みなさん、こんにちは。
今月に入ってからの「ユーロの混迷」と「資源国通貨の下落」は今も継続し、特に資源国通貨の下落が加速しています。
■ブラジルレアルの暴落がマーケットで話題に
今月(2012年5月)に入り、「ギリシャのユーロ離脱の可能性」が現実味を帯びてきたことで、ユーロの下落に関する報道が目立ってきました。
ただ、マーケットではユーロの混迷をきっかけにした「株安、コモディティの下落」が、資源国通貨の急落を引き起こしていることに注目が集まっています。
特にマーケットで話題になっているのが、資源国通貨のブラジルレアル。
2月末はまだ1.7000レアル近辺で推移していた米ドル/ブラジルレアルですが、「sell in May(5月売り)」の声とともに急激なレアル安が進行。
今週(2012年5月21日~)に入って、NY原油は1バレルあたり90ドルを割り込むなど、コモディティが大きく値を下げていることもあり、ブラジルレアルは暴落。
米ドル/ブラジルレアルが一時2.1051レアルになるまで急激な米ドル高・レアル安が進行しました。
(出所:CQG)
■豪ドル/円は5月だけで6円強の急落!
連れて、同じ資源国通貨である豪ドルの下落も鮮明に。
今月(2012年5月)の豪ドル/円の始値は83.23円、昨日(5月23日)の安値は76.87円で、6円強の急落。
(リアルタイムチャートはこちら →FXチャート&レート:豪ドル/円 日足)
また、今月(2012年5月)の豪ドル/米ドルは1.0430ドルで始まっており、昨晩(5月23日)の安値が0.9690ドルと約700ポイント急落しています。
(リアルタイムチャートはこちら →FXチャート&レート:豪ドル/米ドル 日足)
ギリシャ問題に関しては年初からずっと話題になっており…
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