昨日の欧州時間では欧州通貨の買い戻しが優勢であった。とくにユーロが強いというわけではない。ポンドなど他の欧州通貨も押しなべて強かった。そのためユーロポンドなどは思い切り売り圧力にさらされていたので、ユーロドルの上昇には弾みが感じられなかった。
ひとつにはOPEC筋からのコメントの中で、リビア情勢は悪化していないとの前向きの意見が出てきたため、これ以上の深刻な事態には立ち入らないだろうという楽観視が台頭してきたためだ。地政学的なリスクに加えて、リビアからは結構の量の石油を依存しているユーロッパ諸国への供給不安は薄らいだ格好となった。
米国勢の参入の前にユーロドルは1.38台のミドルを超えてきたが、私はロングの利食いを出来れば1.39台、悪くとも1.38台の後半に据えていたので、結果的には利食い損なった。ドル金利の上昇にともない、ドル買いも活発となり、どちらかというとドルのミニ全面高へと向かった。
ドル円はそれほども動いていなくて、20ポイントくらいしか動かない。それでも82円台を回復する傾向に変わりはなかった。これで跳ねかえったら、またまたドル円はレンジだったのか、ということになる。ユーロドルもポンドドルも欧州時間にたくさん買われすぎた反動の利食いなどで、一斉にドル高方向に戻っていった。
今日のアジア市場ではユーロドルは1.38台でのスタートだった。昨日は、利食いに失敗したこともあり、今は損切りが1.3775で、利食いが1.3950のOCO注文ではさんでいる。昨日のニューヨーク市場でのレンジに合わせたようで消極的であるが、利食いのポイントは欧州時間の午後あたりからもう一度見直すつもりだ。
その前に決着がつけば、それはそれでよしとしよう~。でも欧州序盤で1.3785近辺まで落ちた時には、御用になると思っていたが、一応まだ生き延びている(笑)。
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