ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

西原宏一_メルマガ取材記事
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル円113円台割れは回避、
米税制改革のゆくえがキーポイント

2017年11月10日(金)17:13公開 (2017年11月10日(金)17:13更新)
持田有紀子

【副業FXで勝つためのメルマガ】田向宏行さんのFXメルマガは儲かるのか? ダウ理論の転換トレードで検証したらこうなった!

 昨日は東京時間で日本株は激しい値動きとなった。日経先物は25年ぶりの高値である23000円台に乗せてスタート。その後にまったく押し目らしい押し目を作らずに、値段はグイグイと伸びた。

 そして午前場の終了時には日経先物は23300円台に乗せてきて、なおも高値張り付き。しかしグローベックスの米国株はまったく動いていない。また為替相場でドル円もほとんど動いていない。ということはあまり質のよくない面々が調子に乗って日経先物にビッドを入れているだけだというのが明らかにわかる。

 つまり要りもしないのに買っている人々だけだということだ。海外勢は外部環境の変化が見られないところに買い出動はしないので、フローは出ていないはず。日本人だけなのである。

 あとは買い玉が尽きるのを待っているだけなのだが、12時ちょうどには23400円台に乗ってきたときが契機となった。VWAPなどの定時の値決めも意識されたのだろうが、それが済むとそこから相場は急反落。トップから900円も落ちることとなった。

 ファンダメンタルズも伴っていないし、為替や海外株などが同時進行的に動いていないのだ。まさしく空中戦だったのだ。スマートな投資家たちも売り場を探っていたようで、下がりっぱなを大量に出動したようである。

 これを転換期と見て、私もドル円を売ってみた。動いていないので不気味なのだが、とりあえず113.88でショートに。あれだけ意味もなく上がってきた日本株が下げに勢いを増してきたのだ。目の前でドル円の動きが鈍くても、そのうち下がるだろうという期待は持てる。

 欧州序盤では113.50を割り込んできたものの、たかだかそれだけであった。マーケットが本格的なリスク回避になっていないということの表れだ。日本株の大幅下落はローカルな話だということなのだろう。

 次の注目はニューヨーク時間の昼にも出てくるとされている上院の税制改革案だ。これまで段階的に減税するとか、1年先送りとか、つまり今年はやらないという方向の話ばかり出てきていたが、トランプ政権においてのやる気の本気度を試すことにもなる重大な局面だ。

 ニューヨーク序盤では不安心理からもリスク回避が進んだ。しかしドル円は113円台を割り込まない。そうこうしているうちに113.35を超えてきた。私はその時点でポジションを手じまった。市場に恐怖感が感じられないからだ。

 米国株も下げてはいるが、これまで上げてきた分に比べるとゴミみたいなものである。政策をやらないのであればリスクはかなり大きいはずだ。株価ももっと大幅に下げてもらいたいところだが。

 発表された上院の案では、予想通りに法人減税は1年先送り。その代わりに住宅ローンと医療保険に関する控除はそのまま変えないで残すということだった。これが安心感を与えたようだ。米国株は下げていた分をほとんど取り戻してニューヨーククローズを迎えている。

日本時間 16時30分


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年7月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

外為どっとコム
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
田向宏行 人気FX会社ランキング 経済指標速報記事
田向宏行 人気FX会社ランキング 経済指標速報記事
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る