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高いスワップポイントが狙える「トルコリラ/円」、スワップポイントが高いおすすめのFX口座は?

2025年12月11日(木)のFXニュース(3)

  • 2025年12月11日(木)10時12分
    [NEW!] NY金先物は弱含み、時間外取引では買いが強まる

    COMEX金2月限終値:4224.70 ↓11.50

     10日のNY金先物2月限は弱含み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は、前営業日比-11.50ドル(-0.27%)の4224.70ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは4207.80-4249.00ドル。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明を待つ状況となり、アジア市場から主に4230ドルを挟んだ水準で推移。通常取引終了後の時間外取引で4249ドルまで買われた。


    ・NY原油先物:やや強含み、時間外取引で一段高

    NYMEX原油1月限終値:58.46 ↑0.21

     10日のNY原油先物1月限はやや強含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+0.21ドル(+0.36%)の58.46ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは57.66-59.03ドル。米国市場の中盤にかけて57.66ドルまで売られたが、後半にかけて反転。供給超過に対する警戒感は低下し、通常取引終了後の時間外取引で59.03ドルまで上昇。

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  • 2025年12月11日(木)10時07分
    [NEW!] 東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下落一服

     11日の東京外国為替市場でドル円は下落が一服。10時時点では155.79円とニューヨーク市場の終値(156.02円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安の流れが継続された。昨日安値を割り込むと、ロングの投げを巻き込んで155.57円まで下げ足を速めた。しかしながら、東京仲値にかけてはドル買いが持ち込まれ、155.88円前後まで下値を切り上げている。

     11月豪雇用統計の発表後に豪ドルは弱含み。対ドルで0.6660ドル、対円では103.66円まで売られた。失業率は4.3%と予想4.4%よりは強く、前回から横ばいだったものの、新規雇用者数が2.13万人減少と予想の2万人増加から大きく下振れた。

     ユーロ円は下げ渋り。10時時点では182.31円とニューヨーク市場の終値(182.44円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。ドル円や豪ドル円の下げにつれて182.06円まで売られた。ただし、NY時間の下押し水準182.05円の手前で支えられると、仲値にかけたドル円の切り返しに追随して182.40円まで買い戻された。

     ユーロドルはじり高。10時時点では1.1702ドルとニューヨーク市場の終値(1.1695ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でドル売りが強まった局面で、1.1705ドルまで上昇して10月17日以来の高値を更新した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:155.57円 - 156.03円
    ユーロドル:1.1689ドル - 1.1705ドル
    ユーロ円:182.06円 - 182.50円

  • 2025年12月11日(木)10時02分
    [NEW!] ドル・円:ドル・円は155円台後半で推移、米長期金利低下や米利下げを意識した米ドル売り

     11日午前の東京市場でドル・円は155円60銭台で推移。156円03銭から155円57銭まで売られている。米長期金利の低下や米利下げを意識した米ドル売り・円買いが観測されている。ただ、155円以下には顧客筋などのドル買い注文が残されており、ドル・円は155円台前半で下げ止まる可能性が高いとみられる。

     ユーロ・円は182円50銭から182円09銭まで値下がり。ユーロ・ドルは1.1689ドルから1.1705ドルまで強含み。

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  • 2025年12月11日(木)09時52分
    日本の長期金利上昇に対する市場の警戒感高まる

    「日本の長期金利上昇に対する市場の警戒感高まる」

     日本の長期金利の上昇が続いている。政府は11月28日の閣議で経済対策の予算上の裏付けとなる補正予算案を閣議決定した。一般会計の歳出総額は約18.3兆円に達している。この決定を受けて10年国債利回りは12月以降、一段高となった。市場参加者の間では、危機管理投資・成長投資に6.4兆円、防衛力と外交力の強化に1.65兆円が計上されたことが問題視されているようだ。特に、不測の事態に対応する措置とは思えない危機管理投資・成長投資に6.4兆円を計上することに対する批判的な意見が多いようだ。日本の財政悪化に対する懸念は消えていないため、長期国債利回りの上昇と円安はしばらく続く可能性がある。

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  • 2025年12月11日(木)09時51分
    ドル円、転換線割れで下落が一服 155.80円前後まで持ち直す

     ドル円は155.57円を底に155.80円前後まで持ち直した。日足一目均衡表・転換線155.65円を割り込んだところで売り圧力が一旦弱まり、仲値にかけた買いで水準を切り上げた。なおユーロドルは1.1705ドルまで上値を伸ばし、足もとでは1.17ドル前後で底堅い。

  • 2025年12月11日(木)09時14分
    日経平均寄り付き:前日比215.59円高の50818.39円

    日経平均株価指数前場は、前日比215.59円高の50818.39円で寄り付いた。
    ダウ平均終値は497.46ドル高の48057.75。
    東京外国為替市場、ドル・円は12月11日9時10分現在、155.60円付近。

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  • 2025年12月11日(木)09時06分
    ドル円、155.60円まで下落 時間外の米10年債利回りは低下スタート

     ドル円は米連邦公開市場委員会(FOMC)後の売り地合いが東京序盤も引き継がれた。昨日安値155.80円を割り込むと155.60円まで下落し、その後の戻りも鈍い。目先は155.65円に位置する日足一目均衡表・転換線を巡る攻防。
     なお、時間外の米10年債利回りは低下して始まり、前日比0.012%低い4.135%前後で推移している。

  • 2025年12月11日(木)08時50分
    NY市場動向(取引終了):ダウ497.46ドル高(速報)、原油先物0.21ドル高

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 48057.75  497.46   1.05%  48197.3 47462.94  22  8
    *ナスダック  23654.155  77.669   0.329% 23704.077 23435.174  1988 1201
    *S&P500      6886.68   46.17 0.67495%  6900.67  6824.69  389  113
    *SOX指数     7467.488  94.976   1.288%
    *225先物       51075   0.00    0.00%     51330 50550

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     156.01     0     0%   156.02   155.96
    *ユーロ・ドル   1.1692 -0.0002   -0.02%   1.1695   1.169
    *ユーロ・円    182.41   -0.04   -0.02%   182.41   182.38
    *ドル指数      98.67   -0.55  -0.56%   99.26   98.59

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り   3.544  -0.069     3.627    3.53
    *10年債利回り   4.155  -0.031     4.209   4.137
    *30年債利回り   4.794  -0.015     4.826   4.771
    *日米金利差    2.231  -0.01

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      58.46   0.21   0.36%   59.05    57.66
    *金先物      4224.70 -11.50   -0.27%  4268.80   4207.80
    *銅先物      535.35  3.35     0.63%   542.30  532.30
    *CRB商品指数  301.3773  1.7516  0.5846% 301.3773 301.3773

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     9655.53   13.52   0.14%  9689.47  9622.74 41 59
    *独DAX     24130.14  -32.51   -0.13% 24168.72 24001.43 14 26
    *仏CAC40     8022.69  -29.82   -0.37%  8045.22  8005.11 15 25

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  • 2025年12月11日(木)08時41分
    ドル・円は主に156円を挟んだ水準で推移か、来年前半の米利下げ予想でドルは伸び悩む可能性

     10日の米ドル・円は、東京市場では156円94銭まで買われた後、156円56銭まで下落。欧米市場では156円89銭から155円80銭まで下落し、155円94銭で取引終了。本日11日の米ドル・円は主に156円を挟んだ水準で推移か。2026年も1回以上の米利下げが想定されており、米ドル・円は伸び悩む可能性がある。

     米連邦公開市場委員会(FOMC)は12月9、10日開催の会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定した。2026年については、利下げ1回との見通しを維持した。賛成9、反対3で利下げを決定。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、会合後の記者会見で、「雇用への悪影響を抑えるための措置は十分講じた」、「金利水準は物価圧力を抑制し続けるだけの十分な高さを維持している」との見解を伝えた。

     市場参加者の間では、来年1-3月期に1回の利下げが行われる可能性が高いとの見方が浮上しているが、インフレ見通しは不透明であるため、FRB議長が交代しても追加利下げを行うことは簡単なことではないとの見方が出ている。

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  • 2025年12月11日(木)08時34分
    ドル円、昨日安値を割り込む SGX日経225先物は50780円でスタート

     ドル円は上値重いまま、昨日安値155.80円を割り込んで155.76円まで下落した。なおシンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(50860円)から80円安の50780円でスタート。

  • 2025年12月11日(木)08時18分
    世界各国通貨に対する円:対ドル0.54%高、対ユーロ0.01%安

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           156.01円   -0.85円    -0.54%   156.86円
    *ユーロ・円         182.39円   +0.01円    +0.01%   182.38円
    *ポンド・円         208.71円   +0.19円    +0.09%   208.52円
    *スイス・円         194.73円   +0.82円    +0.42%   193.91円
    *豪ドル・円         104.17円   +0.50円    +0.48%   103.67円
    *NZドル・円         90.44円   +0.21円    +0.23%   90.23円
    *カナダ・円         113.03円   +0.46円    +0.41%   112.57円
    *南アランド・円        9.21円   +0.02円    +0.23%    9.19円
    *メキシコペソ・円       8.59円   -0.03円    -0.36%    8.62円
    *トルコリラ・円        3.66円   -0.02円    -0.58%    3.68円
    *韓国ウォン・円        0.11円   -0.00円    -0.28%    0.11円
    *台湾ドル・円         5.01円   -0.02円    -0.44%    5.03円
    *シンガポールドル・円   120.69円   -0.14円    -0.12%   120.84円
    *香港ドル・円         20.05円   -0.10円    -0.52%   20.16円
    *ロシアルーブル・円     1.99円   -0.04円    -1.88%    2.03円
    *ブラジルレアル・円     28.51円   -0.36円    -1.24%   28.87円
    *タイバーツ・円        4.91円   -0.01円    -0.26%    4.92円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円           +10.61%   161.75円   133.02円   141.04円
    *ユーロ・円          +17.13%   182.61円   146.13円   155.72円
    *ポンド・円          +16.23%   208.87円   165.43円   179.56円
    *スイス・円          +16.15%   195.73円   149.13円   167.65円
    *豪ドル・円           +8.44%   108.58円   87.87円   96.06円
    *NZドル・円         +1.48%   98.83円   81.56円   89.12円
    *カナダ・円           +6.31%   118.65円   97.56円   106.32円
    *南アランド・円       +19.50%    9.23円    6.91円    7.71円
    *メキシコペソ・円       +3.33%    9.34円    7.32円    8.31円
    *トルコリラ・円       -23.56%    7.48円    3.66円    4.79円
    *韓国ウォン・円       -99.02%   11.71円    9.95円   10.91円
    *台湾ドル・円         +8.73%    5.04円    4.34円    4.61円
    *シンガポールドル・円   +12.97%   121.02円   99.62円   106.84円
    *香港ドル・円         +11.03%   20.74円   16.95円   18.06円
    *ロシアルーブル・円     +26.18%    2.03円    1.42円    1.58円
    *ブラジルレアル・円     -1.90%   31.21円   26.25円   29.06円
    *タイバーツ・円       +19.77%    4.93円    3.88円    4.10円

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  • 2025年12月11日(木)08時07分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

     11日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では156.01円とニューヨーク市場の終値(156.02円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。NY引け後に下押すも155.92円付近までと、昨日安値155.80円を前に下げ渋り。156円を挟み、本邦勢の本格参入を待つ状態だ。この後は、アジア市場の参加者が昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)をどのように消化するか見極めることになる。

     ユーロ円は小じっかり。8時時点では182.45円とニューヨーク市場の終値(182.44円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。182円前半では支えられ、182.50円付近までじり高となった。9日に記録したユーロ導入以来の高値182.64円を見据えた動きが続いている。なお昨日のCME225先物は50860円と大阪取引所比で260円上昇して終えた。

     ユーロドルは8時時点では1.1695ドルとニューヨーク市場の終値(1.1695ドル)とほぼ同水準だった。昨日につけた10月17日以来の高値1.1700ドルの手前で上昇は一服も、下押し幅も限られた。
     なお豪ドル/ドルは、昨日NY終盤につけた0.6686ドルを上値に0.6670ドル前後での値動き。本日9時30分には11月豪雇用統計(予想:失業率4.4%/新規雇用者数2.00万人)が発表予定。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:155.92円 - 156.03円
    ユーロドル:1.1689ドル - 1.1697ドル
    ユーロ円:182.26円 - 182.50円

  • 2025年12月11日(木)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、目線は日銀利上げ観測へ 豪ドルは豪雇用統計に要注目

    訂正:「市場の反応は〜」のパラグラフ内のレートを156.95円に訂正しました。

     10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米・中長期金利の低下を受けて一時155.80円まで下落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通りに利下げが決定され、短期国債を購入する方針を示された。ユーロドルは、米金利の低下で1.1700ドルまで上昇した。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、予想通りにタカ派的利下げが決定されたFOMC声明を受けて、「思惑で仕掛けて事実で手仕舞う」相場展開を予想する。そういった中で、来週の日銀金融政策決定会合の利上げ観測を斟酌していく展開か。

     FOMCでは、予想通りにFF金利誘導目標が3.50-3.75%に引き下げられたが、2019年以来となる3名の反対があった。2026年と2027年の利下げ見通しが1回だったことでタカ派的利下げとなった。長期金利(中立金利)見通しは3.0%で据え置かれた。声明文では、「追加的な調整の程度とタイミングを検討するにあたり、今後の経済指標を慎重に検証していく」と述べられており、これは政策変更の一時停止を示唆する際に使用される文言だ。

     パウエルFRB議長は、これまでの利下げにより「経済の動向を見守るのに適した状態にある」と言及し、今後の追加利下げに慎重な姿勢を示した。一方、次期FRB議長の最有力候補のハセット米国家経済会議(NEC)委員長は、経済指標が堅調なら0.5%ポイントの利下げを支持する可能性がある、と述べている。そのため、来年以降のFRBの金融政策は予断を許さない状況となる。

     市場の反応は、タカ派的利下げという思惑で156.95円まで買い上げてきたドル買い持ちポジションが、利下げ決定という事実を受けて手仕舞われつつあり、155円台まで売られているFOMCが、銀行準備の「十分(ample)」な供給を維持するため、年限が短めの米財務省証券の新規購入を承認し、12日から月額400億ドルの財務省短期証券(Tビル)の購入を開始すると表明したこともドル売り要因。

     植田日銀総裁が先日、「長期金利が急激に上昇する例外的な状況では、機動的に国債買い入れの増額などを実施する」との発言が円売り要因とされたことと同様の構図である。

     今後は、来週の金融政策決定会合での0.25%利上げ観測による円買いと、来年の追加利上げ時期は夏辺りまでという思惑による円売りが錯綜するだろう。そういった中、過去26日間の中心値である一目均衡表・基準線155.36円付近を軸にした相場展開を想定する。

     また、抗日戦争勝利80年を迎える中国では、週末13日は南京事件の追悼日だ。レアアース(希土類)の禁輸措置などの強硬策を打ち出した場合、日本経済は大きな打撃を受けることになり、地経学的リスクによる円売り・株売りの可能性にも警戒しておきたい。

     9時30分発表の11月豪雇用統計では、失業率は4.4%予想と10月の4.3%から悪化、新規雇用者数は+2.0万人と10月+4.22万人からの減少が見込まれている。直近の豪データでは、7−9月期の豪国内総生産(GDP)は前年同期比+2.1%と2023年以来の高水準、消費者物価指数(CPI、前年比)はRBAのインフレ目標とする2−3%を上回っていた。

     先日の豪準備銀行(RBA)理事会では3会合連続で政策金利の据え置きが決定され、声明文やブロックRBA総裁はタカ派的な見解を表明。もし、予想に反して雇用情勢の改善傾向が示された場合は、早期利上げ観測が高まることで豪ドル買いを促すことになる。

     なお米国では、トランプ米大統領が、連邦最高裁によるトランプ関税違憲判決の可能性を抱えている。来週辺りに公表される「エプスタイン文書」の内容次第では、トランプ政権を支えてきた保守派の「MAGA(アメリカを再び偉大に)」陣営のさらなる離反が危惧されている。

     米共和党は、ニューヨーク市長選挙、バージニア州とニュージャージー州知事選挙に続き、トランプ米大統領の地盤であるフロリダ州で30年近く支配してきたマイアミ市長選挙でも敗北した。来年の中間選挙の結果次第ではレームダック化する可能性も警戒されている。

  • 2025年12月11日(木)07時06分
    ニューヨーク外国為替市場概況・10日 ドル円、4日ぶり反落

     10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4営業日ぶりに反落。終値は156.02円と前営業日NY終値(156.88円)と比べて86銭程度のドル安水準だった。米連邦準備理事会(FRB)は今日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り政策金利を3.50−3.75%に引き下げることを決めたと発表。声明では「米経済活動が緩やかなペースで拡大していることを示唆」「FF金利の目標レンジのさらなる調整の程度とタイミングを検討する際、FOMCは入ってくるデータ、進展する見通しおよびリスクのバランスを慎重に評価する」と指摘した。また、準備預金残高が十分な水準まで減少したと判断し、準備金を恒常的に十分な水準に維持するため、必要に応じて短期国債の購入を開始するとした。
     同時に公表されたFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)では、2026年と27年は1回の利下げ予想が維持され、長期金利(中立金利)見通しも3.0%で据え置かれた。
     FOMCの結果を受けてマーケットは株高・金利低下・ドル安で反応した。ダウ平均は一時630ドル超上昇し、米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.13%台まで低下。ドル円は一時155.80円と日通し安値を更新した。市場関係者からは「バランスシートの水準を維持するために短期国債を購入する方針を示したことが株高・金利低下・ドル安につながったようだ」との声が聞かれた。
     なお、パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「インフレ率は依然としてやや高い」「雇用の下振れリスクは最近高まっているようだ」「FRBは会合ごとに決定を下す」「FRBは経済の動向を見守る態勢にある」「1月FOMCまでに多くのデータが得られるだろう」などと述べ、今後の政策判断において経済指標を見極める姿勢を示した。

     ユーロドルは3日ぶりに反発。終値は1.1695ドルと前営業日NY終値(1.1627ドル)と比べて0.0068ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下やFOMC前のポジション調整に伴うユーロ買い・ドル売りが先行。FOMC後に全般ドル売りが活発化すると、一時1.1700ドルと10月17日以来の高値を付けた。

     ユーロ円は小幅ながら4日続伸。終値は182.44円と前営業日NY終値(182.40円)と比べて4銭程度のユーロ高水準。ドル円の下落につれた売りが出ると一時182.05円付近まで下押ししたものの、そのあとはユーロドルの上昇につれた買いが入り182.55円付近まで持ち直した。

    本日の参考レンジ
    ドル円:155.80円 - 156.94円
    ユーロドル:1.1622ドル - 1.1700ドル
    ユーロ円:182.01円 - 182.62円

  • 2025年12月11日(木)07時04分
    円建てCME先物は10日の225先物比260円高の50860円で推移

    円建てCME先物は10日の225先物比260円高の50860円で推移している。為替市場では、ドル・円は155円93銭台、ユーロ・円は182円38銭台。

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