■米ドル/円の当面のレンジは105~110円か
悪材料が出ても下げない米ドル/円は、まだしばらく、底堅い展開になるのではないかと思いますが、貿易戦争懸念が燻り続けるため、上値も重い展開となり、まだ膠着した相場が続きそうです。
【参考記事】
●米中の貿易問題はチキンレースの様相へ! 米ドル安続きそうだが新年度入りには注意(3月27日、バカラ村)
下げ渋っていることから、4~5月程度の期間であれば、105~110円ほどのレンジ内で推移しそうです。

(出所:Bloomberg)
短期的には、もし今週末(4月13日)に向かって上昇しているようなことがあれば、週明け(4月16日)は下がりやすい動きになるのではないかと考えています。
【参考記事】
●米ドル/円はまだ大底を付けていない! 一時的に上昇しても長続きしない理由は?(4月3日、バカラ村)
■米ドル/加ドルがヘッド&ショルダーを形成!
4月9日(月)は、NAFTA(北米自由貿易協定)の再交渉に進展が見られたこともあり、加ドル高が進行しました。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/加ドル 1時間足)
以下の日足チャートに示していますが、テクニカル的には、米ドル/加ドルは3月に1.28加ドルをネックラインとしたヘッド&ショルダー(※)を形成しつつありました。3月の時点では1.28加ドルの水準はサポートとなっていました。
(※編集部注:「ヘッド&ショルダー」はチャートのパターンの1つで、天井を示す典型的な形とされている。人の頭と両肩に見立てて「ヘッド&ショルダー」と呼び、仏像が3体並んでいるように見えるため「三尊」と呼ぶこともある)

(出所:Bloomberg)
これが、今月(4月)に入って1.28加ドルのネックラインを下抜けしてヘッド&ショルダーが完成。そして、昨日(4月9日)はリターンムーブが発生して、1.28加ドルがレジスタンスであることが確認されました。3月までサポートであった水準がレジスタンスに転換したのです。
このようなことから、米ドル/加ドルはテクニカル的なターゲットとして、1.25加ドルまで下がる可能性があります。
米ドル/円やユーロ/米ドルは膠着していますが、5月に向けてNAFTAの交渉が進展する可能性もあるため、米ドル/加ドルは売り方向ではないかと考えています。
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