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 半導体関連の株価調整が継続している。トランプ氏が次期大統領にほぼ確実だと言うことになって、それが対中政策や通貨政策がどうなるかを先を見込んでの動きだ。そのうえ金曜日には東京時間から世界的なシステム障害が起こり、それの原因がマイクロソフトのセキュリティシステムになるのだとわかるまで半日以上もかかった。

 それが相場にさらに重しを加えたのだ。サプライチェーンなどで中国への一極集中が経済安保的に問題だと言われているなか、情報産業も小数の企業群に集中し過ぎたことのリスクの表れではないのだろうか。

 経済指標がなかったので、そのほかの相場は静かだった。為替相場ではユーロドルはほとんど動かずで、1日の値幅も30ポイントほどしかなかった。ドル円も前日に突っ込んだ155円台前半から回復した後の、157円台を中心にした値動きに終始した。

 そして週明けは未明から、いや明けていたかもしれない、バイデン大統領の選挙からの離脱が伝えられた。離脱しないと議会選挙などでも困るというので、どうせ時間の問題であるとは考えられていた。しかし先週はかなり選挙に出ることに拘っていたようにも見えたので、民主党内の混迷が深まっていたところだ。

 残り３ヶ月ほどの期間でハリス副大統領が候補になるということだが、それが政治の不透明さにつながるのか、それとも先が見えるようになってきたと解釈すべきなのか。今日の朝のマーケットでは株価は大きく反転・上昇してリスクオンとなっている。これは今晩の海外市場での消化具合も見極めたいところである。

日本時間 15時15分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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