ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

西原宏一_メルマガ取材記事
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

相場のサインを見逃すな! 米ドル/円の
ダマシを事前に見極める方法とは?

2017年01月06日(金)17:38公開 (2017年01月06日(金)17:38更新)
陳満咲杜

【LINE FX】1000通貨単位、業界最狭水準のスプレッドで取引できスマホからの取引に徹底的にこだわったサービス内容で初心者におすすめ!

■米ドル/円のダマシを事前に見極める方法はあったのか?

 米ドル/円に関しては、目先、「ダブル・トップ」の構造が鮮明になっている以上、しばらく米ドルのスピード調整(反落)が続くと思う。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(出所:Bloomberg)

 ところで、新年早々の1月3日(火)に、米ドル/円は118.61円を一時打診、2016年高値118.66円に近づいていただけに、「だまされた」方が多かったのではないかとも推測される。

 では、これを事前に見極める方法はないのだろうか。相場において断言できる事柄は皆無に近いが、比較的確率の高い方法はあると思う。

 トランプ氏が米大統領に当選して以来、大きく売られてきた金との比較をすれば、米ドル/円の高値づかみを回避できたのではないかと思う。

 要するに米ドル/円の高値トライがあっても、米ドル建て金の方が底割れの気配さえ示さなかったので、「トランプ・ラリー」以来、非常に高い逆相関性を示してきた両者の「背離」が米ドル/円の「ダマシ」を暗示していたわけだ。

金価格VS米ドル/円 日足
金価格VS米ドル/円 日足

(出所:Bloomberg)

 同じ構造が、ドルインデックスと金の「背離」からも観察される。 

金VSドルインデックス 日足
金VSドルインデックス 日足

(出所:Bloomberg)

■相場のサインを丹念にフォローしていくことが重要

 ちなみに、ドルインデックスは2017年1月3日(火)にて、いったん高値更新となったが、ザラ場において急速にその上昇幅は帳消しとなり、下のチャートにて記しているように、2016年12月15日(木)、20日(火)、28日(水)高値に対するブレイク自体が「フォールス」、すなわちダマシであることを示唆していた。 

ドルインデックス 日足
ドルインデックス 日足

(出所:Bloomberg)

 同サインの確認は、翌日(4日)に3日(火)安値を割り込んだ時点ですでに確認されたわけだから、サインの読み取りは、必ずしも難しいとは言えなかった。マーケットの「異変」に驚かされる場合、往々にして我々自身が相場のサインを見逃したケースが多い相場のサインを丹念にフォローしていくことが重要であろう。

 今晩(1月6日)の米雇用統計次第で、また一波乱が想定されるが、ドルインデックスにおける「トリプル・トップ」の構造が否定されない限り、同指標が良くても米ドル高は限定的なのではとみる。市況はいかに。

外為どっとコム
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
jfx記事 トレーディングビュー記事 キャンペーンおすすめ10
jfx記事 トレーディングビュー記事 キャンペーンおすすめ10
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る