ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

また!期待を継続させたFRB議長
EU要人発言もあるが米国はお休み

2012年09月03日(月)18:31公開 (2012年09月03日(月)18:31更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 ジャクソンホールに関心が集まるなか、私はどうせ何も出てこないだろうと考えていたので、どうしても期待がはがれる方向のポジショニングをしたいと思った。それはリスク回避の方向にベットするのである。具体的にはユーロ円かユーロドルをショートにするのである。材料がアメリカ発なので、ドル絡みということでユーロドルのショートの方がよいだろう。

 ちょうど7月末に1.20台の安値をつけた後のドラギ発言でのマックス戻しが1.2588なので、テクニカル的にはそのレベルが当面の短期的なレジスタンスを形成しているはずなので、1.2590でロスカットする分には1.25台というのは売りやすいレベルでもある。

 アジア時間は1.25台の前半でしかやっていなかったのに、欧州時間になるとユーロドルはムキムキと上がってきた。銀行監督の権限をECBに一本化するらしいという報道が出ているが、果たしてこれのせいなのだろうか。

 ともかくも1.2550を越えてきたので、私は売り態勢にはいった。完全な逆張りなので、売るレートは選びたいところである。少しでも引きつけて売りたいからだ。ユーロドルを1.2574で売ることは出来たのだが、その後はほとんど下がらずとなった。それどころかグローベックスでは米国株がモリモリと上がってきて、リスクテーク的なファクターも加わって、ユーロはますます強くなった。

 ここにきてジャクソンホールの期待がいっそう高まってきたものか。私のユーロショートはあっという間にお陀仏になってしまい、ネクストアクションはバーナンキ発言の内容を見てからということにならざるをえなかった。ジャクソンホールの前にすでにユーロドルは1.26台に達し、講演を待つ。 

 ジャクソンホールでのバーナンキ議長の発言は、たいへん注目された割には内容に新鮮味のないものとなった。それもそのはずで、バーナンキ議長のような公的な立場にある人は多くの講演の機会を抱えており、ジャクソンホールはそのひとつでしかない。それがたまたま2年前にはQE2の発端になったというから、過大評価されているに過ぎないのだ。

 10分ほどの間にスピーチの要諦部分は終わってしまい、最初の反応としてはQE3に深く触れていないということで株売りに見られるリスク回避の形で動いた。講演の直前までリスクテークが進んでいたため、短期的なポジション調整もある。期待がはげ落ちた格好となった。そして緩和が遠のいた解釈でドルの買い戻しが強くなった。ユーロドルは再び1.25台に押し込まれた。 

 しかしいつものごとく「雇用は著しく回復が遅い」というコメントを忘れなかったことで、追加緩和に対する期待を持たせた。そして相場は反転。株価は大幅上昇へと向かい、9月のFOMCでは追加緩和もありうるのではないかということでドルは再び売られた。ユーロドルは1.2637まで上昇。チョッピーではあったが、講演の前後でユーロドルは100ポイントも動いていない。やはり想定通りだったという見方も強いのだろう。

 ニューヨーク時間の午後はリスクテークの利食い一色となって、ユーロは売りが優勢。ユーロドルは1.25台に逆戻り。こうなってくると州が変わった後の消化具合を確かめてから、ということにならざるをえない。今晩はEU議会でのドラギ総裁など要人の証言が出てくることになっている。だが市場の関心はすでに木曜日のECB理事会に移っている。また今晩はアメリカが休みであるので動きづらい。

日本時間 18時00分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
CFD口座おすすめ比較 トレーディングビュー記事 人気FX会社ランキング
CFD口座おすすめ比較 トレーディングビュー記事 人気FX会社ランキング
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る