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太田忠
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ECBが自ら手足縛った以外は想定内、
ドル強含みだがイベントなし

2018年06月18日(月)15:58公開 (2018年06月18日(月)15:58更新)
持田有紀子

今井雅人は資金5倍トレード達成!米ドル/円の攻めトレードが成功したのには理由があった!

 先週に大きなイベントが通過した。まずは米朝会談だが、これはアメリカ側がというよりも、トランプ大統領がものすごく北朝鮮にたいして譲歩したように映った。つい先ごろまでけなしていたのが、いつの間にか百年の知己のような関係みたいな言いようのトランプ大統領。

 そもそもアメリカは北朝鮮との2国間協議をひたすら拒んできた。2国間の直接協議を希望していたのは北朝鮮の側である。アメリカがそれを嫌って6か国協議の場とかを設けたりしていたのだが、これでは完全に北朝鮮の希望通りとなってしまっている。とはとはいえ、これらの態度はサプライズではなく、実に想定内のことだった。

 米朝サミットの結果がマーケットに及ぼした影響は、教科書通りに地政学的リスクの薄まりということでリスクテークに傾いた。本質は何も解決されていないのに、あの笑顔で乗せられている振りをしている状況だ。米国株も欧州株も3カ月ぶりの高値圏まで値を戻してきている。それにあわせてドル円も強い。

 一方で金利会合も相次いだ。アメリカが利上げ路線は明確だったので、予想通りの結果となった。年4回の利上げというのも6月に入った時点ではマーケットに完全に織り込まれていたので、新しい発見はなく、確認するだけにとどまった。

 日銀は何もしないことが予想されていたが、まさしくその通りとなった。ちなみに黒田総裁が任期中のむこう5年は、日本の金融政策はまったく変わらないものと思われている。

 ECBはどう出てくるかが不確かなところもあったため、マーケット的には最も材料視された。量的緩和の終了を明確にししたものの、来年の夏までは利上げしないということで手足を縛った格好になった。

 私としてもユーロはもっと上方向を見ていたのだが、ドラギ総裁の利上げに対する消極的ともとれる態度のおかげで、ユーロは軟化。再び年初来の安値水準をアタックするところまで、ユーロドルは値を下げてきている。

 今日はイベントがほとんどない。しかし金曜日に再燃した米中貿易の問題が市場を混乱させることになりそうだ。

日本時間 15時30分

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