6月27日(水)■『米中貿易戦争懸念によるリスク回避の流れの行方』と『米国の長期金利の動向』、そして『主要な株式市場の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米中貿易戦争懸念によるリスク回避の流れの行方』と『米国の長期金利の動向』、そして『主要な株式市場の動向』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
・23時00分：米)中古住宅販売保留
・23時30分：米)週間原油在庫
・24時00分：米)クオールズFRB理事の発言
・25時15分：米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の発言
・26時00分：米)5年債入札
に注目が集まる。

米国以外では、
・17時30分：英)カーニーBOE総裁の発言
・28時00分：加)ポロズBOC総裁の発言
・翌5時00分：NZ)RBNZ政策金利＆声明発表
注目度の高いものの発表はない。

経済指標及び要人発言以外では、
・スポットレベルでの6月・月末での最後の営業日(月末・四半期末)
・明日(28日)に、RBNZ金融政策発表控える
・主要な株式市場
・米国の国債市場と長期金利
・米中貿易戦争懸念
・米国の金融政策
・トルコの政局
・トランプ政権による発表や決定及び発言
・金融当局者や要人による発言
・北朝鮮情勢
・欧州の金融政策
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策
・イタリア債務
・英国のEU離脱
・欧州の政局
・新興国リスク
などが重要となる。


★★★

本日は、スポットレベルでの6月・月末での最後の営業日(月末・四半期末)。
また、明日(28日)にRBNZ金融政策発表控える。

本日の米国の経済指標は、[耐久財受注＆【除輸送用機器】]と[中古住宅販売保留]がメイン。
一方で、経済指標以外のイベントは、[週間原油在庫]の公表や[5年債入札]の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。

今週の為替相場は、週初から米中貿易戦争懸念が高まった事によりリスク回避の流れが優勢となって、ドル円は一時109円半ばまで下落し、ユーロドルは1.17前半まで上昇したが、昨日の欧米市場で反発が優勢となって、ドル円は110円前半まで上昇し、ユーロドルは1.16半ばまで下落している。

本日は、米中貿易戦争懸念によるリスク回避の流れの行方と米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、主要な株式市場の動向や米国の金融政策への思惑、金融当局者や要人による発言、北朝鮮情勢、トランプ政権による発表や決定及び発言、6月の月末要因(月末・四半期末)などにも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・21時30分：米)耐久財受注＆【除輸送用機器】
・23時00分：米)中古住宅販売保留
・23時30分：米)週間原油在庫
・24時00分：米)クオールズFRB理事の発言
・25時15分：米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の発言
・26時00分：米)5年債入札
→週初から米中貿易戦争懸念によるリスク回避の流れが加速したが、昨日のNY市場で一旦反発
ここからは、引き続き、米中貿易戦争懸念によるリスク回避の流れがどうなるかがキモ
ただ、根底には米国の追加利上げ観測による金融市場への影響があると思われ、為替相場的には、米長期金利でのドルの方向性と合わせて見極めたい局面
米国の経済指標や中長期国債の入札は金融市場が動くキッカケやブースターになりやすい


■6月25日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(6/25～)に、ニュージーランドの金融政策の発表を予定
▼来週(7/2～)に、オーストラリアの金融政策の発表と米国の議事録の公表を予定
▼トルコ大統領選挙＆総選挙(24日実施)明け
▼6月の月末・四半期末要因
▼主要な株式市場
▼米国の国債市場と長期金利
▼米中貿易戦争懸念
▼米国の金融政策
▼トランプ政権による発表や決定及び発言
▼北朝鮮情勢
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油と金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼イタリア債務懸念
▼日本の金融政策
▼欧州政局不安
▼新興国リスク
▼英国のEU離脱

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6月27日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・スポットレベルでの6月・月末での最後の営業日(月末・四半期末) ・明日(28日)に、RBNZ金融政策発表控える
07:45		NZ)貿易収支	△	+1.00億	+2.63億
10:00		NZ)ANZ企業景況感	△	-	-27.2
		↑・ANZ企業活動見通し		-	+13.6
17:30		英)カーニーBOE総裁の発言	◎	要人発言
19:00		英)CBI流通取引調査	×	+10	+11
20:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	+5.1%
21:30		米)耐久財受注	AA	-1.0%	-1.6%
		↑・耐久財受注【除輸送用機器】		+0.5%	+0.9%
		米)卸売在庫【速報値】	C	+0.2%	+0.1%
23:00		米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比]	A	+0.5%	-1.3%
				-	+0.4%
23:30		米)週間原油在庫	AA	-	-591.4万
24:00		米)クオールズFRB理事の発言	A	要人発言
25:15		米)ローゼングレン：ボストン連銀総裁の発言	BB	要人発言
26:00		米)5年債入札	AA	360億ドル
28:00		加)ポロズBOC総裁の発言	◎	要人発言
翌 06:00		NZ)RBNZ政策金利＆声明発表	◎	1.75% 据え置き	1.75% 据え置き
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

[27日9時過ぎの時点]
■デイ＆スキャル・トレード基本戦略
→押し目でのロングを回転する事で利益を狙う(109円前半～110円半ばでのレンジを想定)
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし

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[27日9時過ぎの時点]
■デイ＆スキャル・トレード基本戦略
→様子見
■スイング・トレード基本戦略
→様子見
・持ち越したポジションはなし

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