110.64円 94.08円 96.76円
*南アランド・円 +0.06% 8.38円 6.91円 7.70円
*メキシコペソ・円 +27.37% 8.78円 6.59円 6.72円
*トルコリラ・円 -22.29% 8.15円 5.11円 7.00円
*韓国ウォン・円 +5.65% 11.19円 9.92円 10.41円
*台湾ドル・円 +6.72% 4.72円 4.20円 4.29円
*シンガポールドル・円 +10.03% 108.56円 96.55円 97.82円
*香港ドル・円 +10.43% 19.36円 16.29円 16.80円
*ロシアルーブル・円 -13.95% 2.54円 1.42円 1.77円
*ブラジルレアル・円 +18.49% 30.41円 23.72円 24.80円
*タイバーツ・円 +9.42% 4.18円 3.77円 3.80円Powered by フィスコ -
2023年09月01日(金)07時51分
NY市場動向(取引終了):ダウ168.33ドル安(速報)、原油先物1.92ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 34721.91 -168.33 -0.48% 35070.21 34719.77 9 21
*ナスダック 14034.97 +15.66 +0.11% 14114.67 14010.48 1366 1875
*S&P500 4507.66 -7.21 -0.16% 4532.26 4507.39 177 324
*SOX指数 3670.93 +27.01 +0.74%
*225先物 32520 大証比 -90 -0.28%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 145.51 -0.73 -0.50% 146.25 145.35
*ユーロ・ドル 1.0843 -0.0080 -0.73% 1.0940 1.0835
*ユーロ・円 157.77 -1.97 -1.23% 159.75 157.62
*ドル指数 103.63 +0.47 +0.46% 103.74 103.01【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 4.86 -0.03 4.91 4.84
*10年債利回り 4.11 -0.00 4.12 4.07
*30年債利回り 4.21 -0.02 4.23 4.18
*日米金利差 3.46 -0.65【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 83.55 +1.92 +2.35% 83.69 81.48
*金先物 1966.7 -6.3 -0.32% 1974.9 1965.5
*銅先物 383.1 -1.3 -0.34% 384.7 379.9
*CRB商品指数 281.91 +0.76 +0.27% 281.91 281.15【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 7439.13 -34.54 -0.46% 7500.44 7439.13 44 54
*独DAX 15947.08 +55.15 +0.35% 16042.66 15914.43 24 14
*仏CAC40 7316.70 -47.70 -0.65% 7386.95 7316.70 18 22Powered by フィスコ -
2023年09月01日(金)07時45分
円建てCME先物は31日の225先物比175円高の32545円で推移
円建てCME先物は31日の225先物比175円高の32545円で推移している。為替市場では、ドル・円は145円50銭台、ユーロ・円は157円80銭台。
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2023年09月01日(金)06時40分
本日のスケジュール
<国内>
08:50 法人企業統計(4-6月)
09:30 製造業PMI(8月) 49.7
<海外>
10:45 中・財新製造業PMI(8月) 49.3 49.2
14:00 印・製造業PMI(8月) 57.7
15:30 スイス・消費者物価指数(8月) 1.5% 1.6%
17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(8月) 43.7
20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週) -0.18%
21:00 ブ・GDP(4-6月) 2.7% 4.0%
21:30 加・GDP(4-6月) 3.1%
21:30 米・非農業部門雇用者数(8月) 16.3万人 18.7万人
21:30 米・失業率(8月) 3.6% 3.5%
21:30 米・平均時給(8月) 4.3% 4.4%
22:00 ブ・製造業PMI(8月) 47.8
22:45 米・製造業PMI(8月) 47.0
23:00 米・建設支出(7月) 0.5% 0.5%
23:00 米・ISM製造業景況指数(8月) 47.0 46.4
27:00 ブ・貿易収支(8月) 90.35億ドル米・自動車販売(8月、2日までに) 1550万台 1574万台
米・アトランタ連銀総裁が米金融政策に関するパネル討論会に参加
米・クリーブランド連銀総裁がインフレについて講演
米・ウィーワークが40対1の株式併合実施
シンガポール・大統領選挙
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注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2023年09月01日(金)06時25分
NYマーケットダイジェスト・31日 株まちまち・金利低下・円高・ユーロ安
(31日終値)
ドル・円相場:1ドル=145.54円(前営業日比▲0.70円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=157.82円(▲1.92円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0843ドル(▲0.0080ドル)
ダウ工業株30種平均:34721.91ドル(▲168.33ドル)
ナスダック総合株価指数:14034.97(△15.66)
10年物米国債利回り:4.10%(▲0.01%)
WTI原油先物10月限:1バレル=83.63ドル(△2.00ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=1965.9ドル(▲7.1ドル)※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
8月米企業の人員削減数(前年比) 266.9% ▲8.2%
7月米個人所得(前月比) 0.2% 0.3%
7月米個人消費支出(PCE、前月比) 0.8% 0.6%・改
PCEデフレーター(前年比) 3.3% 3.0%
PCEコアデフレーター(前月比) 0.2% 0.2%
PCEコアデフレーター(前年比) 4.2% 4.1%
前週分の米新規失業保険申請件数 22.8万件 23.2万件・改
8月米シカゴ購買部協会景気指数 48.7 42.8※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反落。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している7月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前年比4.2%上昇と市場予想と一致し、インフレ圧力の根強さを示唆する内容と受け止められた。また、8月米シカゴ購買部協会景気指数は48.7と予想の44.1を上回り、ドルの買い戻しを誘った。23時前には一時146.23円付近まで値を上げた。
ただ、アジア時間に付けた日通し高値146.25円が目先レジスタンスとして働くと失速した。ダウ平均の失速や米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りも入り、3時30分前には145.35円と日通し安値を更新した。市場では「月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローが観測された」との声も聞かれた。・ユーロドルは4日ぶりに反落。ユーロ圏のインフレ指標や欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(7月27日分)を受けて、ECBの追加利上げ観測が後退すると、欧州債利回りが低下。全般ユーロ売りが広がった。1時30分前には1.0835ドルと日通し安値を更新した。
・ユーロ円は6日ぶりに反落。ECBが9月の理事会で追加利上げを決めるとの観測が後退する中、全般ユーロ売りが先行。ダウ平均の失速に伴うリスク回避の円買いやロンドン・フィキシングに絡んだ円買いのフローも入り一時157.62円まで値を下げた。
・メキシコペソは急落した。メキシコ中銀がペソ安に歯止めをかけるために導入している為替ヘッジ・プログラムについて「段階的に縮小する」と発表すると、ペソ売りが優勢となった。ドルペソは一時17.1065ペソ、ペソ円は8.53円までペソ安に振れた。メキシコの代表的な株式指数であるボルサ指数は2%超下落した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日ぶりに反落。FRBによる追加利上げ観測が後退する中、買いが先行すると一時180ドル近く上昇した。ただ、明日の8月米雇用統計の発表を前に利益確定や持ち高調整の売りが優勢になると下げに転じた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸した。・米国債券相場で長期ゾーンは小幅ながら4日続伸。今週発表の米労働指標がさえない結果となり、FRBによる追加利上げ観測が後退する中、この日も債券買いが続いた。ただ、明日の8月米雇用統計の結果を見極めたいとのムードも強く、上値は限定的だった。
・原油先物相場は6日続伸。ノバク露副首相が「ロシアはOPECプラスとさらなる行動を取ることで合意」との発言を受けて、協調減産方針が維持される見通しが高まり原油先物価格は堅調に推移した。一時上げ幅を縮小する場面もあったが、引けにかけては再び買い圧力が強まり8月9日以来の高値を記録し、6日続伸で引けた。
・金先物相場は4日ぶりに反落。米経済指標はまちまちの結果となったが、欧州通貨を中心にドルが買い戻されると、ドルで取引される金先物は割高感から徐々に上値が重くなり4日ぶりに反落して引けた。
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2023年09月01日(金)06時05分
ニューヨーク外国為替市場概況・31日 ドル円、反落
31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は145.54円と前営業日NY終値(146.24円)と比べて70銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している7月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前年比4.2%上昇と市場予想と一致し、インフレ圧力の根強さを示唆する内容と受け止められた。また、8月米シカゴ購買部協会景気指数は48.7と予想の44.1を上回り、ドルの買い戻しを誘った。23時前には一時146.23円付近まで値を上げた。
ただ、アジア時間に付けた日通し高値146.25円が目先レジスタンスとして働くと失速した。ダウ平均の失速や米長期金利の低下に伴う円買い・ドル売りも入り、3時30分前には145.35円と日通し安値を更新した。市場では「月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローが観測された」との声も聞かれた。ユーロドルは4営業日ぶりに反落。終値は1.0843ドルと前営業日NY終値(1.0923ドル)と比べて0.0080ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ圏のインフレ指標や欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(7月27日分)を受けて、ECBの追加利上げ観測が後退すると、欧州債利回りが低下。全般ユーロ売りが広がった。1時30分前には1.0835ドルと日通し安値を更新した。
ユーロ円は6日ぶりに反落。終値は157.82円と前営業日NY終値(159.74円)と比べて1円92銭程度のユーロ安水準。ECBが9月の理事会で追加利上げを決めるとの観測が後退する中、全般ユーロ売りが先行。ダウ平均の失速に伴うリスク回避の円買いやロンドン・フィキシングに絡んだ円買いのフローも入り一時157.62円まで値を下げた。
メキシコペソは急落した。メキシコ中銀がペソ安に歯止めをかけるために導入している為替ヘッジ・プログラムについて「段階的に縮小する」と発表すると、ペソ売りが優勢となった。ドルペソは一時17.1065ペソ、ペソ円は8.53円までペソ安に振れた。メキシコの代表的な株式指数であるボルサ指数は2%超下落した。
本日の参考レンジ
ドル円:145.35円 - 146.25円
ユーロドル:1.0835ドル - 1.0940ドル
ユーロ円:157.62円 - 159.75円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2023年09月01日(金)06時03分
大証ナイト終値32490円、通常取引終値比120円安
大証ナイト終値32490円、通常取引終値比120円安
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2023年09月01日(金)05時05分
8月31日のNY為替・原油概況
31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、146円22銭へ強含んだのち、145円35銭まで下落し、引けた。米8月シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったほか、新規失業保険申請件数も予想外に減少し労働市場の強さが示され、一時ドル買いが強まった。その後、雇用統計の発表を控え、利上げ終了の思惑などに金利低下に伴いドル売りが強まった。
ユーロ・ドルは、1.0885ドルへ強含んだのち1.0835ドルまで下落し、引けた。
欧州中央銀行(ECB)の議事要旨によると、スタグフレーション懸念も浮上したことが明らかになりユーロ売りにつながった。ユーロ・円は158円71銭から157円62銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2697ドルから1.2653ドルまで下落した。英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が英国の金利を一段と引き上げる必要がない可能性を示唆したため9月の25BP利上げ観測が後退。
ドル・スイスは0.8808フランから0.8846フランまで上昇した。
31日のNY原油先物は続伸。供給ひっ迫懸念が引き続き買い材料となった。[経済指標]
・米・先週分新規失業保険申請件数:22.8万件(予想:23.5万件、前回:23.2万件←23.0万件)
・米・失業保険継続受給者数:172.5万人(予想:170.6万人、前回:169.7万人←170.2万人)
・米・7月コアPCE価格指数:前年比+4.2%(予想:+4.2%、6月:+4.1%)
・米・7月個人所得:前月比+0.2%(予想:+0.3%、6月:+0.3%)
・米・7月個人消費支出(PCE):前月比+0.8%(予想:+0.7%、6月:+0.6%←+0.5%)
・米・8月シカゴ購買部協会景気指数:48.7(予想:44.2、7月:42.8)Powered by フィスコ -
2023年09月01日(金)04時22分
【速報】米株下げ幅拡大、ダウ100ドル超安
米株下げ幅拡大、ダウ100ドル超安
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2023年09月01日(金)04時15分
米7月消費者支出は拡大、今後鈍化の兆しも、貯蓄率低下や労働市場の悪化で
米商務省が発表した7月個人所得は前月比+0.2%となった。伸びは予想外に6月+0.3%から鈍化し、昨年12月来で最低。一方、同月個人消費支出(PCE)は前月比+0.8%。伸びは6月+0.6%から予想以上に拡大し1月来で最高となった。インフレ調整後の実質個人支出も前月比+0.6%と、1月来で最大の伸びとなった。サービス支出は+0.4%。良好な天候で、レストランなどでの支出に拍車がかかった。一方で、消費支出を支える実質可処分所得は-0.2%。貯蓄率は3.5%と、11月来で最低となった。米国の貯蓄率はパンデミックによる政府支援策や経済封鎖の影響で2020年4月には過去最高となる33%に達したが、その後正常化しつつある。今後は、労働市場の悪化、支払い延滞率の上昇、学生ローン支払いの再開で消費者の財政状態が一段と悪化し、支出も鈍化する可能性が示唆された。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目している燃料や食品を除いた7月のコアPCE価格指数は前年比+4.2%と、予想通り6月+4.1%から伸びが拡大。FRBが注目している住宅費や燃料、食品を除いたサービスインフレが+0.5%と年初来最大となったため、追加利上げの可能性は完全に払しょくされない。投資アドバイスなどのコストが押し上げた。このカテゴリーを除いたスーパーコアサービスインフレ率は+0.25%だった。今後、消費が想定されるとおり鈍化した場合は必然的にコアサービスインフレも低下し、FRBの利上げ打ち止めが正当化されることになる。
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