本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『欧州債務問題への思惑』、そして『米国の経済指標の発表』や『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・07時45分:NZ)住宅建設許可
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・15時00分:独)小売売上高
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)GDP
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・週末要因
・大量の米国の長期国債の償還・利払い日
・米国の主要企業の決算発表→ナイキ、他
・明日から中国が国慶節入りで連休入りとなる点(9月29日~10月7日)
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・欧州の追加金融緩和への思惑(来週にECB金融政策結果発表)
・米国の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
・日本の追加金融緩和への思惑
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日で大量の米国の長期国債の償還・利払い日。
また、明日から中国が国慶節入りで連休入りとなる。
米国の経済指標は、ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
また、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターとシカゴ購買部協会景気指数にも注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、それまでのドル売り・ユーロ買いの流れの加速に対する反発と調整が主体となった。
今週の為替相場も、先週に引き続いてドル売り・ユーロ買いへの巻き戻し・調整が主体となり、それに加えて米国の長期金利の下落での円買いや欧州債務不安でのユーロ売り、リスク回避の流れも強まっていたが、昨日の相場で反発が優勢となった。
週末金曜日の本日は、引き続き金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)と欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)、米国の長期金利の動向での方向性が焦点。
その他、週末要因やポジション調整などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)住宅建設許可
→発表での影響は非常に大きい
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→注目度はそれなりだが、反応は限定的か
・15時00分:独)小売売上高
→発表での影響はまずまず
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→来週にECB理事会を控えて、注目度は非常に高い。欧州市場で動き出すキッカケになりやすい
・21時30分:加)GDP
→発表での影響は非常に大きい
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→3つの時間に3種類の経済指標。発表直後の変動も当然の如く重要だが、週末での相場の方向性を見極めたいところ
9月24日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の追加金融緩和への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ点(25日・2年債、26日・5年債、27日・7年債)
▼来週にECB金融政策結果発表を控える点
▼来週に米国の雇用統計の発表を控える点
▼来週にBOJ金融政策結果発表を控える点
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9月28日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・オセアニアが夏時間入り ・大量の米国の長期国債の償還・利払い日 ・米国の主要企業の決算発表→ナイキ、他 ・明日から中国が国慶節入りで連休入りとなる(9月29日~10月7日) |
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07:45 | NZ)住宅建設許可 | ◎ | +3.0% | +2.0% | ||||||||||
08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | △ | -28 | -29 | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 4.3% | 4.3% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.83 | 0.83 | ||||||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | -0.5% | -0.4% | |||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | -0.3% | -0.3% | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | -0.6% | -0.7% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -0.3% | -0.5% | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
△ | -0.5% | -1.0% | ||||||||||
-3.4% | -0.8% | |||||||||||||
日)小売業販売額 | × | -0.3% | -0.8% | |||||||||||
↑・大型小売店販売額 | × | -1.7% | -4.4% | |||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | -7.5% | -9.6% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | +8.0% | |||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | -0.9% (-1.0%) |
||||||||||
-0.9% | -1.0% | |||||||||||||
16:00 | ス)KOF先行指数 | △ | +1.50 | +1.57 | ||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ◎ | +2.4% | +2.6% | ||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | -69億 | -67億 | ||||||||||
南ア)財政収支 | × | - | -575.5億 | |||||||||||
21:30 |
加)GDP [前月比/前年比] |
◎ | +0.1% | +0.2% | ||||||||||
+2.0% | +2.4% | |||||||||||||
米)個人所得 | BB | +0.2% | +0.3% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.5% | +0.4% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター[前年比] | +1.5% | +1.3% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.1% | ±0.0% | ||||||||||||
+1.6% | +1.6% | |||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | A | 52.8 | 53.0 | ||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【確報値】 |
S | 79.0 | 79.2 | ||||||||||
26:00 | 米)フィッシャー:ダラス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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