ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

雇用統計でも値動き限定的な為替相場、
静かに進むドル安を要ウォッチ!

2016年11月05日(土)15:34公開 (2016年11月07日(月)14:23更新)
持田有紀子

今井雅人は資金5倍トレード達成!米ドル/円の攻めトレードが成功したのには理由があった!

 先週の金曜日に発表された雇用統計は、就業者数が予想に届かず悪かった。その一方で失業率は4.9%と、予想と同じ。しかしインフレ目標で重要さを増している平均時給はプラス0.4%と、予想を上回った。つまりどちらつかずの結果となったわけである。

 そのお陰でドル円も一日を通じても50ポイントほどしか動かなかった。雇用統計の前後を挟んでの動きとしては、異例に小さい値幅だといわざるをえない。

 これは大統領選という特殊事情を抱えているので、仕方のないところである。これは雇用統計が出る前からわかっていたことで、金曜日の海外市場では動きは鈍いものだろうと想定されていた。不透明感を増してきた大統領選のほうがイベントとしては大事なのである。

 私も動かないだろうと予想していたので、積極的に相場に手を出すことはしなかった。ここはゆっくりと成り行きを見守ってからでも良いだろう。待つのも相場で、ちゃんと取りに行けるまで我慢すべきだろうと考えた。

 11月になってはっきりしてきたことは、ドル安が進んだことである。ユーロドルもドル円も、週間のドル安水準でとどまっている。12月利上げはほぼ完璧に織り込まれているのだが、トランプ氏の攻勢が、マーケットに不安を与え続けているのだろう。

 米国株は9日続落となった。これは1930年以来のことだそうだ。つまり世界大恐慌のとき以来ということだ。それだけの大きな激震を予感させることが、これから起こってもおかしくはないという意気込みで今年の後半の望まないといけない。


日本時間 12時30分
 

外為どっとコム
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トレーディングビュー記事 jfx記事 経済指標速報記事
トレーディングビュー記事 jfx記事 経済指標速報記事
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る