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西原宏一・大橋ひろこの「FX&コモディティ(商品) 今週の作戦会議」

ユーロ/円の戻り売りが良いと考える理由は?
中国の痛み大きい貿易戦争でも豪ドル高!?

2018年08月06日(月)16:55公開 (2018年08月06日(月)16:55更新)
西原宏一&大橋ひろこ

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■日銀の政策調整で住宅ローン金利は上昇へ

注目された先週(7月30日~)の日銀会合は、おおむね事前にリークされていた内容のとおりでした。


サプライズとしては「当分の間、現在の極めて低い長短金利の水準を維持」と期間を示すフォワード・ガイダンスを導入したこと。


「当面の間」については3年程度がコンセンサスとなっているようです。これが「隠し玉」となり、発表直後に株高・円安となりました。

【参考記事】
日銀は長期金利上昇を条件つきで容認! 米ドル/円の下値余地は徐々に拡大へ…(8月2日、西原宏一)

あわせて長期金利の変動幅を拡大しましたが、この影響はどうでしょうか?

キャップ(上限)はついてはいますが、日銀が現行よりも高い金利水準を容認したことになるので円高要因となります。


また、為替とは関係ありませんが早速、住宅ローン金利を引き上げる銀行が出てきました。住宅ローンを抱えている人、検討している人には気になるところですね。

日本の長期金利(10年国債利回り) 日足
日長期金利(10年国債利回り) 日足

(出所:Bloomberg)

■貿易戦争、中国の「弾切れ」は近いか

米中貿易戦争では、中国が新たな対抗措置を発表しました。

追加関税第1弾の340億ドル、第2弾の160億ドルに対しては中国も同額の報復関税を発表しましたが、今回はアメリカの2000億ドルに対して中国は600億ドル。弱腰となりつつあります。

中国の「弾切れ」も近いんですね。

4-6月期のGDPが4.1%だったように米国経済は絶好調。貿易戦争では米中ともに痛みを被りますが、より痛みが大きいのは中国です。


共和党系の人たちは「今の米経済が好調さを保っている時が中国を攻めるチャンス」と見ているようです。

米国のGDP成長率の推移

(出所:Bloombergのデータを基にザイFX!編集部が作成)

■中国が困るのに、豪ドル高になるシナリオとは?

今回の中国の発表で注目したいのが、対象品目にLNG(液化天然ガス)が加わったこと。これは自分の首を絞めることになりかねませんよね。

自国に不可欠なものに高額の関税をかける、というのは滑稽といえば滑稽ですね。

写真はLNGを運ぶ輸送船。中国は報復関税の対象品目にLNGを加えたが、これは首を絞めることになりかねないか… (C)Bloomberg/Getty Images

写真はLNGを運ぶ輸送タンカー。中国は報復関税の対象品目にLNGを加えたが、これは首を絞めることになりかねないか… (C)Bloomberg/Getty Images

電力をまかなうためには、LNGを他国から買うか、別のエネルギーに切り替えるしかない。ところがLNGは長期契約が主でスポット市場にはあまり出ません。


ここからは私の妄想ですし、長期的な話になりますが、もし、LNGの調達が困難となった場合、石炭に切り替える可能性があります。


そのときに輸入先として浮上するのが北朝鮮やオーストラリア。北朝鮮は経済制裁中ですから、オーストラリアから石炭輸入を増やすのなら豪ドル高の要因となるかもしれませんね。

豪ドル/米ドル 日足
豪ドル/米ドル 日足

(出所:Bloomberg)

次ページでは日米新通商協議や今週の戦略の話題が…)

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