ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

田向宏行
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒

ヒロセ通商[LION FX]ではザイFX!からの口座開設者限定キャンペーンを実施中!

FX・為替ニュース
RSS

【GMOクリック証券】圧倒的人気で100万口座達成!最短即日で取引可能!

  • 2024年11月22日(金)16時43分

    来週のドル・円「ドルは伸び悩みか、米インフレ再加速も日本の為替介入を警戒」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は伸び悩みか。米インフレの再加速が鮮明になり、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げの後退を見込んだドル買い・円売りが再び強まる可能性がある。ただ、日本の為替介入が警戒され、短期的にリスク選好的な米ドル買い・円売りはやや後退しそうだ。今月発表された米国の消費者物価指数(CPI)と14日の生産者物価指数(PPI)でインフレ率は再加速。パウエルFRB議長は今後の政策運営について、利下げを急がないスタンスを明確に示している。

     FRBが政策判断の材料としているPCEコア価格指数はこのところ、低下の度合いを弱めている。来週発表の同指数は前回を上回るとみられ、さらにインフレ再加速を裏付ける材料になりやすい。一方、直近の連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場の予想通り0.25ポイントの利下げを決定。ただ、パウエル氏の見解を受け12月の会合では利下げ一服の可能性があろう。その際にはドル買いを強める可能性があろう。

     なお、円安進行阻止に向けた日本政府によるドル売り・円買い介入はドル・円が155円以上の水準で実施される可能性が高いとみられているが、市場参加者の間からは「ドル上昇ペースは急激とは言えない」との声が聞かれている。そのため、為替介入は現時点で想定しにくい。ただ、円安が続いた場合、日本銀行による12月利上げ観測が強まり、ドル・円相場を圧迫する要因となり得る。

    【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨】(26日公表予定)
     FRBは今月6-7日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を26日に公表する。この時は0.25ポイントの利下げを決定したが、次回12月に向けハト派色を弱めれば強いドル買い要因に。

    【米10月コアPCE価格指数】(27日発表予定)
     27日発表の米10月コアPCE価格指数は前年比+2.8%と、前回の同+2.7%から小幅上昇の見通し。想定通りなら緩和的な金融政策の後退を見込んだドル買いの手がかり。

    ・ドル・円の予想レンジ:152円50銭-156円00銭


    ・11月25日-29日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

    ○(米)11月CB消費者信頼感指数 26日(火)日本時間27日午前0時発表予定
    ・予想は、112.5
     参考となる10月実績は108.7で市場予想を上回った。労働市場を巡る見方が改善したことなどが要因。11月については労働市場の改善が続いているものの、米大統領選の結果に対してさまざまな反応があることから、10月実績を上回る可能性がある。

    ○(米)7-9月期国内総生産改定値 27日(水)午後10時30分発表予定
    ・予想は前期比年率+2.8%
     参考となる速報値は前期比年率+2.8%。個人消費や政府支出の伸びが加速したことが成長に寄与した。改定値については速報値からの改善が期待できる項目が少ないため、速報値と同水準となる可能性がある。

    ○(米)10月コアPCE価格指数 27日(水)日本時間28日午前0時発表予定
    ・予想は、前年比+2.8%
     参考となる9月実績は前年比+2.7%、前月比では+0.3%。住宅とエネルギーを除くサービス価格は上昇を続けており、10月のコアPCE価格指数の上昇率は9月実績と同水準か、上回る可能性がある。

    ○(欧)11月ユーロ圏消費者物価指数 29日(金)午後7時発表予定
    ・10月確定値は前年比+2.0%
     参考となる10月確定値は前年比+2.0%で速報値と同水準。飲食料価格の伸びが目立った。11月については飲食料やサービス価格の上昇率が10月並みと予想されており、全体の上昇率も10月実績と同水準となる可能性がある。


    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・25日(月):(独)11月IFO企業景況感
    ・26日(火):(米)10月耐久財受注
    ・27日(水):(米)7-9月期国内総生産改定値
    ・29日(金):(日)10月失業率、(日)10月鉱工業生産速報値

    Powered by フィスコ
このニュースの前後のニュースを一覧で表示する
人気FX会社ランキング

8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者がおすすめのFX会社「トップ3」を公開!
【※総合ランキング4位~10位に加え、「スプレッド(取引コスト)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの、主要な比較項目ごとのランキングはこちら!】
ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定(9-27時) 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの公式サイトはこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定(9-27時・例外あり) 1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

FX・為替ニュース「来週のドル・円「ドルは伸び悩みか、米インフレ再加速も日本の為替介入を警戒」」の関連記事

2024年11月22日(金)の最新FX・為替ニュース

「最新のFX・為替ニュース」をもっと見る >>

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トレーディングビュー記事 人気FX会社ランキング 田向宏行
トレーディングビュー記事 人気FX会社ランキング 田向宏行
『羊飼いのFXブログ』はこちら
FX初心者のための基礎知識入門

相場を見通す 超強力FXコラム