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 前日の引け後に出たグーグルとテスラの決算はアナリスト予測よりも良い利益を実現していた部分もあったのだが、それを契機に米国株は大きく下げることになった。中でもハイテク関連の下げがきつい。そのリスク回避の流れにともない、クロス円は再び下落。ドル円も153円台の前半まで突っ込んで、日本円は全面高の状態となっている。

 株価はEPS（１株利益）とPER（収益率）のかけ算である。EPSは実績のようなもので、PERは期待値だとも言える。アナリストが予想するのはEPSの方である。このEPSが予想を上回ると株価は割安だと言うことで上昇するものとされる。

 しかしPERのほうが高過ぎた。通常は15倍くらいが適正だとされているが、それが30倍とか80倍まで買われているものが多い。こちらのほうが調整が進まず、実績であるEPSが出た段階で、割高なPERが修正される圧力にさらされることになるのだ。

 ところでドル円は昨日も重たかった。ユーロ円でも投げ売りが順次、出てくるので、ドル円の下攻めはやむことはなかった。昨日は155円を下回ってきていることでもあり、ようやく私もドル円で売り参戦する事ができた。やはりながらく続いた円売り意欲は簡単には捨てられない。にわかであっても臨時的にドル円をベア転した。

 後は節目・節目で突っ込み売りしていくのが、ドル円での正攻法となろう。大台割れであるとか、GDPなど大きめの経済指標の直後でショートメークしてみるの面白い。

日本時間 15時30分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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