(「FX友の会 in 東京 2012」レポート(2)オプション取引の情報がFXに活かせる?」からつづく)
■まさかの占星術!?
元ディーラー2人の迫力ある話に半分ノックアウトされつつ、次はなにかな? と期待していると、ここでまさかの占星術!?
登壇されたのは、元バンク・オブ・アメリカのディーラー・山中康司さん。ラジオNIKKEIでおなじみのアナウンサー・叶内文子さんが司会を担当されます。
タイトルは、「やさしい金融占星術入門」。
元ディーラーの山中さんは、トレードに関してはプロ中のプロのはず。
なぜ、ここで乙女チックなイメージが漂う占星術なのか…
なんでも、ザイFX!の「FX取引ツールを本音でレビュー」でおなじみのトレーダー・バカラ村さんも山中さんの占星術の大ファンなんだとか。
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いったいどうやって占星術をトレードに活かせば良いのでしょうか?

山中さんいわく、「占星術は、テクニカル分析みたいなもの」とのこと。
過去15年くらいのマーケットの動きと天体の動きを統計処理して相関を計算して、相関が70%以上あるモノだけを採用し、参考にしているそうです。
「相関があれば、占星術だってほかのものだって何でもいい。以前は、“雨が降れば米ドルが売られる”という相関があったものだから、ディーラー時代に、雨という理由だけで、ドル売りを仕掛けたこともある(笑)」と語る山中さん。
ただし、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を駆使した上で、もうひとつのエッセンスとして5~10%程度の割合で占星術を使っているとのことですので、なんでもかんでも占星術任せにしているわけではありませんよ。
■占星術は、あの伝説のトレーダーも使っていた?
この占星術、「占いじゃん!」とバカにすることなかれ。
なんと、欧米では占星術を元に運用しているファンドも実際に存在し、かなり周知のトレード手法らしいのです。
たとえば、占星術を使っていた有名トレーダーとして真っ先に山中さんが挙げたのが…
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