昨日のドル円はとても狭いレンジだった。1日を通じても30ポイント程の値動き。これでは何をやろうにも意欲がわかない。週末にエジプト情勢が鎮静化の方向に向かったこともあって、原油価格が跳ね上がってきていた。これによるユーロ高もだいぶ落ち着いてきて、ユーロ売りが優勢となってきた。ユーロポンドやユーロ円といったユーロクロスもだんだんと下がってきた。
欧州株は値を飛ばしてスタートし、一向に下がる気配を見せなかった。それにつられて米国株も大きく伸ばしてスタートしたが、欧州通貨などではすべてドル高に大きく触れているのに、それでもドル円は動かなかった。
私は何度もドル円を買ってみてはみるものの、10ポイントほどしか上がらない。そのうちユーロドルやポンドドルが上がってくると、今度はドル売りにさらされるのではないかという気がしてきた。下手に損を出さないうちにポジションをクローズすることにしたが、そんなことを3回以上も繰り返していると、さすがにかなり嫌気が差してきた。
もういいやとフテ寝をして、朝、PCの画面を見てみたら、やっぱりドル円はほとんど動いていなかった(・ ・;)。ニューヨーク市場の後半になっても、ずっと82.20-40のレンジに収まっていた。ドル円の上値の重たさには、ちょっと辟易してしまった~。
こうなったら、今日こそはユーロ円に手を出してみようかと考えている。今晩もニューヨーク市場ではイベントがほとんどないため、ドル円の動きは昨日と同じように動意に乏しいものとなってしまうかもしれない。それに比べるとユーロドルの方がよく動いているので、ユーロ円のほうが大きく動く。
最近の傾向として、海外市場でユーロドルは落ちやすいが、アジア時間ではショートカバーに見舞われて上がってしまうという感じだ。ユーロ円の下げを取りに行こうと考えているので、欧州市場のまんなかまでは、焦らずにユーロ円が上がってくるのを待とうと思っていたが、どうも緩い。また112円から滑り落ち、111円台のミドルまで落ちている。
レベルとしては112円台のミドルアッパーといおきたいところだが、112円台に乗せたところでは、売り体制に入るつもりだ。狙いたいレベルは110円台の前半。米国市場で株価の調整などが先行すれば、あまりレベルに関係なくポジションを作ってもよさそうな気がしている。
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