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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

米利上げ1回分吹き飛ぶ、
経済イベントよりユーロの動き注視!

2018年05月30日(水)15:38公開 (2018年05月30日(水)15:38更新)
持田有紀子

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 週明けは米英休みの中、月曜日には日本人だけがリスクテークして喜んでいたことになる。株価で比べると中国やインド株は落ちているのに、日本株だけ下げが小さい。それが日本人しか買わない証拠だろう。北朝鮮問題が前進したことを先食いしようとしたようであるが、市場の関心はイタリア問題にあった。組閣ができないのである。

 それは早々にクレジット市場に現れた。本来ならば統一通貨なのだから、国によって受信枠には差はないはず。しかし過去のギリシア問題のときと同じようにイタリア債が売られだした。

 ついさっきまでマイナスの利回りゾーンでプレイしていた短期債が、プラス圏に浮上。またドイツの10年債とかは利回りが0.2%とかなのに、つまり円債とほとんど同じなのに、イタリア長期債は3%台に前進。これではマーケットは震え上がるしかない。

 為替相場ではユーロが急激な下げを演じることとなった。ユーロドルもユーロ円も年初来の安値水準にいるのだが、そこから売り込んでいくのに、大して心理的な負担は少ない。当然、もっと下がるだろうと感じているからだ。

 私も久しぶりにユーロ円のショートで参入。126円台で売っていっても怖くはない。また相場が下がってフェイバーになっても、そこから追撃売りしていくのも容易だった。それだけユーロ円相場の戻りは鈍かったということだ。

 イタリアが問題になっているといっても、それは欧州の一地方でしかない。ニューヨーク時間に入ってからのほうが、金利相場は直撃をうけた。米英は連休明けである。ドルの短期金利が23ベーシスも急低下したのだ。これだけの値幅が動いたのは、かなり久しいことだ。

 利上げ1回分が吹き飛んでしまったのである。せっかく年4回の利上げまで織り込んできていていたのに、年3回のほうが可能性が高くなった。正常に3カ月ごとに利上げをするペースを守るのだというコンセンサスが破れたことになる。それもあってマーケットはいっそうのリスク回避に傾き、米国株は大幅安へとむかった。

 ニューヨーク時間の午後からの一段安は強烈だった。リスク回避が鮮明となり、ドル円は108.11まで下げたと同時に、ユーロ円も124.62まで差し込んでいる。私もタイトストップで何度もユーロ円を買い戻したりもした。

 しかしピラミッディング的にポジションを増やして益出ししたときのほうがはるかに大きく、最終的には124円台まで付き合う羽目となってしまった。まあ、こんなことは1年に1回か2回しかない。儲かっているときは寝ないでもやれということだ。損が出てしまったことで懸命になって取り組む人がいるが、それは逆である。

 さて今晩はADP雇用指数やGDPの改定値が出る。しかしマーケットの関心は完全にイタリア金利とユーロ安に集まっている。トランプ大統領の発言ですら、影が薄くなりつつある。ましてや経済指標はパススルーされることになるだろう。

日本時間 15時30分

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