本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『金融市場のリスク許容度』、そして『7日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
・23時00分:米)製造業受注指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)貿易収支
・10時45分:中)HSBCサービス業PMI
・13時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・17時30分:英)サービス業PMI
・18時00分:欧)小売売上高
・翌7時45分:NZ)第2四半期失業率&就業者数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日要因
・欧州の大手金融機関の決算発表→ウニクレディト、クレディ・アグリコル、その他
・米国の主要企業の決算発表→AMD、ディズニー、コーチ、その他
・7日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・ウクライナ情勢
・パレスチナ情勢
・中国の景気動向への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
本日は、5日の五十日で、[豪)RBA政策金利&声明発表]が行われる。
また、7日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える。
米国の経済指標は、ISM非製造業景況指数がメイン。
その他、製造業受注指数も発表される。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
7月中旬から相次いでいる米国の主要企業の決算発表は米国の株式市場への影響力が大きい。
先週の為替相場は、先週末と同レベルでスタートした後は、ドル買いが優勢な展開となり、ドル円は上値を試して上昇&ユーロドルは下値を試して下落した。そ の後、水曜日(7月30日)に行われたFOMC結果発表では、発表直後はドル買いの流れが加速したものの、次第に失速して揉み合いとなった。そして、週末 金曜日(8月1日)には米国の雇用統計が発表されて、その悪い結果を受けて全面的にドル売りが加速した。
週明けの為替相場は、先週末の終値よりも多少のドル買いヨリでスタートした後は、ドル円もユーロドルも小幅レンジ内での揉み合いとなっている。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、金融市場のリスク許容度、ウクライナ情勢やパレスチナ情勢などによる地政学リスクなどが主な焦点。
本日は特に、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、7日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える点に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)貿易収支
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・10時45分:中)HSBCサービス業PMI
→発表での影響は大きめ。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。直近では、特に豪ドルが影響を受けやすい傾向にある
・13時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→例え内容にサプライズがなくても、今後の金融政策への思惑で変動のキッカケになりやすい
・17時30分:英)サービス業PMI
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きい
・18時00分:欧)小売売上高
→その発表内容ヨリも、欧数勢が動き出すキッカケとして注視
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
・23時00分:米)製造業受注指数
→本日の米国のイベントは、米国の経済指標はISM非製造業景況指数がメインで、製造業受注指数も発表される。
その他のイベントは特にない。
直近で為替相場の主な変動要因となっている米国の株式市場と米国の長期金利の動向は引き続き注視すべき要因。
7日(木)には[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える。
5日の五十日。
・翌7時45分:NZ)第2四半期失業率&就業者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
■8月4日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼ウクライナ情勢
▼パレスチナ情勢
▼中国の景気動向への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の金融政策への思惑
▼今週(8/4~)に→オーストラリア、日本、英国、欧州の金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼来週(8/11~)に→日本の議事録公表が予定(金融政策発表はなし)
▼[米)FOMC政策金利&声明発表](7月30日・水)明け
▼[米)雇用統計]の発表(8月1日・金)明け
▼今週(8月7日・木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ時期
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ時期
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8月5日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・5日の五十日 ・欧州の大手金融機関の決算発表→ウニクレディト、クレディ・アグリコル、その他 ・米国の主要企業の決算発表→AMD、ディズニー、コーチ、その他 ・7日(木)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える |
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08:30 | 豪)AIGサービス業指数 | × | - | 47.6 | ||||||||||
10:30 | 豪)貿易収支 | ◎ | -20.00億 | -19.11億 | ||||||||||
10:45 | 中)HSBCサービス業PMI | ○ | - | 53.1 | ||||||||||
13:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
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16:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 56.6 | 56.6 | ||||||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 54.4 | 54.4 | ||||||||||
17:30 | 英)サービス業PMI | ◎ | 58.0 | 57.7 | ||||||||||
18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | ±0.0% | ||||||||||
+1.4% | +0.7% | |||||||||||||
23:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | AA | 56.5 | 56.0 | ||||||||||
米)製造業受注指数 | B | +0.6% | -0.5% | |||||||||||
米)IBD/TIPP景気楽観指数 | C | 47.3 | 45.6 | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)第2四半期失業率 | ◎ | 5.8% | 6.0% | ||||||||||
↑・就業者数 | +0.7% | +0.9% | ||||||||||||
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米・雇用統計の発表後の方向性を見極めるまで、様子見
米・雇用統計の発表後の方向性を見極めるまで、様子見
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