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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

リスクテークの口実がいくつも、
ドル円110円割れ回避ユーロはトップオフ

2018年01月18日(木)15:58公開 (2018年01月18日(木)15:58更新)
持田有紀子

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 昨日は東京時間でムーディーズが日本の引き締めはないだろうと観測記事を流したことで、市場にリスクテークの流れが戻ってきた。その直前のニューヨーク市場では米国株の急落があったので、心配された日本株の崩れも限定的なものにとどまった。

 ドル円は年初から下げ続けているので、ブルの人々はどこかで買いたくて仕方がなかったところだ。そこにムーディーズのオピニオンが出たのだから、それに飛びついた格好となった。アジア時間でもドル円は底堅い動きとなって、110円割れは回避された。

 一方でユーロドルもアジア時間に1.23台に触ったりしている。そこでは機械的なストップロスが誘発する形となって、買い戻しの勢いが増して1.2321まで高値を付けた。しかしアジア時間に着けるユーロドルの端っこというのはアテにならないものとされている。

 これは相場のジンクスでもある。アジアなのだから米ドルにもユーロにも無縁のはずだという考えである。だから海外市場ではその反対方向を攻めることが多い。案の定、30分くらいでユーロドルはズルズルと下がってきて、1.23台をキープすることはかなわなかった。

 私もジンクスに乗りたいところだ。別にドルブルというわけではない。仮に1.2290で売ってショートにしても、その損切は1.2322においておけばよいというだけのこと。近くに損切りが設定できるし、年初から売られてきたドルの買い戻しの調整が起こってもよそそうだと判断したからだ。

 あとはマーケットにゆだねるしかない。ユーロドルの下げは意外ときつく、1.22台の中盤をも下回ってきた。私は1.2245で買い戻したが、それでもまだ下がりそうだ。そして海外市場に入って、アメリカの金融大手の企業決算が出た。GSとBOAだ。結果も含めて、ガイダンスはいずれも失望ものとなった。

 しかし悪い結果はある程度は予想されていたことでもあったろうか、その後の米国株はそれほども値崩れを示さず、むしろ買い遅れている人にとっての絶好の買い場となったようである。ライアン下院議長が2月中旬までの暫定予算案を提示したのが、リスクテークの材料にされたようである。

 ミクロ指標よりもマクロ指標のほうに反応しやすい、最近のマーケットの性向を素直に反映したものだ。米国株はその後も堅調な地合いが続き、終盤にはベージュブックの中で賃金の上昇圧力がかかっていると指摘されたものだから、それを材料に外国為替市場ではドル高が進んだ。ユーロドルは1.21台に突入。ベージュブックでこんなに反応してしまうのは、実に久しぶりのことだ。

 今晩はたくさんの経済指標が出る。それらに対して一喜一憂の展開となるだろう。しかし気になるのは、アジア時間でややリスクテークの突っ込み過ぎが一服したことだ。そうしたリスク調整がまだ続くのか、それともリスク許容度は再び増大するのか。それを米国株のレベルを確認しながらのポジショニングとなる。


日本時間 16時00分


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