(『世界のウメハラ×西原宏一のネット生放送「“勝ち続ける”ノウハウ」を報告します!』からつづく)
みなさん、こんにちは、葉那子です。
さて、本連載が始まり3カ月が経ち、これまで3人の方に取材をさせていただきました。
[参考記事]
●元ディーラー西原宏一さんに突撃!(1) FXトレーダーに向いてる人、向いてない人
●専業トレーダー・おばらっちさんに突撃(1) 最初の成功&失敗から学んだこと
●世界のトップゲーマー・梅原大吾に聞く!(1) 勝負の世界で勝ち続けるためのメンタル力
今後もいろんな方のお話をうかがっていきたいと思っているのですが、今回は私のトレードに関する記事を書きたいと思います。
毎回、記事の最後に1週間のトレード報告をしていますが、もう少し具体的に私のトレード内容をご紹介します。
ただ、まだまだ模索中の手法ですので、何かアドバイスなどがあれば、ぜひ教えていただけるとうれしいです。
また、今は短期のトレードスタイルなのですが、今後はもう少し長めのトレードをしていきたいと思っているので、今後この手法を変える必要があるかもしれません。
というわけで、今は私がどんなことを基準にトレードしているか、ということをお話したいと思います。
葉那子はテクニカル派
まずは、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析のどちらを重視しているのかといえば、テクニカルがメインです。
以前は完全にテクニカルのみをトレードの基準としていたのですが、最近はファンダメンタルズの要素も少しずつ考慮するようになってきました。
たとえば、欧州債務危機問題に関するニュース、金融緩和策の実施、政策金利など。
現在、ザイFX!でも「ヘッジファンドの思惑」の連載で記事を執筆中の元インターバンクディーラー・西原宏一さんとお仕事をよくごいっしょさせていただいていることもあり、ファンダメンタルズに関する情報はおもに西原さんのメルマガなどを参考にしています。
ただし、ファンダメンタルズに関しては勉強不足な部分が多いので、今回は私のテクニカル分析についてご紹介します。
まず、チャートに表示しているテクニカルインディケーターは、単純移動平均線(SMA)20、50、100の3本と、MACD(12、26、9)です。
メインの時間軸は15分足で、その他、日足、4時間足、1時間足もチェックしています。
取引通貨ペアは、おもにユーロ/米ドル、豪ドル/米ドル、英ポンド/米ドルのドルストレート(米ドルが絡んだ通貨ペア)ですが、最近はユーロ/円などのクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)にも注目しています。
トレード手法はいわゆるブレイクアウト手法と呼ばれる、ポイントとなる価格を抜けたところでその流れについていくというものです。
私の場合、ポイントとなる価格はおもに前日の高値・安値、東京時間の高値・安値、欧州時間以降の高値・安値と、状況に応じて変わります。
ブレイクアウト手法ではブレイクしたと見せかけてまた戻る、というダマシが多いところが問題点。
このダマシを回避するために過去のチャートを検証しながら、チャートがどういった形状の時はダマシになる確率が低いのかというのを探しています。
相場に絶対はないので、ダマシを100%回避することは不可能ですが、途中からMACDも判断基準に入れたり、1回目のブレイクでは入らないというルールを追加するなどしているのですが、いまだに模索中です。
葉那子流、高確率のエントリー法!
ただ、これまでのトレードの中で比較的確率が高い勝ちパターンがあります。
それは、エントリー方向に4時間足と1時間足の3本のSMAがない状態の時です。
こういう時はトレンドが明確に出ている状態のため、その方向のブレイクでエントリーすると素直に順行してくれることが多い気がします。
損切りに関してはストップロスの逆指値を毎回入れています。
損切り、利食いのルールは?
まずはエントリーしたら-20pipsのところへストップロス注文を入れ、それから直近の安値や高値、5分足のSMAを見ながら微調整します。
また、利が乗ってきたらトレイリングストップのように少しずつストップロスを移動していきます。
大体20pipsほどの含み益が出たところで建値へ動かします。
利食いはエントリーポイントから60pips。
これは私のこの手法の元となっているブロガーさんのルールをそのまま使っているため、この数値となっています。
時には60pipsで利食いをしたあと、さらに50pips順行したということもありますが、これはルールなので割り切るようにしています。
早い時は1時間で利食いできることもあれば、6時間以上保有してもなかなか60pipsに到達しないこともあります。
エントリーするまではチャートを見ながらいろいろと考えますが、エントリーしたあとはただ結果を待つだけです。
納得のいくエントリーができれば、損切りになるか、ターゲットに届くかはどちらでもいいと思っています。
重要なのは、納得のいくエントリーを続けてトータルで利益を残すことで、1回1回の結果にはあまり固執しないこと。
ただし、この手法はエントリーポイントが限られていて、なおかつブレイクするまで辛抱強く待つ必要があります。
欧州時間以降、チャートにずっと張り付いていることができればいいのですが、なかなか今の私の生活環境では難しいのが問題点です。
なので、もう少し長いスパンでのトレード手法も探さなければいけないと思っているのですが、今でもトレードのできそうな時はこの手法を使っています。
手法を大きく変える必要はないかもしれませんが、時間足を長くしてみたりするなどして、工夫してみようと思います。
【葉那子のトレード報告 2012年10月22日(月)~10月26日(金)】
1勝1敗1分
勝ちトレード:豪ドル/米ドル +49.8pips(+1986円)
負けトレード:ユーロ/米ドル -15pips(-598円)
引き分けトレード:ユーロ/米ドル +3pips(+119円)
合計収支:+1507円
口座残高:10万867円
元本復活しました。
3カ月で+867円というのもさびしい気はしますが、マイナスではないだけよしとしましょう。
10月23日(火)の豪ドル/米ドルは夕方17時前にショートでエントリーし、決済したのは夜中の1時前でした。
ターゲットの60pipsになかなか届かなかったので50pipsで利確。
保有し続けていれば結果的に60pipsに到達していましたが、ポジションを持ったまま寝たくなかったので決済しました。
次回は、私が2年もの間、ずっと見て自分の投資手法の参考にしている(というか、ほとんどそのまんま)、私のあこがれのブロガーさん・FxBさんの登場です!
FxBさんはこれまでメディアの取材がNGでしたが、ザイFX!がメディアとして初めてお話をうかがうことができました! みなさん、楽しみにしていてください。

(「カリスマブロガー・FxBさんに聞いた!(1) メディア初登場! 著名ブロガーの素顔とは?」へつづく)
(取材・文/葉那子 撮影/和田佳久)
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0.18~1.4銭 | 0.48~1.00銭 | 0.38~2.80pips | 34ペア | 1通貨 |
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スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
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ユーロ/米ドル | ||||
スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.4銭原則固定 | 0.3pips原則固定 | 51ペア | 1000通貨 |
※米ドル/円・ユーロ/円は、日本時間午前10時~翌午前4時のスプレッド | ||||
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スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.4銭原則固定 | 0.3pips原則固定 | 38ペア | 1000通貨 |
※米ドル/円・ユーロ/円は日本時間午前10時~翌午前4時、ユーロ/米ドルは日本時間午前9時~翌午前3時のスプレッド | ||||
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スプレッド(取引コスト) | 通貨ペア数 | 最低取引単位 | ||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル | ||
0.2銭原則固定 | 0.4銭原則固定 | 0.3pips原則固定 | 30ペア | 1000通貨 |
※日本時間9時~翌27時までの時間帯に適用されるスプレッド。スプレッドはすべて例外あり。ユーロ/円・ユーロ/米ドルは、2023年2月4日までのキャンペーンスプレッド | ||||
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