昨日はユーロ円のショートで臨んだ欧州市場だったが、自分が115円台での戻り売りをした後は、あまりアゲインストにもならずに114円台へ突入した。いよいよ先週から何度も攻めている114円台である。日足のチャートを見ていても、不自然にその辺りに安値が連日で並んでいる。
まあ、それもそのはずで、地震が起こった後のリスク回避によるクロス円の下げ局面でつけたユーロ円の安値が106円台。そして為替介入やレベル7などによる日本売りで戻した高値が123円台。そのちょうど半分が114円台ということになるのだ。ここを抜けたら大きそうだ。113.80では売り増しのストップ注文を置いておきたいくらいだ。
しかし不運なことに夕方の6時から出かける用事が出来てしまった。突っ込み売りなどをやっていく場合には、PCの画面に張り付きになっていないと危ないと感じてしまう。そこでまずはやむなくユーロ円を利食って、帰宅した際にまたゼロからやり直すことにした。
後で相場をチェックすると、ユーロ円は114円台の前半まで差し込んでいたようである。しかしご丁寧にもまた115円台まで戻している。またしても、同じような足形を形成してニューヨーク市場は終了したようだ。
昨日の米国株は途中で切り返してきて、結局はプラス転でクローズした。原油価格が95ドル台から100ドル台まで戻してきたので、リスクテークモードになっているのだ。しかし本日の日本株は勢いがない。原発1号機のメルトダウンが問題になっているからだが、 このままでは株価もメルトダウンしそうな感じもする。
私はアジア時間の午後からドル円を売り込んでいった。リスク回避によってクロス円の全面安になるかもしれないからだ。売れたのは@80.87だったが、東京市場では80.45までしか下がらなかった。欧州市場に入ってからは80.30近辺までつけて、その後は80円台ミドルでの膠着状態が続き、70円台は近くて遠い状態になっている。
今夜もアメリカのインフレ指標と景況感指数が出る。欧州市場に入ってからは株価が堅調になってきて、クロス円も切り返してスタートした。しかしその後はずっとこちらも小動きである。ドル円はそれほども上がっていないのでポジションはキープしているが、ミシガン大学などが良かったら、いったんはドルショートのやめ時かもしれない。
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