ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

期待先行となった休場明けのNY
ドル円は経済指標の是々非々で

2012年11月01日(木)16:33公開 (2012年11月01日(木)16:33更新)
持田有紀子

波乱の「日経平均」や「NYダウ」の下落局面も収益チャンスに! 話題の「VIX指数」も取引できる【CFD口座】を比較!

 昨日はいよいよアメリカの休み明けだ。アメリカが2日間休んでいる間に進んだことといえば、まずはグローベックスでの米国株の安値突っ込みだろう。これによってリスク回避の動きが促された。先週の後半でドル円は80円台に乗せていたのに、79円台前半まで押し返された。ユーロ円は104円台から102円台まで落ちた。やはり何といってもハリケーンでの直接被害が目に見えるからであろう。

 しかし昨日の欧州序盤はリスクテーク気味で始まり、グローベックスでの米国株もここ3日間でもっとも高いレベルを越えてくる勢いとなった。話はこじつけようで、被害を悲観していたのとは一転して、復興需要が期待されるという理屈だそうだ。そういった話が堂々とテレビなどでも語られていた。

 そうしたリスク許容度の高まりから、ユーロドル、ユーロ円は堅調にスタートした。特にユーロドルの1.30台のリカバリーは私にとっては意外だった。上がってきたところの1.30台乗せは売る勇気がない。しかしこれを支えているのは高い株価であり、それがニューヨークオープンにむけて果たして本物かどうかが試される局面がきっと来る。それを見極めてから自分も動いてもいいのではないかと考えて、とにかく9時半過ぎまで待つことにした。

 久しぶりの米国株の取引が始まっても、やはり高いままのスタートだった。クロス円は全面高となっている。ちょっと流れが変わってきたのはCAPMが出てからのこと。結果が予想を下回ったからだが、それよりちょっと遅れてEU財務相の電話会合の結果が漏れ伝わってきた。ギリシャ支援の第3弾に関する決定が先延ばしにされそうだということ。これでユーロ売りに圧力がかかって、ユーロドルは1.29台のミドルまで降下。

 ユーロの値下がりを見て、株価も同調して値を崩した。株価が下がったといっても、やっと発射台に戻っただけだ。米国の休み中にグローベックスでつけた安値にまではほど遠い。休み中の値動きが頭にこだわっていた分だけ、ユーロドルの1.29台は売ることができなかった。

 朝に早起きして、もうすぐ終わろうとしているニューヨークの夏時間におけるクローズ間際で参戦した。ユーロドルは安いまま1.2960あたりで張り付いている。重そうだからと思って、1.2964で売ってみたが、これがまったく動かない。東京時間になっても動くことはなく、私のコスト近辺の前後でウロウロしているのみ。

 その間にはドル円は着実に上がっており、ついに80円台に乗せてきたりした。ドル円のほうが値幅が大きいなんて、珍しい!私はじれったくなってしまったので、5ポイントもフェイバーになったところで速攻でユーロドルを買い戻した。だからといってドル円の80円台を不用意に売り込んでいくわけにもいかないし…。

 明日に雇用統計をひかえて、今晩はADP指数や失業保険など、事前のムード作りに一役買いそうな指標が出てくる。しかしADPは算出方法が変わったようで、人数は少なめに出ることになるようだ。それでも10万人以上の雇用者数の増加が見込まれているが、失業率の改善のためには少し力不足のような感じがする。これではドル安やリスク回避がもたらされるのではないかと思う。それでも私は結果を見てからの是々非々で臨もうと思う。

 またセンチメント系の指数もISM製造業やコンファレンスボードなど、いくつか出る。しかしハリケーン通過の直後だけに、その分が反映されていないということで無視される可能性もある。良い結果であれば、なおさら無視されやすい。ということは悪い方の数字が出た場合のほうがマーケットは反応しやすいだろう。23時を過ぎて米国株が下がりはじめたら、ドル円でも売ってみようかな。
 

日本時間 16時30分

 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年11月5日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

外為どっとコム

ザイFX!最新&おすすめ記事

人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
ザイ投資戦略メルマガ MT4比較 バイナリーオプション比較
ザイ投資戦略メルマガ MT4比較 バイナリーオプション比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る