(『葉那子のトレード手法を大公開! 「チャート重視でブレイク待ちしてます!」』からつづく)
みなさん、こんにちは、葉那子です。
今回から数回にかけて、個人投資家FxBさんの取材記事をお届けしたいと思います。

前回の記事の最後で少しご紹介しましたが、私がFxBさんのブログのファンということで、今回、取材のオファーをさせていただきました。
【参考記事】
●葉那子のトレード手法を大公開! 「チャート重視でブレイク待ちしてます!」
メディア初登場! FxBさんってどんな人?
FxBさんは本コラムがメディア初登場ということで、取材依頼に応じてくださったことに本当に感謝しています。
残念ながらお顔はお見せできないということでしたが、声はOKということで、動画にもご登場いただきました。
FxBさんは2010年8月から現在のブログ『☆FX ブレイク☆』を始められ、平日はほぼ毎日、前日のご自身のトレードをアップされています(グーグルなどで「FXブレイク」と検索すると一番上に表示されます)。
エントリーした場所を記したチャートと、pipsでの損益結果、読者の方からのメールに対するお返事というシンプルな記事になっています。
私は1年半前くらいにこちらのブログを知り、そのシンプルな手法に興味を持ち、過去記事を何度も繰り返し読みながら、チャートと照らし合わせて自分なりに検証をしてみました。
マスターすることができれば有効な手法だと思い、今も研究中です。
というわけで、前回の記事でもご紹介した、私の使用している単純移動平均線3本の20、50、100という数値はFxBさんの手法を参考にしています。
【参考記事】
●葉那子のトレード手法を大公開! 「チャート重視でブレイク待ちしてます!」
ブログを拝見している限り、読者の方の中で、それまでトレードで結果が出なかったのに、FxBさんのブログを読むようになって勝てるようになったという方もいるようです。
ブログはトレードの内容がメインで、たまに私生活に関することも書かれていますが、その素性はベールに隠れた状態。
そんなFxBさんに直接いろんなお話を聞いてきました。

まずは、FxBさんのFXを始めたきっかけについて。
Q FXを始めたきっかけは? またいつから始めたのですか?
いわゆる普通のFXを始めたのは2005年からで、その前はさまざまな他の金融商品を取引していたそうです。
最初に投資を始めた金融商品は日本株。そして、デイトレード(デイトレ)をするようになったのは、日本でオンライントレードができる環境になっていた1999年ごろからだそうです。その時期から早速、デイトレーダーをやってみたというチャレンジャーのFxBさん。
そして、そのころ、たまたたまデイトレの特集番組をテレビでやっているのを見て、東京のセミナーに行ったFxBさん。
米国株のデイトレーダーをやっていた!
そこで教わったのが米国株のデイトレだったということで、米国の証券会社に口座開設をし、2000年からは米国株のデイトレを始めたそうです。
今はFX一本のFxBさんですが、最初は株トレーダーだったんですね。
ただ、株の場合、何百とある銘柄の中から選ぶ作業が大変だということで、当時のトレーダー仲間に他によい金融商品はないかと相談したところ、「先物」をススメられたと言います。
すると今度は、S&P500指数やナスダック100などの株価指数先物の取引を始めたようです。
この、まずは何でも挑戦してみる、という精神はすごいですね。
ご自身のことを「飽き性」とおっしゃっていたFxBさんですが、他にも金先物、原油先物、さらには米国10年物国債、30年物国債を取引した経験もあるとおっしゃっていました。
さまざまな金融商品に挑戦する中、シカゴマーカンタイル取引所(CME)に上場している金融商品のFX先物も取引し始めたと言います。
FX先物はスプレッドがゼロ!
通常のFXではなく先物を選んだ理由は、スプレッドがなかったから。
当時は今よりもFXのスプレッドが広かったようで、英ポンド/円は10pips以上もあったとか。
もともと株トレーダーだったFxBさんは、「スプレッドという概念に違和感を感じた」とおっしゃっていました。

ただし、FX先物は取引量が少ないため、値が大きく飛んでしまうことがあるらしく、狙ったところで注文が通らないことも多々あったようです。
それならば最初からスプレッドが開いていても取引量の多い通常のFXをやろう、ということでFXを始めたと言います。
つまり、FXを新たに始めたというよりも、他の金融商品を巡りめぐって最終的にたどり着いたのがFX、と表現した方が良さそうな状況です。
それが2005年ということで、FX歴は約7年。
株のオンライン取引を始められたのが1999年なので、デイトレードの投資歴で言うと10年以上のベテラントレーダーさんになります。
多くの金融商品を取引した中で最終的に「FXが一番いい」とおっしゃっていましたが、その理由は為替は取引量が多いから。
取引量が多いとチャートパターンがきれい!
取引量が多いということは、それだけチャートパターンがキレイに出やすく、トレーダーにとってパターン認識がしやすいのです。
ブレイクアウトをおもな手法とするFxBさんですが、FXの場合はブレイクしたあと、勢いよくそちらの方向に進んでいくことが多いと言います。
こんな経緯でFXを始められたわけですが、FXに関しては始めた2005年のころから専業トレーダーだったようです。
1999年に投資を始められたころは会社員として働きながら兼業でトレードをされていたらしいのですが、ある時からご商売をされていたお父様の会社を継ぐことになったそうです。
その後、お父様がお亡くなりになり、それまでのお仕事もなくなってしまったFxBさんが選んだのが専業トレーダー。
FxBさん曰く、「専業になりたくてなったのではなく、流れで専業になってしまった」とおっしゃっていましたが、今でも結果を出し続けていらっしゃるのですから、その選択は間違いではなかったようですね。
FxBさんのFX勉強法とは?
さて、FxBさんがFXの専業トレーダーに至るまでの過程をお聞きしたところで、次はFXの勉強方法についてうかがってみました。
すると、テクニカル分析に関しては、FXを始める前に他の金融商品を取引する中で十分に勉強をしたそうです。
もちろん、FXのしくみや専門用語といった基本的な知識は初心者用の本で勉強したそうですが、テクニカル分析に関しては取引対象が違っても共通する部分が多いとのこと。
特にS&P500指数をトレードしていたころに、毎日、関連書籍を読んだり、チャートを見たりして徹底的に勉強をしたそうです。
なんと通訳をつけてアメリカまでセミナーを受けに行ったこともあるそうで、その行動力がスゴイ!
トレードの勉強に夢中になっていたころは、夢にまでチャートが出てきたとか(笑)。

ただ、FxBさんは嫌々勉強していたのではなく、当時は夢中になってのめり込んでいたら時間が経っていた、という感覚だったそうです。
どうやったら勝てるのか、どういうふうにしたらいいのかということで頭がいっぱい、という時期が5年くらい続いたと言うので、私もまだまだだと痛感しました。
Q 途中で諦めようと思ったり、嫌になったりしたことはないですか?
これに対してFxBさんは、嫌と思ったことはないそうですが、見えないゴールを目指して走っている時は途中で心が弱気になったことはある、とおっしゃっていました。
そんな時は、「何のためにトレードをしているのか」という原点に戻ることで、またやる気を起こしていたのだそうです。
毎月安定してプラス収支を出している今のFxBさんのゴールをうかがってみると、「これでいいという完成形はないので」ゴールはないと一言。
FxBさんは現状に満足することなく、今も手法にさらなる磨きをかけようとしています。

今回はFxBさんの紹介記事となりましたが、次回からは私も参考にしているFxBさんの手法について具体的にご紹介していきたいと思います。
お楽しみに!
(「カリスマブロガー・FxBさんに聞いた!(2) “2年間毎月負けなし”の3大手法とは!?」へつづく)
【葉那子のトレード報告 2012年10月29日(月)~11月2日(金)】
1勝0敗1分
勝ちトレード:英ポンド/米ドル +19.5pips(+777円)
負けトレード:なし
引き分けトレード:英ポンド/米ドル +0.2pips(+7円)
合計収支:+784円
口座残高:10万1651円
10月31日(水)の英ポンド/米ドルでロングエントリーした時は、エントリー後、40pips以上順行したのですが、その後反転し、下落してきたので+20pipsで決済しました。
すっきりした勝ちトレードではありませんが、建値でもないので一応やや勝ちトレードということで。
しかも利益が「777円」。
11月1日(木)も再度、英ポンド/米ドルをロングしたのですが、この日も30pipsほど順行したあと、戻ってきたので建値で決済。
利益は「7円」。
来週はラッキーなことが起きるかも?
(取材・文/葉那子 撮影/和田佳久)
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最低取引単位 | スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
1通貨 | 0.18銭 | 0.48銭 | 0.38pips | 34ペア |
※2022年12月1日(木)7時00分~2022年12月31日(土)6時30分における、スプレッド提示率がもっとも高かった水準 | ||||
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最低取引単位 | スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
1通貨 | 0.2銭原則固定 | 0.5銭原則固定 | 0.4pips原則固定 | 20ペア |
※スプレッドは成行(ストリーミング)注文に適用される水準。それ以外の注文方法では、通貨ペアによってはスプレッドの水準は異なる | ||||
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最低取引単位 | スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
100通貨 | 0.0銭原則固定 | 0.0銭原則固定 | 0.1pips原則固定 | 21ペア |
※1万通貨までの注文量に適用されるスプレッド。ユーロ/米ドルは、2023年2月28日までのキャンペーンスプレッド | ||||
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米ドル/円 | ||||
スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.18銭 | 0.48銭 | 0.38pips | 34ペア | 1通貨 |
※2022年12月1日(木)7時00分~2022年12月31日(土)6時30分における、スプレッド提示率がもっとも高かった水準 | ||||
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スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.5銭原則固定 | 0.4pips原則固定 | 20ペア | 1000通貨 |
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スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.1銭原則固定 | 0.3銭原則固定 | 0.2pips原則固定 | 29ペア | 1000通貨 |
※ユーロ/円は、2023年2月28日までのキャンペーンスプレッド | ||||
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ユーロ/米ドル | ||||
スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.4銭原則固定 | 0.3pips原則固定 | 51ペア | 1000通貨 |
※米ドル/円、ユーロ/円は、日本時間10時~翌28時までの時間帯に適用されるスプレッド | ||||
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スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.4銭原則固定 | 0.3pips原則固定 | 38ペア | 1000通貨 |
※米ドル/円、ユーロ/円は、日本時間10時~翌28時までの時間帯に適用されるスプレッド | ||||
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スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.4銭原則固定 | 0.3pips原則固定 | 30ペア | 1000通貨 |
※日本時間9時~翌27時までの時間帯に適用されるスプレッド。スプレッドはすべて例外あり。ユーロ/円・ユーロ/米ドルは、2023年3月4日までのキャンペーンスプレッド | ||||
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