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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル円100円突破には材料不足、
目先はレンジ取引に徹するしかなさそう

2013年04月25日(木)15:22公開 (2013年04月25日(木)15:22更新)
持田有紀子

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 昨日はアジア時間でドル円が99.75まで上サイドを攻めたが、やはり100円台乗せというのは無理だった。かなりの量の100ちょうどをストライクレートにしているプレーンオプションがあるようだ。そしてG20以降の値動きがこうなっては、ますますそのアマウントも増えてくるというものだ。

 オプションからのヘッジ売りが100円ちょうど手前から増えていく、それは100円ちょうどを越えても減らないと思われるので、100円ブレークにはもっと大きな材料が欲しいところとなった。これが週末の日銀会合なのかと言えば、それは可能性が薄い。前回にドカっと大きな政策変更を示したために、ここでマイナーチェンジするわけにもいかないだろう。したがって当面は売りと買いとの短期的な需給に振らされることになる。

 昨日の夕方にかけて大手の生保が今年度の資金運用のプランを発表していたが、確かに外債に振り向けるポーションを増やすとは言っているものの、やはり現在の水準では二の足を踏んでいるようだ。押し目があったら買いたいという程度のことだ。ドル円の100円突破のために参考にはならない。それでも発表直後からはドル円の腰が強くなり、欧州時間を通じてドル円は99円台のミドルアッパーを維持した。

 私も100円手前では売っていこうと構えている。99.80アッパーが理想的だが、そこまで上がらなくても、下がりっぱなを叩きたい。具体的には99.45割れなどだ。そのためにはマーケットのリスクのあり方も変わらないといけないだろう。欧州株や米国株がここ2日間で大きく値を飛ばしているが、これが反転、下落に向かうようであれば、安心してドル円やユーロ円を売っていける。

 ニューヨーク市場が始まっても米国株は小動きだった。企業決算がマチマチで、マクロ経済指標である耐久財受注は悪かった。リスク的にどちらに反応していいのかわからず、かといってすでに米国株は今年の最高値圏まで戻ってきているので、高値警戒感もあって容易に高値追いは出来ない局面でもある。外部環境がこうでは為替相場も狭いレンジにスタックせざるをえない。海外市場では東京時間よりもさらに狭いレンジ取引となった。

 本日のアジア時間でも、ドル円はやはり重かった。日本株など海外市場での高値も超えてき来たにも関わらず99円台ミドルをキープするのが精いっぱいという感じだった。東京市場の終り頃になると99円台も割れそうな気配である。リスクテークに伴うクロス円の上昇でユーロドルも1.3060近辺まで上昇してずっとしっかりだったが、欧州時間にはスペインの失業率なども出てくるので反動が出てくることもありえる。

 そして今晩もエクソンモービルやUPSなど米企業決算が発表される一方で、失業保険の経済指標が発表される。ただマーケットはちょっと食傷気味なので、上手い具合に反応しきれないような感じがする。しかるに欧州市場での何か波乱もなければ、為替相場もレンジを抜けきれないかもしれない。目先のドル円はレンジ取引となることが予想される。


日本時間 15時00分
 


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