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2025年12月19日(金)のFXニュース(2)

  • 2025年12月19日(金)08時00分
    [NEW!] 東京為替見通し=日銀利上げは織り込み済み、植田総裁会見で中立金利に言及あるか注目

     昨日の海外市場でドル円は、11月米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ると一時155.29円と日通し安値を更新した。ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。米CPIデータに関する懐疑的な見方が聞かれる中で、米10年債利回りが低下幅を縮めたことなどが相場を下支えした。ユーロドルは、米CPIの下振れをきっかけに全般ドル売りが優勢になると一時1.1763ドルと日通し高値を付けたが、1.1715ドル付近まで押し戻された。なお、ECBは市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置いた

     本日の東京時間でのドル円は、日銀の金融政策決定会合の結果とその後に行われる植田日銀総裁の会見で乱高下になることが予想される。また、日本時間8時半には本邦の11月全国消費者物価指数(CPI)も発表される。

     昨日に欧州中央銀行(ECB)、英中銀(BOE)ほか欧州の中央銀行が政策金利を発表したが、本日は日銀の金融政策決定会合が行われ、今年の中銀発表の大トリを務めることになる。市場では25ベーシスポイントの引き上げを予想し、1995年以来となる0.75%への利上げは織り込み済み。注目は今後の金融政策の展開を植田日銀総裁がどのように説明するかになる。これまでは、政府からの利上げ反対で日銀の利上げは遅々として進まなかったが、10月下旬の日米財務相会談後に米財務省のホームページで「アベノミクス導入から12年が経過し、状況は大きく変化していることから、インフレ期待を安定させ、為替レートの過度な変動を防ぐ上で、健全な金融政策の策定とコミュニケーションが果たす重要な役割を強調した」と掲載されるなど、米国の圧力から高市政権も利上げを容認する方針だ。

     市場は来年2回程度の利上げを予想し、利上げの最終到着点となるターミナルレートを1.25%と予想している。植田日銀総裁の会見で今後も緩やかな利上げ程度で収まれば、円は動意薄になるか、織り込み済みで円売りが進みやすい。一方で、これ以上のタカ派発言となった場合は、円買いが進むことになるだろう。

     声明文や植田総裁の冒頭会見や幹事社からの質問などではサプライズとなる発言は期待できないかもしれない。市場が動意づくのは、その後に行われる各社からの質疑応答になりそうだ。注目したいポイントは複数あるが、まずは中立金利について具体的な数値を述べるかだ。現在は1.0%から2.5%と幅を持たせていることについて、植田総裁は11月4日の参院財政金融委員会では狭めることを示唆した。12月1日の会見でも中立金利について「もう少しはっきりと明示したい」と述べている。しかし、日銀内でコンセンサスをとれないとの意見が多く、いつものように曖昧な発言にとどめるとの予想が多い。仮に、狭める発表となった場合は、上限を引き下げるよりも下限となる1.0%を引き上げることになり、利上げ幅が拡大することで円が買われやすくなるだろう。

     また、実質金利の算出方法のインフレ率基準を、これまでの日銀の予想物価から生鮮食料品を除いたコアCPIに置き換える発言をしていることで、今後の日銀の実質金利の捉え方も気になるところだ。

     他にも、これまで日銀は基調的な物価上昇率について、引き続き目標の2%には達していないとの見解を持っている。しかし、2022年4月以後からの日銀の目指す2%の物価安定にインフレ率は達している。本日発表される生鮮食料品を除いたコアCPIが予想の3.0%程度となった場合でも、同じ見解が示されるかも気になるところだ。

  • 2025年12月19日(金)07時29分
    [NEW!] 米11月CPIは大幅鈍化、エコノミストや米国債市場は懐疑的、さらなるデータ必要との見方

    米国労働統計局が発表した11月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.7%と、予想+3.1%を下回った。伸びは9月+3%から鈍化し、7月来の低水準となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している変動の激しい燃料や食品を除いたコア指数は前年比+2.6%と、予想+3.0%を下回った。9月+3%から鈍化し21年3月来で最低の伸びを記録した。宿泊費や衣料などの価格下落が指数を押し下げた。

    ただ、政府機関閉鎖の影響で前月比での動向データはなく、詳細の確認が困難となっている。このため、エコノミストや米国債市場はデータに懐疑的な見方。インフレの明確な動向を判断するためには新データが必要と慎重な見解を示した。

    直近12月連邦公開市場委員会(FOMC)で政策据え置きを支持し、利下げ決定に反対票を投じた米シカゴ連銀グールズビー総裁は11月CPIの結果を歓迎し、インフレ率が目標2%に向けて改善していることがより明確化すれば更なる利下げを支持するとした。同時に、金融政策決定において1カ月分の結果に依存したくないと加えた。12月データでさらにインフレ動向を判断していくことになる。

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  • 2025年12月19日(金)07時03分
    ニューヨーク外国為替市場概況・18日 ドル円、小反落

     18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小反落。終値は155.55円と前営業日NY終値(155.69円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。米労働省が発表した11月米消費者物価指数(CPI)が前年比2.7%上昇と予想の前年比3.1%上昇を下回り、エネルギーと食品を除くコア指数も前年比2.6%上昇と予想の前年比3.0%上昇より弱い内容だったことが分かると全般ドル売りが先行。23時30分過ぎに一時155.29円と日通し安値を更新した。
     ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。米CPIデータに関する懐疑的な見方が聞かれる中で、米10年債利回りが低下幅を縮めたことなどが相場を下支えした。
     なお、米政府機関閉鎖の影響で10月分のデータは公表されなかった。一部のエコノミストは「CPIで比重の大きい住居費の主要項目が、この2カ月間にほぼ横ばいとなっている」と指摘し、「政府閉鎖中のデータ収集の欠落は、無視しがたい懐疑的な見方をもたらす。インフレ率をより明確に読み取るには、来月まで待つ必要がある」との見方を示した。

     ユーロドルは小幅ながら3日続落。終値は1.1722ドルと前営業日NY終値(1.1741ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)定例理事会の結果公表を前にポジション調整目的の売りが先行すると一時1.1713ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1703ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米CPIの下振れをきっかけに全般ドル売りが優勢になると一時1.1763ドルと日通し高値を付けた。
     ただ、16日の高値1.1804ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米長期金利が低下幅を縮めたことなども相場の重しとなり、1.1715ドル付近まで押し戻された。
     ECBはこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「特に内需のけん引により、経済成長は9月時点の予測よりも力強くなると予想される」と指摘した。同時に発表した景気予測では、成長率とインフレ率の見通しを一部上方修正した。市場では「事実上、利下げは打ち止め」との見方が広がった。

     ユーロ円は反落。終値は182.33円と前営業日NY終値(182.80円)と比べて47銭程度のユーロ安水準。日本時間夕刻に一時183.17円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたあとだけに、利益確定目的の売りが出やすかった。ドル円の下落につれた売りも出ると一時182.30円と日通し安値を付けた。

    本日の参考レンジ
    ドル円:155.29円 - 155.97円
    ユーロドル:1.1713ドル - 1.1763ドル
    ユーロ円:182.30円 - 183.17円

  • 2025年12月19日(金)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:30 消費者物価コア指数(11月) 3.0% 3.0%
    15:30 植田日銀総裁が会見

      日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表 0.75% 0.50%
      ギミックが東証スタンダード新規上場(公開価格:1150円)
      辻・本郷ITコンサルティングが東証スタンダードに新規上場(公開価格:1850円)
      パワーエックスが東証グロースに新規上場(公開価格:1220円)


    <海外>
    06:45 NZ・貿易収支(11月)  -15.42億NZドル
    16:00 英・小売売上高(11月)  -1.1%
    18:00 欧・ユーロ圏経常収支(10月)  231億ユーロ
    19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表  16.50%
    20:30 ブ・経常収支(11月)  -51.21億ドル
    20:30 ブ・海外直接投資(11月)  109.37億ドル
    22:30 加・小売売上高(10月) 0% -0.7%
    24:00 米・中古住宅販売件数(11月) 415万件 410万件
    24:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数確報値(12月)  53.3
    24:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(12月)  -14.2

      印・外貨準備高(先週)


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2025年12月19日(金)05時50分
    12月18日のNY為替・原油概況

    18日のニューヨーク外為市場でドル・円は155円80銭から155円29銭まで下落し、引けた。

    米11月消費者物価指数(CPI)総合、コア指数とも予想外に鈍化し来年の利下げ観測が強まり、ドル売りが優勢となった。

    ユーロ・ドルは1.1713ドルから1.1763ドルまで上昇し、引けた。

    欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定したほか、利上げや利下げの議論がかく、利下げサイクル終了観測が浮上し、ユーロ買いが強まった。その後、政策当局者は利下げの選択肢を除外する意向はないとの関係筋の話が伝えられ上昇が一段落した。

    ユーロ・円は182円84銭まで上昇後、182円30銭まで反落した。

    ポンド・ドルは1.3446ドルまで上昇後、1.3341ドルへ反落。

    英中銀は金融政策決定会合で市場予想通り利下げを決定したが、据え置き支持も多く見られるタカ派利下げとなったためポンド買いが強まった。

    ドル・スイスは0.7929フランへ下落後、0.7955フランまで反発した。

    18日のNY原油先物は続伸。米国のベネズエラへの圧力強化で地政学的リスク上昇に伴い供給過剰懸念を受けた売りが一段と後退した。

    [経済指標]
    ・米・11月消費者物価指数(CPI):前年比2.7%(予想:3.1%)
    ・米・11月コア消費者物価指数(CPI):前年比2.6%(予想:3.0%)
    ・米・12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:-10.2(2.3、11月-1.7)
    ・米・先週分新規失業保険申請件数(12/13):22.4万件(予想:22.5万件、前回:23.7万件←23.6万件)
    ・米・失業保険継続受給者数(12/6):189.7万人(予想:192万人、前回183万人←183.8万人)
    ・米12月カンザスシティ連銀製造業活動:1(予想6、11月8)

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  • 2025年12月19日(金)05時01分
    NY市場動向(午後2時台):ダウ93ドル高、原油先物0.21ドル高


    【米国株式 】         前日比    高値    安値 ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 47979.42 +93.45 +0.20% 48365.93 47849.48    14   16
    *ナスダック 23000.61   +307.29+1.35% 23149.61 22906.23   1887  1167
    *S&P500 6779.88 +58.45 +0.98%      6816.13  6758.50   277   224
    *SOX指数 6876.32 +181.01  +2.70%
    *225先物 49300 大証比+150  +0.31%

    【 為替 】           前日比    高値   安値
    *ドル・円 155.54 -0.15 -0.10%     155.98  155.29
    *ユーロ・ドル 1.1725 -0.0016 ―0.14%1.1763  1.1713
    *ユーロ・円 182.37 -0.43 -0.24%  182.88  182.29
    *ドル指数 98.43 +0.06  +0.06%   98.56  98.17

    【 債券 】           前日比    高値   安値
    *2年債利回り 3.46 -0.02
    *10年債利回り4.12  -0.03
    *30年債利回り 4.80  -0.03
    *日米金利差 2.15 -0.03
    【 商品/先物 】        前日比    高値   安値
    *原油先物56.15 +0.21   +0.38%    57.03  55.88
    *金先物 4365.00 -8.90  -0.20%   4409.50 4338.00

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  • 2025年12月19日(金)04時40分
    [通貨オプション]まちまち

    ドル・円オプション市場はまちまち。短期物ではレンジ相場観測を受けたオプション売りが継続。3カ月物以降では買われた。リスクリバーサルでは、短中期物でドル・円下値ヘッジ目的の円コールスプレッドが一段と拡大。6カ月物以降は変わらずだった。

    ■変動率
    ・1カ月物7.68%⇒7.49%(08年=31.044%)
    ・3カ月物8.48%⇒8.56%(08年=31.044%)
    ・6カ月物9.00%⇒9.05%(08年=23.92%)
    ・1年物9.25%⇒9.35%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)
    ■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
    ・1カ月物+0.50%⇒+0.51%(08年10/27=+10.63%)
    ・3カ月物+0.54%⇒+0.55%(08年10/27=+10.90%)
    ・6カ月物+0.46%⇒+0.46%(08年10/27=+10.70%)
    ・1年物+0.31%⇒+0.31%(08年10/27=+10.71%)

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  • 2025年12月19日(金)04時06分
    ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、戻り鈍い

     18日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは戻りが鈍い。4時時点では1.1719ドルと2時時点(1.1728ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。NY序盤に1.1763ドルの高値を付けた以降は上下しながらも反発力は弱く、本日安値圏での推移が続いている。

     ドル円は小高い。4時時点では155.64円と2時時点(155.53円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。対ユーロでドルが底堅く推移したことなどを受けて155.71円付近まで水準を切り上げている。ただ、NY終盤とあって値動き自体は鈍い。

     ユーロ円は4時時点では182.39円と2時時点(182.41円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:155.29円 - 155.97円
    ユーロドル:1.1713ドル - 1.1763ドル
    ユーロ円:182.30円 - 183.17円

  • 2025年12月19日(金)03時51分
    NY市場動向(午後1時台):ダウ229ドル高、原油先物0.48ドル高


    【米国株式 】         前日比    高値    安値 ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 48114.76 +228.79 +0.48% 48365.93 47849.48    16   14
    *ナスダック 23096.78   +403.46 +1.78% 23149.61 22906.23   1975  1056
    *S&P500 6792.97 +71.54 +1.06%      6816.13  6758.50   304   198
    *SOX指数 6916.65 +221.34  +3.31%
    *225先物 49460 大証比+310  +0.63%

    【 為替 】           前日比    高値   安値
    *ドル・円 155.66 -0.03 -0.02%     155.98  155.29
    *ユーロ・ドル 1.1721 -0.0020 ―0.17%1.1763  1.1713
    *ユーロ・円 182.44 -0.36 -0.20%  182.88  182.29
    *ドル指数 98.48 +0.11  +0.11%   98.56  98.17

    【 債券 】           前日比    高値   安値
    *2年債利回り 3.48 -0.00
    *10年債利回り4.13  -0.02
    *30年債利回り 4.80  -0.03
    *日米金利差 2.16 -0.02
    【 商品/先物 】        前日比    高値   安値
    *原油先物56.42 +0.48   +0.86%    57.03  55.88
    *金先物 4365.20 -8.70  -0.20%   4409.50 4338.00

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  • 2025年12月19日(金)03時40分
    欧州主要株式指数、上昇

    18日の欧州主要株式指数は上昇。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で予想通り政策金利据え置きを決定。英中銀は金融政策決定会合で予想通り利下げを決定した。米国の消費者物価指数(CPI)が予想外に低下し来年の利下げ観測が強まり、投資家心理が改善した。

    スウエ―デンの衣料品メーカー、へネス・アンド・マウリッツ(H&M)はアナリストが投資判断を引き上げ、3.64%高。デンマークの製薬会社、ノボ・ノルディクスは新薬「カグリセマ」を米当局に承認申請し0.2%上昇した。

    ドイツDAX指数は+1.00%、フランスCAC40指数は+0.80%、イタリアFTSE MIB指数は+0.82%、スペインIBEX35指数は+1.15%、イギリスFTSE100指数は+0.65%。

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  • 2025年12月19日(金)03時25分
    欧州マーケットダイジェスト・18日 株高・ユーロ失速・ドル下げ渋り

    (18日終値:19日3時時点)
    ドル・円相場:1ドル=155.63円(18日15時時点比▲0.17円)
    ユーロ・円相場:1ユーロ=182.38円(▲0.62円)
    ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1719ドル(▲0.0027ドル)
    FTSE100種総合株価指数:9837.77(前営業日比△63.45)
    ドイツ株式指数(DAX):24199.50(△238.91)
    10年物英国債利回り:4.481%(△0.006%)
    10年物独国債利回り:2.850%(▲0.014%)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (各市場の動き)
    ・ドル円は下げ渋り。欧州勢参入後に円売り・ドル買いが強まると一時155.97円と日通し高値を付けたものの、15日の高値155.99円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米労働省が発表した11月米消費者物価指数(CPI)が前年比2.7%上昇と予想の前年比3.1%上昇を下回り、エネルギーと食品を除くコア指数も前年比2.6%上昇と予想の前年比3.0%上昇より弱い内容だったことが分かるとドル売りが加速。23時30分過ぎに一時155.29円と日通し安値を更新した。
     ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。一時は4.10%台まで低下した米10年債利回りが低下幅を縮めたことなどが相場を下支えした。
     なお、米政府機関閉鎖の影響で10月のデータは公表されず、市場では「米経済の実態はなお見えにくい」との声が聞かれた。米WSJのFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者はSNS上で「(11月米CPIについて)10月のデータ欠落を受け、統計担当者が行った調整の妥当性について疑義を呈する可能性がある」と指摘した。

    ・ユーロドルは上値が重かった。欧州中央銀行(ECB)定例理事会を前にポジション調整目的の売りが先行すると一時1.1713ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1703ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米CPIの下振れをきっかけに全般ドル売りが優勢になると一時1.1763ドルと日通し高値を付けた。
     もっとも、16日の高値1.1804ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米長期金利が低下幅を縮めたことなども相場の重しとなり、1.1715ドル付近まで押し戻された。
     なお、ECBはこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。声明では「物価が中期的に目標の2%で安定することを再確認」「今後の政策運営はデータ次第で特定の経路を事前に確約しない」と指摘し、従来の方針を維持した。また、ラガルドECB総裁は理事会後の記者会見で「欧州経済は依然として底堅さを示している」「インフレは短期的に低下する見込み」「インフレ見通しは依然として通常よりも不確実」などと話した。

    ・ポンドドルは一時1.3446ドルまで上昇する場面があった。英中銀(BOE)はこの日、政策金利を現行の4.00%から3.75%に引き下げることを決めたと発表。市場予想通りの結果となったものの、MPC議事要旨では5対4の僅差での決定となったことが明らかに。また、ベイリーBOE総裁は「金利は緩やかに低下していく道筋にあると引き続き考えている」と述べたうえで、「利下げを重ねるたびに、どこまでさらに引き下げるべきかの判断はより難しくなる」と発言。既に緩やかなペースとなっている利下げが、今後さらに減速する可能性を示唆した。

    ・ユーロ円は頭が重かった。日本時間夕刻に一時183.17円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。ドル円の下落につれた売りが出ると一時182.30円と日通し安値を付けた。

    ・ロンドン株式相場は続伸。BOEの利下げへの期待から買いが先行。その後結果が公表されると伸び悩む場面もあったが、引けにかけて再び強含んだ。米国株相場の上昇などが相場を下支えした。ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が買われたほか、リオ・ティントやグレンコアなど素材株が値上がりした。

    ・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。11月米CPIの下振れをきっかけに米国株相場が大幅に上昇すると独株にも買いが波及した。個別ではシーメンス・エナジー(3.50%高)やドイツ銀行(3.24%高)、エアバス(1.95%高)などの上昇が目立った。

    ・欧州債券相場は英国債が売られた一方、独国債が買われた。

  • 2025年12月19日(金)02時40分
    NY外為:BTC反発、米利下げ期待でリスク資産市場が回復

    暗号通貨のビットコイン(BTC)は反発した。8.9万ドルを回復した。米11月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したため、来年の利下げ期待が強まった。投資家心理の改善でリスク資産市場が回復。暗号資産市場の売りも一段落したと見られる。

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  • 2025年12月19日(金)02時06分
    ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り

     18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では155.53円と24時時点(155.49円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。米長期金利の低下が一服したうえ、ダウ平均が一時480ドル前後上昇するなど堅調な株価を横目に155.29円を安値に155.70円手前まで持ち直す場面も見られた。

     ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.1728ドルと24時時点(1.1734ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。23時前に付けた1.1763ドルの高値から24時30分過ぎには1.1718ドル前後まで失速。一方で、本日安値の1.1713ドルを割り込む勢いもないなど、総じて方向感がなかった。

     ユーロ円は2時時点では182.41円と24時時点(182.46円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。本日安値圏での推移が続いている。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:155.29円 - 155.97円
    ユーロドル:1.1713ドル - 1.1763ドル
    ユーロ円:182.30円 - 183.17円

  • 2025年12月19日(金)01時37分
    【市場反応】英中銀、予想通り利下げ決定も票が分かれる、ポンド買い

    英中銀は金融政策決定会合で、市場予想通り政策金利引き下げを決定した。インフレの鈍化や経済の停滞が理由。ただ、5対4の決定で、4委員が政策据え置きを支持した。また、べイリー総裁は「中立金利を判断するのは困難だが、金利は水準に近づいているはず」とし、利下げの余地が限定的である可能性を警告した。

    このためポンド買いが優勢となり、ポンド・ドルは1.3348ドルから1.3446ドルまで上昇。ポンド・円は207円94銭から209円01銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.8780ポンドから0.8735ポンドまで下落した。

    [金融政策]
    ・英中央銀行:政策金利を3.75%に引き下げ(予想3.75%、前回4%)
    「5対4で決定。4メンバーは据え置き支持」「追加利下げ巡る判断は拮抗」「さらなる段階的な利下げを予想」

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  • 2025年12月19日(金)01時08分
    【市場反応】ECB政策金利据え置き決定、予想通り、利下げサイクル終了観測にユーロ買い

    欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定した。4会合連続。ラガルド総裁は理事会後の会見で、全会一致での決定で、利上げ、利下げの議論はなかったことを明らかにした。

    ECBは「特別な金利の軌道を事前に公約しない」「各会合でデータ次第で政策決定する方針」を繰り返した。インフレの強さが決定の基盤となったと指摘。また、
    参加者はサービスインフレの低下がより遅いペースとなると予想しているとした。

    結果を受けて利下げサイクル終了観測が強まり、ユーロ買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1713ドルから1.1763ドルまで上昇。ユーロ・円は182円49銭から一時182円84銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは英中銀のハト派利下げで0.8736ポンドまで下落後、欧州中央銀行(ECB)結果受け、0.8754ポンドまで上昇した。

    【金融政策】
    ・欧州中央銀行(ECB)
    ・主要政策金利を2.15%で据え置き決定(予想:2.15%、前回2.15%)
    ・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を2%で据え置き決定(予想:2.00%、前回2.00%)
    ・限界貸出金利(上限)を2.4%で据え置き決定(予想:2.4%、前回2.4%)

    「特別な金利の軌道を事前に公約しない」「各会合でデータ次第で政策決定する方針」「APP、PEPPの保有を慎重で予想できるペースで削減」
    「必要とあれば、全手段を調整する準備」
    「インフレを中期的2%目標で安定させることを確実にしていく」
    「決定はコアインフレの強さを基盤」「参加者はサービスインフレの低下がより遅いペースとなると予想」
    「2026年のインフレ見通し1.9%へ引き上げ(従来1.7%)、2027年1.8%へ引き下げ(従来1.9%)」

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